ウォーキング・デッドのウォーカーの対処法を考察していきます。
ウォーカーは脳幹だけ生きているために脳以外が損傷していても歩ける状態です。
Not a creature was stirring… Or were they? Binge Season 8 of #TWD. https://t.co/EZu2gqYSb1 pic.twitter.com/gUri1PnLDe
— The Walking Dead AMC (@WalkingDead_AMC) 2017年12月24日
ですので、何も考えずに、音がする方へ向かって食べ物があると食べるという状態です。
そういう習性を活かして、リックたちはウォーカーを音でおびき寄せたり、音を出さずに逃れたりしています。
こういった経験から劇中ではシーズン3くらいからウォーカーは脅威ではなくなってきています。
リックたちはウォーカーは少数であれば、すぐに殺せる存在となり、大人数でも車で誘導することで操ることも可能になっています。
しかし、まだまだ油断できないのがウォーカーです。
ウォーカーがいるために、アレクサンドリアという居住地は高い壁で囲まなければなりません。
いつ、ウォーカーが居住地に入ってくるか気が気でないので、ゆっくり休むこともできないのです。
そんなウォーカーに対しての対処法を考察してみたので書いてきます。
ウォーカー防御は壁ではない
ウォーキング・デッドではウォーカーから街を守るために高い壁を築いています。
See how our #TWD crew turns a family sedan into a deadly siege weapon — in this BTS look. pic.twitter.com/tIe1PUyRRh
— The Walking Dead AMC (@WalkingDead_AMC) 2017年12月19日
しかし、ウォーカーから防御するには壁よりも穴の方が適していると私は思います。
例えば、アレクサンドリアの居住地の周りを全て穴で囲うと、アレクサンドリアに近づいてきたウォーカーは穴に落ちてしまいます。
その地中に棘などを用意しておくと、そのうち死ぬと思います。
まあ、すぐにウォーカーが溜まってしまうことを避けるためにも、10メートル以上の深さが必要でしょう。
少し大変かもしれませんが、時間があれば、穴を掘る価値はあると思います。
穴に落ちてくれれば、暇なときに撃ち殺して、ハシゴを使って、処理することもできます。
入り口には人が通る時のみ、板を渡してあげれば、通ることも可能です。
壁より穴がいい理由は壁は高く積み上げると倒れる可能性がありますが、穴であれば、どんどん深くすることで、より強固になっていきます。深ければ深いほどいいのです。
しかし壁は高くすればするほど、不安定になるので、やはり、穴の方がいいでしょう。
もちろん穴だけでは、人間から守ることができないので、壁を作る必要もあります。
ですので、公道→穴→壁が理想でしょう。
もっと言えば、戦国時代のお城のように濠で固めるのもいいと思います。
皇居の周りのようなプチ池が一番理想ではないでしょうか。
街に出て、人を見つけたり、救世主に出くわすくらいであれば、アレクサンドリアの周りを強化することに
力を費やした方がいいでしょう。
穴はすでに出てきている
ちなみに穴を使ったウォーカー処理は今までにも出てきています。
ウッドベリーのリーダーであるガバナーは人々を鎮圧するため
ウォーカーを捕獲して、隠していました。
その時はウォーカーを捕まえるために穴を掘って罠を仕掛けていました。
このようにガバナーは穴を掘ってウォーカーを捕まえていましたが、そうではなく、ウォーカーから逃れるために穴を活用すべきと思います。
アトランタのドーンは死んだ人やウォーカーを葬るために、穴の下に遺体を捨てていました。
ベスはそれを利用して外へ逃げようとしますが
失敗してノアのみ外に出ることになります。
この方法は一見私の考えに近いようですが、目的が違います。
遠方でのウォーカー退治方法
ウォーカーはすでにアメリカの人口の9割近くは存在すると思われます。
ですので、街の周りに穴を形成するだけでは物足りません。
ですので、リックたちは遠方にたくさんの罠を仕掛ける必要があります。
音を利用して、ウォーカーのネズミ捕りをする必要があると思います。
例えば、音をつけた大きな倉庫にウォーカーを集めて隔離する。
あるいは、穴の底に音が鳴る物を置いてウォーカーをおびき寄せて、定期的に燃やすなど、たくさん方法はあると思います。
ちなみに、誰が行なったかわかりませんが、シーズン6のはじめに出てくる採石場でのウォーカー大量隔離ですが、これはとてもいいウォーカー集めだと思います。
この方法のように大きな穴を作って、落としてしまえば、かなりの被害を防ぐことができます。
リックの判断ミス
Will Rick and Jadis strike a new deal? Watch tomorrow at 9/8C. #TWD pic.twitter.com/7xvUCvXUvM
— The Walking Dead AMC (@WalkingDead_AMC) 2017年11月26日
シーズン6においてリックはトラックで作った壁が崩れるのを恐れ、車によるウォーカー散らし作戦を遂行しましたが、呆気なく失敗に終わり、留守中にアレクサンドリアがウルフ達に襲われるということになりました。
私はこの時、なぜリックは車で誘導して、ウォーカーを採石場外に追い出したのか理解できませんでした。
なぜなら、例えウォーカーをアレクサンドリアの遠くに誘導することに成功したとしても、いずれはまた、帰ってくる可能性があります。
あるいは、その先にあるコミュニティに迷惑をかけることになり、もしそのコミュニティが生き残っていたとしたら、方角的に分析をされ、アレクサンドリアに攻撃してくる可能性もあるのです。
そういった意味でも、リックのとった行動はその場しのぎのいまいちな作戦であったと思います。
私であれば、その採石場の構造を上手く利用します。
リックたちが採石場を見つけた時点ではまだトラックで出口が封鎖されていました。
その後、作戦の準備をしていたので、おそらく1週間から1ヶ月は余裕があったのではないかと思います。
ということはそれくらいの時間があったことになります。
私はその時間があるのであれば、その採石場を拡大するか、壁を構築して採石場をウォーカーがぐるぐる徘徊するように促します。
つまり、なんとか道を作って、あの採石場から出られないようにするのです。
そして新たにウォーカーが来ても容量が超えないようにどんどん迷路を広げていくのです。
そうすれば、あのような惨劇は起こりませんでした。
また、不謹慎かもしれませんが
あそこを上手く利用すれば、ウォーカーを捕獲し、他のコミュニティからの防御として扱うこともできます。
ウォーカーの利用
例えば、ウルフたちがしていたように、ウォーカーを音で集めてある区画に誘い込みます。
その区画を街の四方に設置し、悪いコミュニティの人間が街に入ってきてしまった際は、そのウォーカーを町中にばら撒きます。
そして住人たちは住居に隠れるか、地下道へ逃げ込むかするのです。
実際アレクサンドリアの地下には道があります。
その道を通って、マギーとアーロンはグレンを探しに行こうとしていました。
地下や住居に隠れている間に大量のウォーカーを街に放ち、侵入者を退治してもらうのです。
そして、侵入者が転化したり、逃げ去った後に、もう一度音で誘導して、それぞれの区画に戻るように仕掛けるのです。
このように行えば、居住地の安定を保つことができ、作物や家畜を育てることができるので、街の外に出るという危険を最小限に減らす事ができます。
このようにして、どんどん安全な場所を増やしていき、人間を増やす必要があるのです。
ヒルトップと取引をして友好関係を築くの重要ですが、このやり方であれば、救世主に関わることもなかったかもしれません。