「サムライ8(エイト)八丸伝」3話ネタバレ・感想・考察〜父親は何者か?〜

漫画

「サムライ8(エイト)八丸伝」の連載が始まって3週目になりました。

やはり人気が高いようで、掲載順は常に始めの方です。

コミックの発売日などはまだ発表されていませんが、早くも待ち望む人が多いのではないでしょうか。

久利生
久利生
こちらでは、漫画が大好きな私が、「サムライ8(エイト)八丸伝」3話のネタバレ・感想・考察を公開していきます。

「サムライ8(エイト)八丸伝」3話ネタバレ

2話で暴れていた、悪党どもが八丸がやってきた「夜叉流忠道場」へ向かっています。

近くの町では結構な被害が出ているようです。

八丸が「夜叉流忠道場寮」の外へ出ると、早太郎に気づいた寮生が近づいてきます。

早太郎のようなキーホルダーを携えていることは、侍である証のようです。

八丸のような年齢の者が侍になるのは非常に珍しいようで、寮生が八丸をもてはやします。

そんな光景を見て、引きこもりの武士君(八丸は”ナナシ”と読んでいます)はまた自信をなくしてしまいます。

それに友達だと思った八丸は魅力的な人なので、すぐに自分以外の人にちやほやされました。

自分なんてもう忘れているかもしれません。

八丸はナナシがいなくなったことに気づきます。

その時、大きな爆風が八丸たちを吹き飛ばしました。

あの悪党たちがとうとうやってきたのです。

悪党は、珍しい「侍の玉」を探しているようです。

寮生たちは先生を探そうとしますが、悪党どもは容赦無く八丸らを攻撃してきます。

八丸は逃げずに立ち向かおうとしますが、なぜか刀が抜けません。

それでも大砲を撃ち抜く悪党どもの攻撃を、早太郎が守ってくれます。

八丸の刀は、なぜか自分のではありませんでした。

爆風の最中、違う人の刀を間違えて持っていたのです。

(侍の刀にはIDが付いているため、他人の刀を抜くことができなくなっているようです)

八丸はなぜかナナシの刀を持っていたようです。

ナナシが爆撃の中へ飛び込んでいき、刀を抜くしか方法はありません。

ですが、ナナシは影で隠れいるだけで、八丸を助けることはできないようです。

ナナシが躊躇しているのを余所目に、他の寮生が八丸を応戦します。

彼らは悪党が乗る戦車を切りかかるのです。

しかし簡単に戦車が切れるはずもありません。

それを見てナナシは、ようやく八丸を助けにいく決心をしたようです。

ナナシの助けで、八丸は刀を抜くことができました。

八丸は刀で悪党が打つ球を真っ二つにします!

そしてナナシと八丸は共に、悪党に立ち向かうのです。

切れるはずがないと思っていた戦車は、見事に真っ二つに切れました!

(八丸強すぎ!)

悪党を倒した二人は、”侍の友達”になります。

ナナシは立派な侍になると誓うのです。

八丸は宇宙の果てでナナシを待つと約束してくれます。

その頃、八丸の家では達麻さんが、八丸に隠されていた侍魂の格が異常に大きいことに疑問を抱きます。

それから八丸には何か他にはないパワーがあると達麻さんは思っていたようです。

そんな子どもを持つ父親は何者なのでしょうか?

「サムライ8(エイト)八丸伝」3話感想

「サムライ8(エイト)八丸伝」は、SFチックないろんなルールがあって、面白いと思いました。

ワンピースも「悪魔の実」や「懸賞金」でルールを作り、物語の柱にもしています。

サムライ8にも、侍と武士の違いや、IDがないと刀を抜けないなどのルールがあります。

これらは普通の世界にはないルールですよね。

刀を携帯する習慣がないので、IDなどつけるはずもありません。

でも、岸本斉史さんはそういうことを想像し新しい要素に組み入れています。

想像力がないとこういうことを思いつくことはできません。

なぜなら日常にないルールなので、よく考えないと思いつくことができません。

こういう物を思いつくということはとても難しいことです。

漫画にもいろいろありますが、才能のある漫画家はこのように世界を面白くするアイデアを思いつくことができるのではないでしょうか。

「サムライ8(エイト)八丸伝」3話考察

久利生
久利生
ここからは、映画が大好きで脚本家を目指したことのある私が、3話の内容を考察していきます。

3話には結構たくさんキーワードが出てきました。

まず父親がすごい人かもしれないというのが、達麻さんの発言で明らかになりました。

これはネットでも話題になっています。

八丸の父親が、八丸の体に隠していた「血吸(ちすい)」という侍魂は、とても強い力を持っているようです。

それに八丸自身にもかなり強いパワーがあるようです。

八丸の父親は何者?

そんな八丸を子に持つ父親もきっとすごい人だというのは、容易に推測できます。

4話以降で、その秘密が明らかになるのでしょうが、ここではその前に考察していきます。

父親は、八丸の体に侍魂を隠していました。

そしてその体は家につながれていました。

(八丸は病気だったので、仕方ないという設定です)

しかしこれは少しおかしいことかもしれません。

侍魂を隠すために、八丸をサイボーグにし、家から出られないようにしていたという可能性もあるのです。

これは推測なので、信ぴょう性は薄いのでご注意下さい。

ちなみに父親は全然強くありません。

父親は浪人に抵抗することができませんでした。

つまり侍ではないということです。

では何者なのでしょうか。

この話の大枠は世界に散らばった7つの鍵を探すことです。

達麻さんは1話の冒頭で「師と話していた人物(君)」ではないかと思います。

(よく見るとシルエットがかなり似ています。)

>>こちらは1話のネタバレとか変わる部分ですので、読んでいない人は1話のネタバレをご覧ください。

1話の最後で残る鍵は6つとも言っていました。

つまり1つの鍵は八丸だったのです。

となるとそんなすごい重要なものを持っている人が、八丸の父親だということになります。

これはどういうことなのでしょうか。

八丸の父親はもしかすると、重要な侍と繋がりがあるのかもしれません。

そしてそのツテを頼りに、物語は進んでいくのではないでしょうか。

次に会うのは、2つ目の侍魂を持つ人物です。

八丸の父親はある人物から、八丸の魂を託された可能性があります。

その人は亡くなっているか、生きているのかどちらかでしょうが、八丸の父親がその人に信用されていたのではないかと思います。

果たしてどうなるのでしょうか。

続きが気になります。

オオカミ侍

悪党の兄貴が打つ大砲を八丸が防御するので、兄貴は八丸のことを「”オオカミ侍”なのか?」と疑うシーンがあります。

この”オオカミ侍”とは何なのでしょうか。

オオカミは1匹オオカミと言われることがあります。

オオカミの写真

単独で行動するオオカミのことかもしれません。

ということは、侍は単独ではなく、集まって行動するものなのではないでしょうか。

これからたくさん侍に会うことになると思いますが、それらの人たちは複数で固まって暮らしている可能性があります。

ナナシは女?

ナナシが八丸に、好意を抱いているような発言をしました。

「今度はケーキ型の戦車じゃなくて、ケーキ入刀をしたい」なんて恥ずかしいことを言うんですね。

ナナシは自分のことをボクといっているので、男だと思っている人が多いですが、本人は2話で男か女かもわからないと発言しています。

なので、男かどうかはわかりません。

ナナシは女の可能性もあるのです。

ナナシは女だから、勇敢な八丸に恋をしたとも考えられます。

ネットで出回っているBL説はないと私は思います。

もちろんあってもいいのですが、ここでBL化するのにはメリットがないでしょう。

普通の男女の関係の方が都合がいいと思います。

ただここでBL要素を匂わせるのは話題になるのでいいのです。