スキンケアを気をつけている人は、「ハトムギ化粧水が良いよ」とよく聞くと思います。
でも付けてても本当に良いのか分かりませんよね。
私はバルクオムの化粧水も持っているので、バルクオムの化粧水の方がよく効くんじゃないかとも思っていました。
でも調べてみたら、どちらが効果的なのかもわかったので、こちらで調べた結果を書いていきます。
結論から言うと、ハトムギ化粧水はあまり効果がないのではないかと思ってきました。
目次
【ハトムギ化粧水】の値段
ハトムギ化粧水はとても安く、600円以内で購入することができます。
バルクオムの化粧水は3,240円もするのに、どうしてこんなに安いのかと思いますよね。
その安さの秘訣は「何なの」か書いていきます。
【ハトムギ化粧水】の効果
ハトムギ化粧水の効果を確認していきたいと思います。
私の肌感覚では、スキンケアに詳しい方々がYouTubeで推している意味がわからなかったです。
でも使用されている成分を見ると、スキンケアに詳しい方々が推している理由が見えてきました。
ですので、下記でその成分について見ていきます。
下記全てを読むのは時間の無駄なので、結論から先にお伝えするとハトムギエキスが肌のターンオーバーを促進する効果があると言われているためおすすめされているんですね。
では参考までにどんな成分が使用されているのか、見ていきましょう。
ハトムギ化粧水の成分
ハトムギ化粧水には下記の成分が使用されています。
水、DPG、BG、グリセリン、ハトムギエキス、グリチルリチン酸2K、(スチレン/アクリレーツ)コポリマー、エタノール、クエン酸、クエン酸Na、メチルパラベン、プロピルパラベン
出典:ナチュリエ公式HP
化粧水はほぼ水でできています。
その中に上記のような水以外の成分が含まれています。
下記では重要な成分一つ一つの効能を確認していきます。
DPG
化粧水は水分を肌に浸透させるために使用します。
そのためには水と分離していてはいけないので、水、アルコール、油脂などとちゃんとくっつく性質のある物質である必要があります。
DPGは、水、アルコール、油脂などとちゃんとくっつく上、保湿作用のある保湿剤です。
DPGはベタつきがないので、肌触りも良くなります。
DPGは保湿する役割があったんですね。
BG
BGは化粧水にもよく含まれている成分で、水分子を引き付けておく役割を担っています。
つまりずっと肌に水分を保たせることがでいる成分です。
その他防腐剤の役割も担っています。
こちらについては肌に影響はほとんどありません。
BGも保湿成分です。
グリセリン
グリセリンも化粧水にはよく配合されている成分です。
保湿の効果があり、ヒアルロン酸やコラーゲンとの相性がいいです。
グリセリンがあることで、肌の乾燥を抑えることができます。
肌の乾燥を抑えることで、ニキビを防ぐ効果もあると言われています。
ハトムギエキスにはヒアルロン酸などが含まれていませんので、乾燥を抑える効果のために使用されています。
ハトムギエキス
ターンオーバーを活性化する上で大きな手助けとなるのが生薬の「ハトムギエキス」です。
ハトムギエキスは別名「ヨクイニン」と呼ばれていて、雑穀でも知られるハトムギの皮を除いた種子の部分のことです。
「ヨクイニン」は肌に栄養を与えて、角層の新陳代謝を促す働きがあり、イボ取りや肌を滑らかにする効果があるとされています。
ハトムギエキスを使用すれば、キメの荒い肌、毛穴が目立つ肌、くすんだ肌などに効くと言われています。
出典:クラシエHP
(薬機法では、新陳代謝を促す作用があると言うことは禁じられているため、自身で使用してみてご判断下さい。)
グリチルリチン酸2K
「グリチルリチン酸2K」は、は抗炎症、抗アレルギー作用があると言われていることから皮膚用医薬品や頭髪育毛剤などに幅広く利用されています。
(こちらに関しても抗炎症、抗アレルギー作用があると言うのは、薬機法で禁じられている可能性があるので、実際に使用してお確かめ下さい)
私は金属アレルギーがあるので、試しにハトムギ化粧水を炎症箇所につけましたが、余計に痒くなったのでご注意下さい。
(スチレン/アクリレーツ)コポリマー
(スチレン/アクリレーツ)コポリマーは、爪に均一なフィルムを作る皮膜形成剤です。
また、白濁した不透明である性質があるので、液体の透明度を下げ、濁った溶液にするための不透明化剤として使用されることもあります。
ハトムギ化粧水が濁って見えるのは、ハトムギエキスのせいではなく、(スチレン/アクリレーツ)コポリマーのせいでした。
ちなみに(スチレン/アクリレーツ)コポリマーは、その不透明性から日焼け止め製品やスキンケア製品にも配合されます。
クエン酸・クエン酸Na
クエン酸と言えば、梅干しやレモン、オレンジなど柑橘系の果物に含まれる「酸っぱい」と感じる成分です。
ですが、クエン酸は、収れん作用をもつので毛穴ケアや肌のキメを整えるはたらきがあります。
また、クエン酸Naと組み合わせることで酸とアルカリのバランスを調整し、お肌を弱酸性に保つことができます。
肌を弱酸性に保つと、表皮常在菌のバランスを整えることができます。
さらに化粧品を安定に保つはたらきもあります。
表皮常在菌とは、肌にいつもいるアクネ菌などの細菌のことです。
アクネ菌などの細菌のバランスを整えることで、肌に悪影響を与えるリスクが軽減されます。
メチルパラベン・プロピルパラベン
メチルパラベンは防腐剤です。
【ハトムギ化粧水】の効果まとめ
ハトムギ化粧水には、ハトムギエキスが含まれているので、肌のターンオーバーを促進すると言われています。
これがハトムギ化粧水の売りだと思います。
とはいえバルクオムのリンゴ果実培養細胞エキスの方が効果がありそうなので、どちらが良いのかわかりません。
バルクオムの化粧水には、玉造の温泉水が含まれており、より効果的な成分が多く含まれているようです。
その点から、値段に差があるのではないでしょうか。
ハトムギ化粧水も化粧水としてもちろん効果的かもしれませんが、バルクオムの方が高い分成分的に効果が高いと考えることもできます。
【ハトムギ化粧水】で有名なナチュリエの商品種類
ナチュリエには、他にも様々な商品があります。
へちまの化粧水やアロエの化粧水などもあるので、合わせて検討してみるのも良いと思います。
他にもハトムギ保湿ジェルというものもあり、試してみる価値はありそうです。
特にハトムギ保湿ジェルは化粧水後の美容液や乳液として使用する形なので、合わせて買うのもおすすめです。
【ハトムギ化粧水】についてまとめ
ハトムギ化粧水は、化粧水として効果があると思います。
でもその安さゆえに、水分量が少し多いのではないかと思いました。
色が濁っているので、効果があるように見えますが、それは(スチレン/アクリレーツ)コポリマーの色だったんですね。
私的にはハトムギ化粧水は、気休め程度に使用するのが良いのかなと思います。
本当に肌に気を使うなら、「バルクオム」や「肌ラボの極潤 ヒアルロン酸 乳液」もあるので、そちらを選ぶのも良いかもしれません。
でも化粧水はそもそも乳液を使用するためのクッション的役割があるので、そんなに拘らず、乳液にこだわる方がいいと考えると安いハトムギ化粧水でもいいのかなと思いました。
私はバルクオムだと高いので、化粧水は安くして乳液にこだわっています。
化粧水だけでは潤いを持続することができませんので、乳液とセットで使用することをおすすめします。