自分で環境を作ってしまう
例えば、私はフリーランスとしてRPAのエンジニアをしています。
私は開発が好きなので、上流の仕事をしたいと思っていません。
ですが、同じフリーランスの人で上流の方が単価が高いので、上流工程に移りたいという人がいました。
フリーランスでは上流の案件がないという問題がありました。
これはどうすることできない難しいことです。
私の知り合いは、「だから一旦会社員に戻ろうか」と考えているとのことでした。
私はこれを聞いて、ないなら作れば良いのにと思いました。
普通は今ある環境で勝負をしようとします。
それで悩んでしまうんですね。
YouTubeに芸能人が参画してきたから、既存のYouTuberが悩んでいます。
「だったら新しい動画プラットフォームを作れば良いのに」と思います。
環境が要因で今問題が起きているのであれば、その問題を壊す環境を作ってしまえば良いんですね。
それがビジネスになるということです。
ないなら作るにニーズがある
例えば「映画館でしか見れない映画を自宅で見ることができないかな」と思っても普通はしょうがないから映画館へ行こうとなると思います。
でも今Amazonのジェフ・ベゾスさんが一生懸命自宅でも公開中の映画見れるように環境を作っています。
AppleMusicも同じです。
ウィニーなどで不正にダウンロードされていた音楽を不正じゃなく、ダウンロードできるサービスを作れば良いじゃんとなったのがきっかけではないでしょうか。
もしもやりたいのに、諦めてしまう要因が環境であるなら、それを払拭するサービスを作れば良いんです。
環境を作っている時に問題ができたら?
先ほどあげたように上流工程ができるフリーランスの案件がないなら、作れば良いと言いましたが、それができないからないのではないかと悩む人がいます。
タイムマシーンも実現できるし、死者とも交流できます。
できないのではないかと言っている人は、できないと勘違いしているだけなんですね。
ではどうすればできるのか考えなければなりません。
どうしてフリーランス案件に上流工程の案件がないのでしょうか。
それは上流工程をするのはプロパーだという常識があるからです。
でもそんな常識は間違えている可能性はないでしょうか。
上流工程もアウトソースすれば、プロパーはもっと高位な仕事に没頭することができます。
そういう提案の仕方でアプローチしていけば、上流工程でもフリーランスでやっていけるかもしれません。
実際にフリーランスで上流工程をしている人は現状でもいます。
スキルがないのであれば、開発者で入って、上流工程までやってみれば良いんですね。
やり方はいくらでもあります。
ただやる前に諦めてしまっているだけなんです。
諦めてしまう理由はなにか
長くなってしまったので、ここら辺で切り上げますが、もしも諦めてしまいそうな自分がいるのであれば、諦めてしまいそうになっている理由は何なのかを考える必要があります。
もちろん時間的制約があるなら、できるところまでトライして、取捨選択することが求められると思います。
ですが、制限時間がないのあれば、諦めてしまう理由を探ることが重要です。
諦めてしまう理由が自分のスキルであれば、勉強すれば良いですし、それが時間的問題であれば、もう少し時間をかければ良いだけです。
あるいは環境がないのが要因であれば、まずは迂回してできることをする。
そして最後には環境自体を自分で作ってしまうんです。
諦める人は自ら諦めてしまっています。
それは諦めるという選択をしたからです。
本当に諦める選択をするべきでしょうか。
今より幸せになれるのではないでしょうか。
だとしたら、そんなに簡単に諦めてはいけません。
もしも諦めそうになったら、冒頭でお伝えしたエジソンの1万回失敗したエピソードを思い出してください。
あなたはおそらくまだ100回も失敗していないのではないでしょうか。