『あなたの番です』犯人は誰?犯人でないとおかしい人はわかりました。推理バトルは始まっています!

ドラマ

このドラマは未完成

このドラマは、企画・原案が秋元康さんというところ、半年に渡ってドラマが継続するところが結構重要だと思います。

秋元康さんはAKB48をプロデュースしていますので、今の若者の嗜好をよく知っています。

当然ツイッターやTikTokなどのSNSにも十分な知識があるでしょう。

ですので、ドラマがSNSで話題になることを知っています。

これほどSNSが活用される時代だと、犯人が誰なのか考察文が出回ることを知っていたはずです。

これがこのドラマの裏企画だと考えることができます。

誰でも怪しく、犯人のように描くことができれば、まだ書かれていない回の脚本はいくらでも書き換えることができます。

それを想定して、半年間の放映期間にしたと考察すれば、SNSで話題に上がった人は犯人から外すということができるのです。

ですので、SNSで犯人だと話題に上がった人は、犯人候補から外れる可能性が高いです。

脚本家の気持ちになれば、犯人がバレることだけは避けたいです。

ですので、この推理は信憑性があります。

4話からキャラクターの描き方が変わった

4話からキャラクターの描き方に変化が生じました。

手塚翔太(田中圭)のサイコパス発言がなくなった

3話までは手塚翔太(田中圭)の発言が変だと話題になっていましたが、4話から手塚夫妻の会話がまともになりました。

5話では翔太はとても良い人のように描かれています。

4話以降、翔太は別人のように描かれ始めたのです。

翔太は、菜奈ちゃんが交換殺人ゲームをしたことを本当に知らなかったように描かれています。

そして菜奈ちゃんが書いた殺したい人の名前を翔太は知りません。

これにより、明らかになったのは、菜奈ちゃんが誰を殺したいかを、翔太が知らないということです。

(本当に交換殺人ゲームのことを知らなかったのかどうかはわかりません。視聴者を騙している可能性があります。

しかし、菜奈ちゃんが誰の名前を書いたかを推理していたので、「菜奈ちゃんが誰の名前を書いたか」を翔太は知らないはずです。)

ドラマは事故を避けるために、放送話の2話先か3話先を制作していることが多いです。

そう考えると、1話放送後にSNSの反応を見て、4話で構成が変わった可能性は大いにあります。

予想以上にネットで話題になってしまったので、手塚翔太(田中圭)の怪しさを拭いたかったとも考えられます。

ちなみに5話以降から、ドラマの難易度がかなり高くなりました。

今までは視聴者をあまり巧妙にミスリードしなかったのですが、ネットで考察が始まったのを知ってから、結構難易度が高まりました。

制作側で脚本の修正を入れたのではないでしょうか。

手塚菜奈(原田知世)がもっと怪しくなった

手塚翔太(田中圭)の怪しさを払拭したのに、手塚菜奈(原田知世)の怪しさは増しました。

菜奈ちゃんは、細川朝男(野間口徹)と結婚中で、まだ離婚していないという事実がわかりました。

細川さんはかなりヤバイ人なので、菜奈ちゃんが殺したい人は、細川さんである可能性があります。

これはどういうことなのでしょうか。

今後の展開に大きく関わることだと思いますので、後ほどきっちり考察します。

藤井淳史(片桐仁)の怪しさがなくなった

4話では藤井淳史が犯人説を打ち消してしまいました。

動機がないから一切疑われないと、豪語しました。

しかし、警察は依然怪しんでいます。

藤井の潔白を視聴者に信じ込ませようとしているところが逆に怪しいので、藤井淳史(片桐仁)の主犯説も浮上させた方がいいと思います。

頼りなかった刑事が冴えた

4話までは刑事のバカっぷりが全面に出ていましたが、刑事の下の方が急に冴え出しました。

そして、榎本正志と刑事は、関係性がないということを押し出しました。

榎本正志はそもそも警視庁すみだ署生活安全課の課長なのだそうですね。

殺人事件を担当する人ではないようです。

5話以降からマンション内で刑事が捜査をし始めるので、殺人事件は困難になります。

監視カメラと警察の捜査が加わり、どんどん殺人難易度が上がっていきます。

榎本正志を全く描かなくなったので、脚本家目線からするとやはり怪しさが増します。

犯人の素質がある人

犯人の素質がある人が、2人います。

絶対に犯人ではあり得ないと誰もが思う人が2人いるのです。

脚本家からすると、その人を犯人にしたくて仕方がないのではないでしょうか。

この点から考えて、手塚夫妻を犯人だと思っている人がたくさんいます。

ですが、それはちょっと面白くない展開だと思いますので、のちに書いていきます。

赤池幸子(大方斐紗子)は意外性大

それよりも怪しい人物(犯人の素質のある人)が1人ます。

それは赤池幸子(大方斐紗子)です。

赤池さんは老人なので、まさか犯罪を犯さないと思います。

それに足が悪いですよね。

体力的にも絶対に無理です。

しかし彼女は非常に卑怯で、ずる賢いです。

頭がかなりキレます。

私は彼女なら、赤池夫妻を操ることもできるのではないかと思っています。

この考察は脚本家の目線で書いただけなので、全然信憑性がありませんが、意外性としてはピカイチです。

4話ではやはり赤池幸子(大方斐紗子)にスポットが当たりました。

もし赤池夫妻が死んでいるとなると、赤池幸子が殺したことになるでしょう。

ですが、窓は開いていました。

ですので、犯人が別にいる可能性もあります。

もしも赤池幸子が全ての犯罪の主犯であるとすれば、赤池夫妻を殺したのちに、窓を開けたのでしょう。

管理人を殺したのは赤池夫妻(操ったのは幸子)で、そのことを自首するとでも言い出した可能性があります。

それで、幸子は2人を殺した。

石崎洋子(三倉佳奈)は犯人ぽくない人

赤池幸子(大方斐紗子)の他にも、視聴者がノーマークな人が1人います。

それは石崎洋子(三倉佳奈)です。

石崎洋子(三倉佳奈)は、常識人で一般的な女性ぽく描かれています。

3話までは犯人ぽいことは全然しませんでした。

そもそも住民会のシーン以外で、あまり出てきません。

しかし、私が引っかかるのは、手塚夫妻が引っ越してきた日に一番初めに手塚夫妻と対面したのが、石崎洋子(三倉佳奈)の家族だということです。

石崎洋子(三倉佳奈)がもしもサイコパスだとしたら、どんな人が引っ越してきたのかを把握する必要があります。

なぜなら、これから誰かを殺そうとしているからです。

となると、引っ越ししてきた人を真っ先に見たくなるはずです。

脚本家としても、主人公と犯人の対面を始めに描きたくなるのではないでしょうか。

この時点では自分だけが知っていることなのですから。

>>石崎洋子(三倉佳奈)が犯人かどうかの考察はこちら

ちなみに犯人を演じるにはかなりの演技力が必要です。

ドラマでは実力のある人が犯人になることが多いです。

ですので、袴田吉彦さんが犯人の可能性は大いにあると思います。

手塚夫妻が犯人であることはありえない

ネットに書かれているように手塚夫妻が犯人である可能性はあります。

もちろん、管理人を殺すことが不可能かというと、そうではありません。

ですが、もし手塚夫妻が犯人だとしたら、衛星アンテナで吊るす必要は一切ありません。

また、あんなバレそうな殺し方は絶対にしないのです。

ミステリー小説が好きなら、もっと確実にバレないよう細工します。

どんな名探偵にもバレない確実性のある殺し方をすると思うので、衛星アンテナで事故に見せかけるリスクは犯さないのです。

ただ、ドラマなので可能性としてはいくらでもあります。

2人がサイコパス同士なら、辻褄の合う会話がたくさんあるのです。

手塚翔太は、いつも手塚菜奈を自分のセリフで支配しようとします。

とても自分勝手な考え方が多いのですね。

これはサイコパスの特徴です。

サイコパスはサイコパス同士に惹かれるという理論もあるので、手塚菜奈がサイコパスだから、2人が惹かれ合っているということも考えられます。

しかし手塚夫妻が犯人なら、不可能なことがいくつもあるので、ちょっとその線は薄いように私は気思います。