『俺のスカート、どこ行った?』が予想以上に面白かった!(あらすじ・ネタバレ)『GTO』以来の見応えある学園ドラマ!

ドラマ

6話あらすじ

今回は明智秀一(永瀬廉)と里見萌先生(白石麻衣(乃木坂46))の話のようです。

明智に関する部分は、青色で囲っています。

豪林館学園高校では、近々進路説明会と授業参観が開かれることになりました。

明智はその話を聞いて、急に機嫌が悪くなりました。

駒井和真(堀家一希)は、明智の異変に気付きフォローしますが、明智はずっと曖昧な返答を繰り返します。

駒井が明智に父親の話をすると、それだけでキレてしまいます。

明智にとって父親はとても嫌な存在なのかもしれません。

里見先生は、医者の娘で見合いの末の結婚をするようです。

里見先生の家族は言いたいことを言い合えない関係なのかもしれません。

それに引き換え原田先生の家族はいつも言いたいこと言い放題ですw

明智の住む家に、父親の純一(板尾創路)がやってきます。

純一は黄色いサングラスをした、とても癖のある人物です。

純一は明智が嫌がっているのに、強引に家に入れろと言ってきます。

明智は一人でアパートに住んでいるようです。

(このアパートの家賃はどうなっているのでしょうか。)

純一は授業参観のチラシに気づきますが、何も言いません。

どうやら純一は刑務所に入っていたようで、お金を借りに来ただけのようです。

里見先生は学校に退職届を提出します。

本当は辞めたくないのですが、父親に辞めるよう言われたのでしょう。

原田先生は里見先生の悩みを知ります。保健室で偶然里見先生の話を聞いてしまったのです。

原田先生は里見先生に、本当に好きな人と結婚するよう説教してくれます。

ハンコなんか押すなと言ってくれるのです。

里見先生は原田先生に助けを求めますが、「まずは自分で解決しなさい」と言われてしまいます。

その日の晩、里見先生は婚姻届に自分の名前を書くことを拒否します。

結婚相手の医師の財前(戸塚純貴)は、良い人っぽく、里見先生の父親・靖夫の前では里見先生の気持ちが落ち着くのを待つと言います。

財前が帰ると、靖夫(小木茂光)は、先生の気持ちなど受け付けず、式は予定通りにあげると言います。

靖夫は自分が安心するために、娘の自由を奪い早く結婚させたいと思っているようです。

靖夫はそれが里見先生のためだと思っているのです。

授業参観の日、明智の父親・純一がなぜか原田先生の授業にやってきました。

原田先生は少し違和感を感じたようです。

授業終わった後、明智と純一が口論しています。

純一は、明智に学校を退学し金を稼ぐよう躾けたのかもしれません。

(この件については、7話以降で明らかになります。)

里見先生はやはり、父親に抵抗するのを諦めたようです。

教師たちに結婚のことを公表します。

原田先生もそれを聞きつけます。

里見先生は、父親の圧力に負けてしまい結婚を決断しました。

もう諦めるしかなかったのです。

でも心はそれを許していませんでした。

里見先生は原田先生の前で涙を流してしまいます。

それを見た原田先生は、式の当日に何かしてくれるようです。

嫌な状況でも、日常は予定通りに進んでいき、式当日になります。

原田先生は、ウェディングドレスを着て、結婚式へやってきます。

原田先生は里見先生の父親・靖夫に、「娘の幸せを用意するというのは間違っており、父親なら娘の幸せを認める気持ちを用意しろ」と言ってくれます。

しかし父親は「好きな人と結婚しなくても幸せになれる」と言い返してきます。

「世の中の人の大半はみんな妥協して結婚してるんだ」と。

原田先生は、そんな幸せを諦めるようなことを親が言うのは間違えていると言います。

「親が勝手に娘の幸せをのはおかしいことだ」と言うのです。

靖夫はかなり頑固そうなので原田先生は、里見先生に判断を委ねます。

里見先生は、「結婚をやめたい」と、自分の気持ちをきちんと伝えることができました。

原田先生は、里見先生をウェディングドレスのまま学校に連れてきます。

続きはぜひ、Huluでご覧ください。

めちゃくちゃ感動するので、ぜひ見てください。

7話あらすじ

学校では明智秀一(永瀬廉)が辞めることが噂になっています。

父親の純一(板尾創路)は、仕事場に紹介すると言って明智の住むアパートに朝からやってきます。

前回までのおさらい
明智の父親は、刑務所から出所したてのようです。
ダメな父親は息子である明智に金をせびりにきます。
そんな親を持った明智は、心を病んでしまっているように見えます。
明智の父親は、息子の将来を考えず、高校を中退し働くよう指示します。
原田先生はちょっとした違和感を感じましたが、まだその全容には気づいていません。

明智は学校に退学の話をしに行くと、反抗しますが純一は暴力で抑え込もうとします。

【回想】
純一はもともとは真面目に働いていたようです。

ですが、脱税が原因で逮捕されます。

良さそうに見えた父親はとても自分勝手な人でした。

「会社経営は綺麗事じゃない」と意味のわからないことを言います。

純一は息子である秀一に正論をぶつけられると、暴力で威嚇してきます。

母親も暴力を振るわれました。

おかしくなってしまった父親を目の当たりにした、母親は家を出ていきます。

その時に秀一は母親から200万円を受け取りました。

母親が家を出て行った後も、父親は明智に暴力をふるい続けます。

母親は秀一に自分の居場所を伝えましたが、秀一が尋ねてもそこに母親はいなかったようです。

父親に居場所を突き止められてしまったのかもしれません。

秀一は母親にも騙されてしまったように感じてしまったのではないでしょうか。

金だけ渡され親に裏切られた秀一の心は凍りつきます。

秀一はそれがきっかけで、大人を信用できなくなってしまったのかもしれません。

長井あゆみ(松下奈緒)は、父親の純一に話を聞きにいきます。

長井は父親がおかしな人だと気づき、原田先生に相談に行きます。

原田先生は明智を救うため、一肌脱ぐ決意をします。

東条正義(道枝駿佑(関ジャニ))は、明智がサッカー部を辞めたのは父親の逮捕の影響で、アルバイトをしなければいけない状況になったからだと知ります。

ずっと明智の気分で辞めたと誤解していた東条は、明智と仲直りしたいと原田先生に言ってくれるのです。

虐められていた若林優馬(長尾謙社(関ジャニ))は、明智が謝ってくれたら考えると言います。

原田先生は明智を含めた2年3組の生徒全員と純一(明智の父親)を、ボクシングジムのような場所へ呼び出します。

原田先生は純一と秀一にボクシングで対戦させ、負けた方が勝った方の言うことを聞くゲームをやってもらいます。

ドラマなので強引に、2人はこのゲームに参加することになりました。

純一が勝ったら明智が辞めた働く、秀一が勝ったら借金帳消しです。

ボクシングの試合は始まりました。

純一は秀一を殴り続けます。

秀一はなぜか全然やり返しません。

秀一は殴りたくなかったのです。

殴ったら純一と同じ部類になってしまう。

人を殴るような奴にはなりたくないと思ったのかもしれません。

殴られて辛い思いをして、傷つけられた人の気持ちを思い出したのです。

秀一は今まで若林を精神的に苦しめてきた自分の行為を後悔します。

秀一はやっと自分が悪いこと(父親と同じことをしてしまっていたこと)をしていたことに気づいたのです。

自分の悪行に気づいた秀一は、純一を決して殴りません。

そして秀一は若林に謝罪します。

純一は秀一をボコボコに殴って勝ってしまいますが、レフリーは原田先生なので引き分けとなりますw

原田先生は「本当は秀一が勝ってるけど、引き分けにしてあげた」と言ってくれます。

原田先生は引き分けだからと言い、秀一に代わり純一と戦うことになります。

原田先生は純一をボコボコにします。

(結局喧嘩が強い人が問題を解決してしまう展開は、かなり微妙です。現実はそんなにうまくいきませんので。
ここは原田先生が負けて欲しかったです。)

原田先生が純一をボコボコにして、格の違いを見せてくれましたが、それでも秀一は原田先生を信じてくれません。

予定通り学校を辞めると言うのです。

明智は大人や友人を信用できなくなっているのです。

信用していた父親は自分勝手で、母親はすぐに新しい男を見つけてどこかに消えてしまいました。

信じなきゃいけない両親を信用できなくなった秀一は、もう誰のことも信じられなくなっていたのです。

そんな明智を前にしても原田先生は諦めません。

「自分を殴ってもいいけど、俺は絶対に明智を殴らない」と言ってくれます。

明智がいくら殴っても原田先生は殴り返しません。

「気絶するまで殴ってみろ。だけど俺は絶対に気絶しない」原田先生はそう言って体を張ってくれます。

明智の手は震えていました。

人を殴った明智の手は大きく震えていたのです。

原田先生はすっかり腫れてしまった顔で「人を殴ってこんなに震えているあんたは、あの父親と全然違うよ」と言ってくれます。

原田先生は信用できる大人もいることを、明智に伝えたかったのではないでしょうか。

この後、この問題は収束します。

続きはHuluでご覧ください。

【7話感想】明智が簡単に寝返っちゃった

私は『俺スカ』が非常に好きだったのですが、やっぱり暴力で解決しちゃう学園ドラマは陳腐だと思いました。

原田先生はかなり強くてヤンクミみたいですね。

GTOの鬼塚もすごい強いですよね。

でも実際今の時代暴力で解決したらアウトです。

強さなんてなんの武器にもなりません。

武士の世界じゃないんです。

最後原田先生は明智を信用させるため、暴力を振るわれても耐えて殴り返しませんでした。

それで約束を守る大人像を教えようとしました。

そんな大人を目の前にしたら、「この人逆に信用できない。ドラマの見過ぎだろ、だっせえ」と普通は思うと思います。

明智君くらい心を真っ黒にしてしまった子どもがこんなに簡単に人を信用しません。

私はころっと変わりすぎたと思いました。

この明智問題は2週にまたいでも良かったと思います。

ボクシングの試合で賭けをしようという原田先生の提案に、明智と父親の純一なら馬鹿馬鹿しいと言って、出て行くのではないでしょうか。

現実ならそれが普通です。

ボクシングが始まっても普通なら明智が若林に謝ることもありません。

現実なら明智は父親を殴るでしょう。

それが高校生です。

このシナリオはちょっと無理矢理感があったように思います。

原田先生には父親との勝負で負けて欲しかったし、明智を諭しても明智は学校をやめて欲しかったです。

それが現実で、そこからが原田先生の本当の勝負が始まるのではないでしょうか。

かなり期待をしていましたが、なんだか甘い結果になったので残念です。

8話あらすじ

8話のメインテーマはセクシャルマイノリティと原田先生の病状です。

8話あらすじはこちらへ

9話あらすじ

9話もLGBTのことが話題になっています。あと正義とは何か?上に立つ人間とはどういう人か?などもテーマだと思います。

9話あらすじはこちらへ

10話あらすじ

10話のあらすじは、こちらです。

感想として良いこと悪いことをどう捉えるかも書きました。

『俺のスカート、どこ行った?』感想

私は脚本がとてもすごいと思いました。

屋上から飛び降りようとする学園ドラマは今までにたくさんありましたが、「屋上から飛び降りてみろ」と言うドラマは今まで見たことがありませんでした。

むしろ原田先生は「飛び降りろよ」と吹っかけます。

「飛び降りて原田先生がクビになったらお前は幸せか?」と聞くのです。

「だったら飛び降りれば良い。けど飛び降りたときにお前はもう死んでるけどな」と。

原田先生は全部が周りの生徒のシナリオの一環だと見抜いた上で、けしかけたのです。

この時点で只者じゃない感を感じました。

しかも原田先生は若林を本当に飛び降りさせます。

そのほうがインパクトがあると思ったのでしょうか。

まあ普通の学校では絶対にできない展開です。

ですが、ドラマだからできる設定だからこそ面白かったです。

この展開を描いた脚本家は誰なのでしょうか。

『俺のスカート、どこ行った?』脚本家

ドラマ『俺のスカート、どこ行った?』の脚本家は2019年現在25歳の超若き天才・加藤拓也です。

25歳でゲイで女装家のおっさんのセリフを書けるのは普通ではありません。

しかも日テレの土曜日のドラマ枠で、”ピンで脚本を担当できる25歳”って本当にすごい才能だと思います。

そのクオリティは長年ドラマを見てきた私でもすごいと思えるものでした。

この方の今後の展開がとても気になります。

永瀬廉が上手い!

『俺のスカート、どこ行った?』には、King & Prince(キンプリ)の永瀬廉さんが出演されています。

永瀬さん演じる明智秀一は、原田先生が担当する2年3組のボス的生徒です。

周りのみんなは明智が怒るのが怖いのか、ビクビクしている感じです。

明智には誰にも口出しできないというオーラが出ていました。

キンプリというと、平野紫耀さんや岸優太さんが天然キャラで目立っていますが、永瀬廉は演技がすごくうまく凄みがありました。

クラスのボス的存在も全然違和感なく演じていたので、なんだか大物感があります。

キンプリの時は全然そんな雰囲気がなかったのですごく意外でした。

ジャニーズは人の素質をしっかり見抜いているのだと感心しました。

ジャニーズが多い

『俺のスカート、どこ行った?』には、永瀬さんの他に、主要メンバーとしてジャニーズが出ています。

生意気キャラの東条正義は、道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)が演じています。

マスク高校生の若林優馬には、なにわ男子/関西ジャニーズJr.の長尾謙杜が演じています。

なにわ男子は、すでにドラマによく出ている、西畑大吾さんが所属するまだ無名のジャニーズJr.によるグループです。

道枝駿佑さんも長尾謙杜さんも非常に演技が上手く、ゴールデンのドラマでも充分やっていける実力がありました。

ジャニーズのパワーはすごいですね!