コード・ブルー 第3話 ネタバレ

ドラマ

今回のテーマは医者どんな状況であろうと、患者の命を優先する仕事だということ
なぜなら命があれば、人はどんな状況も乗り越えられるからだ。
だけど、患者が命よりも大切なものを失うとき、医者はどうすべきなのか。

 

あらすじ

運ばれてきた患者は渓流で足を滑らせ、頸椎を損傷した有名な料理人・緒方だ。

そんなとき、男性・秋元さんが倒れているという通報を受ける。
白石(新垣結衣)、冴島(比嘉愛未)、灰谷(成田凌)が現場へ向かう。

 

すぐにヘリへ乗せて処置は病院で行うと報告する。

灰谷はずっと落ち着かない様子だ。

ヘリの中で患者が嘔吐し、冴島の脚に嘔吐物がかかってしまう。

容態が変わる冴島はすぐ倒れてしまう。

白石も視界がぼやける。

灰谷は窓を開けた。

白石がすぐに毒物に汚染された可能性がると報告すると翔北ではそれに備える準備で大変だ。

帰ってきた白石と灰谷はすぐにシャワーを浴びる。

冴島は意識を失っている。

患者は毒物を飲んで自殺を図った可能性がある。

しかしなんの毒なのか、今は突き止めることが難しい。

症状としてはめまい、嘔吐のほか、顔面紅潮、呼吸促進、頻脈(ひんみゃく)などが生じている。

匂いはなかったと白石が言っている。

このことから サリン CSガス VX ルイサイト マスタード シアン 一酸化炭素 有機リン ホスリン クロロピクリンが可能性としてあげられた。

早く処置をしないと冴島が助からない。

藤川(浅利陽介)が藍沢(山下智久)にすがりつく。
白石に何かわからないかと問う。
しかし白石はわからないとう表情を見せる。

そこで、頼りない灰谷が甘酸っぱい匂いがしたという。

それで形勢は逆転する。

毒物はシアンであると確定し、すぐに処置を始まる。

処置を終え、秋元さんは意識を取り戻す。
秋元は有名な研究者だがライバルが出現して今はうまくいっていないという。

妻の前でなぜ自分が死のうとしたかを説明しているのを聞いて
緒方が「そんなことで自殺するような人は頑張っても何もできない」と言う。

 

そういう緒方に腹が立ち「どんなに優れた精神力を持っている人でも
時に精神を傷つけ自殺を図ることもある」と言う。

「あなたももし、手が動かなくなったら、どうなるかわからない」と
緒方は「わからないという、そうなっていないから。だけど、俺はまた厨房に立つ」と
緒方はもう二度と包丁を握れないのだ。

秋元は落ち着き、一般病棟へ移ることになる。
自殺はもう考えていないという。

しかし、飛び降りてまた自殺を図った秋元。

内臓に大量出血があり、かなり溜まっている模様。

輸血をしているが、オペ室までもたないため、すぐに処置をする。

切開し、内臓に溜まった血を手で、減らしていく。

出血箇所は見つけたが、なかなか出血が止まらない

大量に輸血をしているが体温が35度まで下がっている。

開腹したままガーゼを内臓に詰めて、一旦、患者の容態の回復を待つことにする。

ガーゼパッキングをして、一旦ICUに運ぶのだ。

1日経ったのち、ガーゼを綺麗に剥がし、出血が止まったことを確認した藍沢たちは手術の成功を告げる。

ガーゼを剥がす際はゆっくり行わないと、内臓の血管がまた切れてしまい、ガーゼパッキングのやり直しになるそうだ。

冴島も意識を回復する。

医者の処置について

 

秋山さんは死にたがっていた。
だけど、また助けた。

秋山さんにとってこれが正解なのかはわからない。

しかし冒頭でもあったように、命があれば、どんな困難も乗り越えていくことができる。

命よりも大切なものを失うもの以外は。

藍沢は手足を自由に動かせなくなる可能性のある少女を手術するかどうか考えていた。

彼女は天才ピアニストだ。

 

 

彼女が手を動かせなくなると、生きる意味があるのか。

術後、灰谷はヘリで何もできなかった臆病者の自分は医者に向いていないと言い出す。

白石は「藍沢先生だって、臆病者なのよ。秋山さんの処置で藍沢先生は臆病だから、一旦ガーゼパッキング様子を見たの。
医者は臆病じゃなければやっていけない。少なくとも臆病だからということで医者に向いていないとは言えない」と言うのだ。

 

 

「お前はシアンの匂いを感じることができる4割の人だ。お前がその4割の人であったことで
今回は患者を救うことができた」と藍沢は言う。

医者は処置も難しいが、向いてる向いてないを判断することも難しい。

なぜなら、そこには人の命が関わっているからだ。

もしかすると医者に向いている人間などいないのかもしれない。

次回は8月7日(月)夜9時から!