批判をする人はどこにでもいると思います。
会社にもいるでしょうし、大学、近所にだっています。
何をしても悪口を言ってくるんですね。
SNSにもたくさん批判してくる人はいます。
ブログなど何か配信していると、ある程度人気が出てくると批判されるのは仕方のないことです。
でも批判に対してどうやって対処すればいいか、明確に言える人はいません。
批判は絶対になくならないものですが、それを気にしないようにする方法は誰も教えてくれません。
でもは私はブログやSNSで、批判する人と向き合いわかった批判してくる人とどうやって向き合えばいいかわかりました。
結論から言うと、批判が嫌なら批判する人になれということです。
これでだいぶ楽になるというか、批判に惑わされなくなります。
かなり効果がると思いますので、どういうことなのか説明していきます。
目次
批判が嫌なら批判する人になる
私は今まで批判されるのが怖くて、批判する人ってほんと嫌な人だなとずっと思っていました。
でも批判する人から逃げることはできませんでした。
これを書いたら批判がくるんだろうなと思いつつも、お金のためにブログを書いていました。
SNSで情報発信するときも、「批判されたらどうしよう」や「フォロワー外されたらどうしよう」など思っていました。
職場でも絶対に嫌なこと言ってくる、空気読めない人っていますよね。
厳しいこと言うのに、代替案を言わない人。
そう言う人から私はずっと逃げていました。
でも逃げても逃げてもそういう人たちは減りません。
私はなんで減らないんだろうと、ぼやいてばかりいました。
でもある日、「成功者は批判しないんだよ」と言っている人がいたんですね。
その人は成功している人で、その人の周りには成功者がたくさんいて、成功している人は批判しないんだと言っていました。
そういうツイートはよくあるので、見習わなければならないと私は思っていました。
ホリエモンがめちゃ批判してた
でも年金のデモをしている人に対して、批判している堀江貴文さんが、その批判に対して怒った批判者とすごい批判バトルをしていたんですね。
あのさ、馬鹿な年金デモ参加者を揶揄した言葉を勝手に拡大解釈して一般化するなよ。お前みたいなのが俺の発言を拡大解釈して事実上の捏造するのマジで迷惑なんだけど、やめてくれないかな。頭悪いのバレるよマジで。 https://t.co/bVbtQIMbZQ
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) 2019年6月20日
それから何かが弾けて、私も思いっきり思ったことを言おうと思うようになったんです。
それから私は思っている批判的マイナス意見を、SNS上で気にせず言ったんです。
するともちろんそれをよく思わない人が、反論してきました。
そういう時は構わずその人と向きあいました。
するとブロックされることもありましたし、こちらからブロックすることもありました。
でも批判を続けているとわかったことがあります。
批判を続けてわかったこと
私は人生で初めて表立って批判をたくさんしました。
今までストレスがあった時にSNSで批判して迷惑をかけてしまったと思い辞めたことがありましたが、今回は批判しまくろうと決めて批判しました。
すると、批判者も大変だということがわかりました。
批判をすると頭が働かなくなることもあります。
アドレナリンが分泌され、仕事に集中できなくなることもありました。
批判を続けることはとても大変なことなんですね。
仕事をやりながらだと、とても大変なことです。
でもこういう風にあえて批判をしたことで、気づいたことがたくさんありました。
- 批判して仲良くなることがある
- 批判者の気持ちがわかる
- 批判しないといけない時もある
- 批判しないなんて無理
批判をしてわかったことが上記のことなんですが、私は批判して学ぶことがあったので、下記で順番に説明していきます。
批判して仲良くなることがある
批判をすると、批判に慣れている人が批判を被せてきます。
私はこういう人となら対話ができるだろうと思い、さらに批判しました。
その方は幸い良い人だったので、批判しているうちに仲良くなることができました。
私の意見もわかってくれましたし、相手の意見も知ることができました。
日本人は議論をしない
これで分かったことは、日本人はテレビ番組で変なことを言ってしまうと、干されてしまう人を見て批判から逃げることが普通だと思ってしまっているのではないかということです。
でも「サンデー・ジャポン」や「ビートたけしのTVタックル」、「朝まで生テレビ!」なんかは議論をネタにして放送権を得ています。
批判されて干されるのが怖い人はあんなに過激な議論をしないはずです。
でも堀江貴文さんや爆笑問題の太田さん、ビートたけしさんは干されたりしません。
これはどういうことなのでしょうか。
私は干されない人には共通点があると思いました。
太田光VS神田松之丞! 因縁の2人が企画そっちのけで暴言連発!! https://t.co/Rzh9649aAU #お願い!ランキング #爆笑問題 #太田光 #田中裕二 #神田松之丞 #講談師 #住田紗里 #テレビ朝日 #お笑い #ザテレビジョン
— ザテレビジョン (@thetvjp) 2019年7月1日
干されない人は、批判されても良いと思っているからではないでしょうか。
この人たちをよく見ていると、議論を楽しんでいるんですね。
干される人と干されない人の違いは、自分の意見が正しいと思っていない人だと思いました。
つまり議論を楽しんでいるんです。
「自分の意見を100%正しいと思っていない」から言い切るなんてことをしません。
言い切ったとしても、反論が返ってくることを当然だと思っています。
なので自分の意見を言うことができます。
でも批判が怖い人は、自分の意見が正しいと思っているため、批判者を敵視してしまうんです。
結果的に批判してくる人は面倒だとか、わかっていないとか言ってストレスを感じてしまいます。
批判者の気持ちがわかる
私が何を言いたいかというと、批判者は議論をしたがっているのではないかということです。
批判する人は相手の考えてることは「間違えているんじゃない?」と言いたいわけです。
何もいちゃもんをつけているわけではありません。
「あなたが言っていることって間違えているんじゃないの?」と教えたいんですね。
でも自分の意見が正しいとも言っていません。
性格があるので、単に馬鹿にしてるようにしか聞こえない批判の仕方をしてしまう人もいます。
こういう人の批判を受けて、批判を受けた人は腹を立ててしまうことがあります。
でもこういう人の意見を綺麗な言葉に変えると、質問しているだけの人とあまり変わらないことを言っていることに気がつきます。
何が言いたいかというと、批判者は自分が言っていることが間違えているかもしれないと、教えてくれている人なので、もしかしたらとてもありがたい優しい人の可能性があるといことです。
批判してくる人は、相手が批判を返してくれると思っている場合があるのです。
批判をしてくれる人は、議論をしたい人なのかもしれないんですね。
批判しないといけない時もある
このように私は批判者になることで、批判者は議論をしたいだけなのかもしれないと気付きました。
議論をしたいということは、もっと考えたほうがいいことがあるということなのではないでしょうか。
年金の問題もそうです。
議論すべきだから、意見が対立しています。
バカとかクソとかいうのはいけないことかもしれませんが、それにだって人それぞれの意見があるんですね。
自分の意見を否定されたらヒートアップしてしまうかもしれませんが、批判したり批判されたりすることは別に悪いことではなく、どちらの意見が真っ当かを知る機会でもあるのです。
それは議論であり、議論は別に正しいことを決める場ではなく、意見をぶつける場なんですね。
なので、もし間違えているなと思ったら、意見をぶつける(批判する)ことは間違えではないのです。
国会では与党と野党が批判し合いながら、正しいことを決めようとしています。
人間なのだから、違った意見があって当然なのです。
それを知っているのに、批判してはいけないと言う人がいます。
だから干される人がいるんですね。
それは間違えていると思わないでしょうか。
批判しないなんて無理
私は批判するのはいけないなんて言うのは間違えているのではないかと思いました。
批判してくる人を煙たがるのすら間違えた行為なのではないかと思ったんです。
そしてそう思った時、私は批判が怖くなくなりました。
なぜなら批判している人は変な人なのではなく、とても真っ当なことをしている人だとわかったからです。
ですので、批判者が怖いのであれば、自分も批判者になればいいと思ったんです。
自分が批判者になれば、批判することがそんなに悪いことではないとわかります。
批判は重要なのかもしれません。
批判がなければ、文明は進歩しません。
そう考え、批判を受け入れるようにすればいいのではないでしょうか。
自分を批判すれば自分の考えが明確になる
今は持論を展開できる人が少なくなっていると思います。
それは議論することを放棄しているからではないかと思います。
議論しないと、自分の意見を持つことはできません。
批判されてブラッシュアップされることで、自分の意見は形作られるのかもしれません。
始めから批判されることを怖がり、自分の意見を発信しなければ、持論を展開することなどできません。
持論を展開できなければ、SNSでファンになってくれる人もいないんですね。
なぜならファンというのは、自分の意見と同じ意見を持っている人たちのことだからです。
会社にいる批判者と対峙する方法
もし会社に悪口を言う人、すぐに批判してくる人がいるのであれば、その人を嫌うのではなく、受け入れることが重要だと思います。
悪口を言う人や批判してくる人は、その人が嫌いだという場合もありますが、完全に嫌いだというわけではありません。
もちろん好きだというわけでもありませんが、きちんと議論すれば、仲間になってくれる可能性があります。
悪口や批判を言ってくる人を恐れず、悪口や批判を言ってくる人に自分の言葉で自分の意見を言うべきです。
そうすれば相手は納得してくれるかもしれません。
会社にいる苦手な人とうまくやるには、その人から逃げずに立ち向かうことなのではないでしょうか。
喧嘩をしようとするのではなく、議論しようと歩み寄れば、誰もあなたを批判したりしないと思います。