私は最近すごく辛いことがありました。
自分にとって支えとなっていたものが失われてしまいました。
これだけは無くなってはいけないと思っていたものが、無くなってしまいました。
人は大切なものが無くなった時、とても辛い経験をするのではないでしょうか。
大切なペット、大切な資産。
辛くて辛くてその状況を受け入れられず、他人に迷惑をかけてしまうことがあるかもしれません。
幸せだった現実が無くなることは、とても悲しいことです。
私もこの3ヶ月半とても悲しく寂しい経験をしました。
でも今少しその悲しみを乗り越えることができ、元の自分に戻ることができた段階で辛い経験をしてしまった人に伝えたいことがあります。
目次
辛いことがあったときどうしたのか
私の場合は恋人を無くしてしまいました。
毎日一緒だった恋人と離れ離れになってしまいました。
別れを告げられた時、苦しくて胃が痛くなり、地面が揺らぎました。
それでもそんな現実は嘘なんだと、頭が現実を消し去ろうとしました。
現実は変わらず、時はどんどん進んでいきました。
はじめは恥ずかしくて誰にも相談できませんでした。
でもどうしても苦しくなり、友人に相談したり、知らない人(ネットで知り合った人)に相談したりしました。
(知らない人の方が話せることもあります)
新しい人を探そうと必死になったり、欲望を満たそうと必死になったり、お金をたくさん使って寂しさを埋めようとしたり。
何をしてもどうしても、その苦しみは癒えませんでした。
苦しい状況が長くは続かない
でも少しずつその苦しみは癒えていきました。
私は苦しみの絶頂の中にある時、全てが終わってしまうのではないかと思いました。
希望はなく絶望しかないと思いました。
早く死んでしまえばいいとも思いました。
苦しくて苦しくてこの苦しみから解放してくれるなら、その方がいいと思ったんです。
何日経過しても状況は改善されず、辛い日々が続きました。
そうした時に、私は負けそうになりました。
いつまでもこの状況は変わらないんじゃないかと思うこともありました。
でも今この記事を書いている時、状況はその時よりも確実に好転しています。
状況は徐々に良くなっていくのです。
だからあの時苦しみに耐えることができてよかったと思っています。
失うものもあれば得たものもある
私は恋人がいなくなり、それによって失くしたものがたくさんありました。
恋人と過ごす幸せな時間、恋人にもらう愛、恋人と出かけるお店での楽しみ、夜道を1人で歩かなくていい安心。
暗闇を孤独と感じなくても良い心地よさ。
様々なことが無くなったことをとても悲しく思いました。
新たな出会い、新たな趣味、新たな楽しみ。
今まで捕えられていた、動かない日々は急激に変化しだしたんです。
失わなければ気づかなかったことがあります。
自分という存在の本質。
将来に必要なもの。
新しい考え方。
そして何よりも、より強い精神力。
楽しいことも希望だって、新しいことだって呼び寄せるんです。
もちろん悲しい時にそんな前向きなことを考えることはできないでしょう。
でもそれに耐え乗り越えることができた時、自分は以前よりも大きく成長しているかもしれないんです。
現実を受け入れられないほど辛いことがあったら、もがき苦しめばいいと思います。
でもそれが時間が経てば乗り越えられるものであるならば、その先には必ず光が待っているのです。
苦しい時どうすればよかったのか
今回よかったと思えることがたくさんありました。
こうしていてやっぱりよかった、こうすればよかったと思えることです。
- 自分を犠牲にする
- 相手の気持ちを尊重する
- 自分勝手な行動をしない
- 気分で行動してしまわない
- 冷静な人に相談する
※以下上記から一部を抜粋して深掘り
自分を犠牲にする
私が今回自分の欲望を押し通していたら、恋人と連絡を取ることはできていなかったかもしれません。
自分の幸せを優先し無理やり相手を束縛していたら、後悔していたのではないでしょうか。
それはもっと自分を傷つけていたかもしれません。
もしも辛い状況に追い込まれたとしても、自分を犠牲にすることが重要だと思いました。
もしも自分を犠牲にせず、相手を束縛し、その結果別れることになっていたとしたら、私はこんなに早く立ち直れていなかったと思います。
辛いことがあった時でも、のちに納得できるような行動を取るべきです。
自分はひどい人なんじゃないかと、自分を疑ってしまうと傷が癒えるのに時間がかかります。
他人を傷つけることなく、自分のみ被害を被ることがのちに良い効果があると思います。
気分で行動してしまわない
苦しい状況にあると、恋人を傷つけたり周囲の人に迷惑をかけてしまうことがあります。
それでもしも言い合いになって、その関係性すらにも傷を作ってしまうとどんどん追い込まれていきます。
ですので、出来るだけ自分の心を抑えなければならないと思います。
もちろん辛い時の自分は普段と違うので、普段と同じように行動できるとは思いませんが、出来るだけそうならないように努めようとしなければならないのです。
取り乱したりしないように、信頼できる人に相談することが重要だと思います。
もしも信頼できる人がいないのであれば、とりあえずいろんな人に相談するべきだと思います。
私は今回様々な人に話を聞いてもらいましたが、もっと色んな人に相談していればよかったと思います。
できれば今まであまり話したことのない人にも話すべきだと思います。
恥ずかしくて言えないなら言わなくても良いですが、言える人には言った方がいいと思います。
行ったことのないバーに行ったりするのもいいと思います。
SNSで知らない人に声をかけてもいいと思います。
ネット上で相談してみるのもいいと思います。
気持ちが癒えるまで様々な人と話をするんです。
そうすれば、冷静な人はきちんと対応してくれます。
なぜなら人は多かれ少なかれ、同じような辛い経験をしている可能性があり、このようにこうしていればよかったと思うことを知っているからです。
辛いことがあったらどうするべきなのか?
私は今回たくさん学ぶことがありました。
恋人と一緒に暮らしていた頃は、恋人がいるからと、社交的に過ごしていませんでした。
でも恋人を無くした時、本当はもっと色んな人と友好的に過ごしていたらよかったと思いました。
自分の殻に閉じこもるのではなく、色んな人と話すことは可能性を広げることに繋がると思います。
また、どんなに辛いことがあっても、自暴自棄にならず、この状況は必ず改善されると信じることが大切だと思います。
もしも何ヶ月も問題が解決しないのであれば、逃げて他人に相談するべきだと思います。
一旦逃げて、状況を整理する必要があるのです。
辛い状況になるとその辛さを癒すために普段しないことをしてしまうと思います。
それが合法で後々障害にならないことであれば、自分が被害を被るだけなので、やってもいいと思います。
しかし取り返しのつかないことはやめるべきなんだと思います。
もしも辛いことがあった時、自分が普段とは違うんだということを自覚し、他人に相談し心を癒してもらうことを求めることも大切だと思います。
行動を抑制し、時間を信じ、未来を信じ耐え抜けば、また必ず元の自分に戻ることができるんです。
問題の真っ只中にいるときは、調べる気力もないかもしれませんが、もしもこの記事が誰かの支えになることを願っています。