フリーランスで働く際、常駐スタッフとして従事するなら別ですが、自宅で仕事をする場合、注意すべきことがあります。
本来人間は、ストレスがある程度かかった状態だと、大いにパフォーマンスを発揮することができます。
それはヤーキーズ・ドットソンの法則でも裏付けられています。
逆にストレスが大きすぎると、思うように働けなくなることがわかっています。
出展:https://learn-tern.com/yerkes-dodson-law/
ですので、自宅に籠り仕事をして、なんのストレスも感じない生活をしていると、やる気がなくなっていくことがあります。
楽になり働きやすくなったのに、返って自分を苦しめることになるのです。
目次
ストレスをコントロールした方がいい
私は過去に3ヶ月ほどフリーランスを行いました。
ブログを書くだけの日々を3ヶ月送っていたんですね。
2ヶ月を過ぎたあたりから、非常に眠たくなりました。
自宅で作業を行なっていると好きな時間に眠ることができるので、だんだんと自制心がなくなっていきます。
私はこうなることを予め予測していましたが抵抗することができませんでした。
生活リズムが狂っているわけではないが、あまり集中できずすぐに眠ってしまうようになるのです。
これは別に怠惰だからというわけではありません。
あまりにもストレスがないせいで、怠けてしまうのです。
通勤行為はとても体に良い
私は以前満員電車に乗って会社に行くことは体に悪いんじゃないかと思っていました。
ですので、テレワークの推進など行なってきたのですが、家でテレワークをしすぎると返って体に悪いということがわかってきました。
人は適度なストレスを感じた方が脳が活性化されるのです。
自宅でフリーランスをしていると、好きな時間に起きて、仕事をして好きな時間に休憩することができます。
満員電車に乗ることもなければ、決まった時間に出社する必要もありません。
人身事故で遅刻するかもしれないリスクもないわけです。
しかしこのような楽な生活をしていると、ストレスをあまり感じない生活になってしまいます。
さらには通勤による運動もバカになりません。
ですので、これらから解放されるフリーランスの方々は、ストレスを受けにくくなっているので、自制心がなくなってきたと感じたら、ストレスのかかることを行う必要があります。
集中力は環境を変えると改善する
人は環境を変えると集中力が上がるという研究結果があります。
「自分を操る超集中力」という本を書いているメンタリストDaiGoさんは、環境を変えることで集中力が上がると言っています。
出展:https://furikake.doda.jp/article/2018/10/01/320.html
脳は常に刺激がなければ、働きづらくなるのです。
ですので生産性をあげたければ、いかに脳を刺激するかということが求められます。
わざと自分を追い込むということも高い生産性を誘発することに繋がるのです。
甘い生活、楽な生活を求めてはいけない
私たちは幸せになろうとしています。
苦しいことをできれば避けたいし、面倒なことに巻き込まれたくないと思っています。
自由に生きたいんだということで、フリーランスになる人は多いのではないでしょうか。
私の場合は、毎日の体調がいつも同じとは限らないのだから、自分の好きな時間に働けるフリーランスになりたいと思っていました。
しかしその夢が叶った後私を待ち受けていたのは、怠惰な生活だったのです。
夢が叶った途端に人生は破滅へと向かいます。
これはよく宝くじが当たった人がどんどん廃人になっていくという現象と似ています。
人は大金を手にして働くストレスから解放されるとどんどん怠惰になっていくのです。
それは長期的に見ると、不幸になるということです。
宝くじを当てて、急に裕福になった人は破産する人が多いのはその理由があるからかもしれません。
辛いことを経験した方が、人は豊かになれるのです。
もっと稼ぎたいと思ったり、もっと良い暮らしを手に入れたいと思っている時の方が実は充実しているということです。
ですので、もしもフリーランスに転身し、好きな時に起きて、好きな時に寝て好きな時仕事ができるようになったら、危ないと考えた方がいいのです。
出来るだけ出かける
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ですので、私はコワーキングスペースなどへ出向き出来るだけ通勤を経験した方が良いと思います。
またもしも行き詰まったり、思考が停止してしまったら、外に出て運動をした方がいいでしょう。
人は同じ場所にずっといると脳が固まってしまうのです。
ですので、刺激を与えるためにもいろんなことをした方がいいということです。
フリーランスにおいて陥りがちな楽になるというのはかえって自信を苦しめることになるのです。
運動は大事
フリーランスだろうがフリーランスじゃなかろうが、運動は非常に大事です。
稼いでいる人は運動を行なっています。
堀江貴文さんも太っているように見えますが、トライアスロンを行なっていると言っていますね。
脳科学者の茂木健一郎もマラソンをしています。
皇居ランナーはどうして昼間から皇居の周りを走っているのでしょうか。
あの方々は昼間から走っているということはお金持ちの人が多いのかもしれません。
彼らは運動が脳にいいことを知っているのです。
フリーランスになると、毎朝駅に行くことも、駅や社屋で階段を登ることも、同僚と話すこと、嫌な上司の対応をすることもありません。
これは非常に脳にとってよくないことです。
しかし運動が体にいいと知らなければ、人はどんどん怠惰になっていくのです。
ですので、もしも運動をしていないなと思ったら進んで運動をすべきです。
運動をしたくないと思ったら大変
もしも行動力がなくなったら、とても大変です。
作業が億劫になったり、やる気がなくなったらなかなかそこから抜け出せなくなります。
なぜならすでに運動不足に陥っているからです。
運動不足の人は筋力が低下しています。
ですので、いろんな動作が億劫になるのです。
腕を持ち上げる動作にも筋力を使います。
体を持ち上げたり、座ったりその1つ1つの動作に筋力を使っています。
運動をしていないと、それらの動作1つ1つに体力を使うことになるのです。
もしも筋力が人より多いと、様々な動作を軽くできるようになります。
そのおかげで疲れにくくなるのです。
そして活動量が増え、多くの仕事をこなすことができるようになります。
週の半分くらいはオフィスワークをする
フリーランスで有名なやまもとりゅうけんさんは、わざとオフィスワークをしていると言っています。
オンラインサロンを運営していて大変稼いでいるので、オフィスに通わず家で作業することもできるのですが、やまもとさんはあえてオフィスワークをしていたそうです。
(今はどうなのかわかりません)
やまもとさんはその理由を会社に通わなければおかしくなると言っていました。
ですので、たとえフルタイムで家での仕事ができるにせよ、週2程度でオフィスワークをする方がいいと思います。
それが嫌なのであれば、知り合いとランチに行くために積極的に外出したり、自分の関係のあるセミナーや全く興味のないイベントに参加するなどした方がいいと思います。
ビックサイトや東京国際フォーラムで行われているイベントに足を運んだり、博物館に行き知らない情報を手に入れたり。
とにかく進んで体を動かしたり新しいことに触れるよう行動することがよいでしょう。