ウォーキングデッドで不動の人気ナンバーワンを保持するのがダリル・ディクソンです。
ダリルはその容姿もさることながら、行動、強さも人気の秘訣です。
そんなダリルの魅力を書いていきます。
ダリルの魅力1
ダリルの魅力はなんと言ってもそのルックスです。
もちろんめちゃくちゃカッコいいわけではないのですが、そのファッション、髪型、武器、立ち居振る舞いは男でもカッコいいと思ってしまうほどカッコいいです。
そんな彼の武器はデッドでは珍しいクロスボウです。
クロスボウは弓矢のような武器で、銃よりも威力は劣るものの、ウォーカー相手ならきちんと殺傷能力があります。
ダリルがクロスボウを使う理由は打った時に大きな音が出ないためです。
音はウォーカーを引き寄せるので、音の出ない武器の方が安全なのです。
ダリルはクロスボウの矢を一戦一戦回収しているため、何度も使用することができます。
そしてダリルの服は基本的にレザーで、色は黒。
前髪は長く、無精髭です。
乗り物はバイクととてもワイルドな男性です。
ダリルの魅力2
そんなワイルドな印象のダリルは人一倍優しい男です。
キャロルの娘ソフィアが行方不明になった時も最後まで探し続け、命をも危険に晒したことがあります。
そして乱暴な性格の兄であるメルルが一人でビルの上に隔離された時も一目散に助けに行くと言い出しました。
その後問題児のメルルに再会した際もリックたちに受け入れてもらえないとわかった後
メルルと一緒に生きることを決意するのです。
メルルが転化した時は泣きながら、メルルを殴ります。
このシーンはウォーキング・デッドでも印象に残るシーンとして話題になっています。
刑務所を終われた際、ベスと共に逃げている時はお酒を飲み始め、少しおかしくなってしまったベスを優しく見守り
自分が刑務所の人たちを救えなかったと涙を流すのです。
また、コミュニティの仲間ではない、人に対しても優しいダリルは
ドワイトの仲間から奪ったカバンにインスリンが入っていたことを知ったダリルは危険を顧みず
インスリンを返しにいきます。
その際、「俺も大馬鹿ものだ」と言います。
見ず知らずの人たちを助ける優しい心を持っています。
ダリルの魅力3
そんな優しいダリルですが、戦闘時はとても頼れる人物です。
ダリルはその勇敢な性格からか危ない役割をいつもかって出るため、居住地の外へ出ることが多いです。
居住地の外での戦闘に際してはもちろんですが
居住地が危機に直面した時は、いつも最後の砦として活躍しています。
遅れてやってくるのはいつもダリルで
ダリルが来たらもう大丈夫と私はいつも思ってしまいます。
刑務所をウッドベリーのガバナーに襲われた時はメルルと共にいなくなっていたダリルが応戦し
形勢が逆転しました。
リックとミショーンだけでは難しい戦況でしたが、ダリルが来たことで一気に勝ちに向かったのです。
アレクサンドリアに大量のウォーカーが流れ込んで来た際、傷ついたカールを見て、リックが暴走を始めます。
ウォーカーを次々に殺していくのです。
それを見た仲間たちもリックの後に続きますが、ウォーカーが多すぎで、押されてしまいます。
そんな時にやって来たのが、ダリルです。
ダリルはガゾリンタンクを積んだトラックを操縦してやって来て
水辺にガソリンをばら撒きます。
そしてロケットランチャーを水辺に打ち込み、火事を起こして、ウォーカーを引き付けるのです。
そうして大量のウォーカーを火へ導いたことで、一気にピンチを脱することができました。
居住地の外でもダリルの活躍は素晴らしいものです。
ダリルとエイブラハムとサーシャがアレクサンドリアへの帰宅途中に
救世主のメンバーに絡まれます。
始めは武器をもらうだけだと言っていた救世主。
武器を渡すために、救世主と車の後ろへ回ったダリル。
救世主の一人が、エイブラハムを殺すと言い出します。
サーシャはなんとかして、言いなだめますが、その願いは聞いてもらえません。
救世主がエイブラハム目掛けて銃を打とうとした瞬間
そこにいた救世主のメンバー全員が爆発して吹っ飛んでしまいます。
何が起こったのかと一瞬わからなくなりましたが
すぐにロケットランチャーを持ったダリルがやってきて
「手こずったぜ」と言うのです。
エイブラハムはなんて頼れるやつなんだという顔を見せます。
ダリルの魅力4
そんな頼れるダリルは劇中の皆からも愛されています。
なぜならダリルの性格がとても良いからです。
アーロンとコミュニティのメンバーのスカウトに出かけていた際、二人はウルフのアジトを見つけます。
ダリルは危なそうだから、入らない方が良いと言うが、アーロンは中に物資があるかもしれないと
中に入ることを選択します。
普通であれば、そこで争いが起きそうですが、ダリルは何も言わず、ついていきます。
ダリルは自分の意見を押し通さず、仲間の意見を尊重するのです。
そして、ダリルの予想通り、罠にかかるのですが、それでも不満を口にせず
自分の身を呈して、危機から脱しようとします。
そんなダリルを見て、同性愛者のアーロンはすっかりダリルの虜になってしまいます。
リックがアレクサンドリアの住民がスカウトをすることに批判的な意見を言った時も
「人をスカウトするのは俺たちにとって必要なことだ、あんたに従うけどな」と言います。
しっかり自分の意見を言うのですが、リーダーであるリックには従うとも言い、リックを説得するのではなく
意見を伝えた上で、従順さもアピールします。
そんなことを言われたリックはのちに、「ダリルは正しい、外の人たちを受け入れるべきだ。俺が間違っていた」と
言うのです。
リックにとってもダリルは特別な存在です。
リックも心のどこかでダリルを頼っているのです。
ダリルが「メルルと一緒に行動するからコミュニティから外れる」と言い出した時
リックはコミュニティに残ることを懸命に説得しようとしました。
しかし、兄弟であるメルルを見捨てるわけにはいかなったダリルはコミュニティから外れることを選ぶのです。
そんなダリルがリックたちのピンチの際にメルルと共に助けにきます。
帰ってきたダリルを見て、リックは頷きます。
この二人の絆もウォーキング・デッドの魅力なのかもしれません。
そしてそんな従順で頼り甲斐のある性格がダリルの人気の一番の理由なのかもしれません。