AI・自動運転などの自動化による、貧困問題はコミュニティ化で解決できる

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ライフハック

これからAIの到来により仕事がなくなってしまう可能性があります。

2025年、今から5年後には自動車の完全自動化が始まります。

自動運転のイメージ画像

(現在2020年)

自動車の完全自動化が始まると、タクシー運転手、バス運転手、運送業の運転手、電車の運転手など様々な職種に従事していた方々が職を失います。

レジ打ちの自動化も進んでいるので、スーパーの店員、コンビニの店員、他のアパレル店員などの求人数も減ります。

さらには、飲食店も注文がセルフ化され店員の数を減らすことができます。

経営する側は人件費を抑えられるので、どんどん自動化は進むでしょう。

上記にあげただけでも少なくとも5年後には、仕事がなくなってしまう人が増えるでしょう。

すると、お金を稼げなくなってしまう人が増えてしまいます。

これは困ったものです。

しかしこの問題は1人、あるいは一つの家族で生活している時に生じる話です。

実は考え方をちょっと変えるだけで、仕事がなくなっても生きていけるんです。

こちらではその方法を書いておきます。

協力する(コミュニティ化)

現実的にみんなで集まって生活すれば、その分生活コストを下げることができます。

例えば月収10万円の人がいたとします。

月収10万円の人が5人集まったことを考えてみましょう。

月収10万円の人が5人集まったら?

月収10万円の人が5人集まっているので、全体では50万円の収入があることになります。

まずここから3万円ずつ出すと、15万円になります。

15万円の家賃の家を借りれば、地方で5人で住める部屋は見つかるでしょう。

すると残りは全体で35万円になります。

ここから1人2万円ずつ出して、食費を確保しましょう。

10万円の食費が担保されるので、外食を抑え、弁当にすれば暮らしていけます。

残りは25万円(1人5万円)となります。

ここから税金を引きます。

雇用形態によって違いますが、給与の3割が税金だと考えると残りは2万円になります。

そこから1万円ずつ出すと、光熱費を払うことができます。

さらに残りの1万円で交通費が出てきます。

これでは服を買うお金がなくなってしまいます。

ですが、服は5人分を皆でシェアすることもできますので、あまり買う必要はありません。

これでとりあえずは生活することができます。

のちに協力して発展していく方法も書いています。

月収10万円の人が1人で生活する場合

では今度は月収10万円の人が1人で生活する場合のことを考えてみます。

(生活保護など考慮しません)

月収10万円の人は3万円ほどの古いアパートに住むんでしょうか。

3万円のアパートを借りたとすると、残りは7万円になります。

光熱費は1万円程度と計算すると、残りは6万円になります。

食費は3万円〜4万円に抑えたとして、残りは2万円です。

これでは税金を払うことができません。

月収10万円の人は税金を払えなくなり、古いアパートで生活することになります。

しかし月収10万円の人が5人集まれば、15万円の家賃の家で住むことができます。

ここで問題が生じます。

15万円の家をシェアできないかもしれないという問題です。

これは政府や国、企業レベルの制度なので、貧困の解決策を邪魔していることになります。

運動を続ければ、取り払ってもらえるかもしれません。

また企業レベルの問題であれば、貧困問題が加速した際、複数人でシェアできる物件を取り扱うところが出てくる可能性があります。

月収10万円の人が10人集まって生活したらどうなるか?

ここからは月収が少なくても、人数が増えれば裕福になれるのかを考えていきます。

裕福さは人数に比例するのかという疑問です。

月収10万円の人が10人集まると、家賃は30万円ほどの家がいいでしょう。

あるいは一軒家を借りる方がいいかもしれません。

30万円であれば、探せば出てくるのではないでしょうか。

家賃分の一人当たりのお金は3万円となります。

家賃分は5人の時と変わりません。

では、食費は2万円で20万円分となります。

大量買をすれば、やっていけなくはないのではないでしょうか。

これで一人当たり、残り5万円となります。

税金が3万円なので、残り2万円ですね。

ここまできてわかることは、人が増えても変わらないということです。

ですが、1人よりは複数人で協力した方が、裕福な生活ができます。

現実的な話

実際問題としては、10万円の人ばかりが集まるわけではありません。

月収15万円の人もいれば、17万円の人もいるでしょう。

そうなると、話は変わってきます。

月収17万円では1人で生活するのは結構厳しいかもしれませんが、複数人で生活すれば少し裕福な生活をすることができます。

家族で協力する

仕事を失ったら、実家に帰るという人が多いと思います。

もし仕事がなくなる人が増えたら、実家に帰った方がいいでしょう。

実家に帰って家族みんなで力を合わせられれば、問題は解決します。

例えば、家族のうちの1人だけIT企業、あるいは自動車会社、AI会社などに勤めていれば、その人に乗っかることができます。

それ以外の人は、仕事を探すのが大変かもしれませんが、できるだけ働き月収10万円を用意します。

成年になっても家族みんなで集まり、協力し合えば裕福な生活を手にすることができます。

もしも嫁や旦那ができても、みんなで集まって生活すれば、問題は解決します。

昔の家族形態に戻る

大昔は人間は群れで生活していました。

もちろん今の社会はシステム的に協力して生活していることになります。

農家の人がスーパーへ職人を届ける。

酪農家がスーパーへ食品を届ける。

それを別の仕事をした人がお金を出して購入する。

これは協力の社会です。

しかし、家族単位個人単位で見ると、数がどんどん減っています。

一人暮らしの人も多いですし、子どもが少ない人も多いんです。

しかし昔の日本、いや昔の世界は今よりもっと貧困が激しかったんです。

その時はみんなで集まって生活していました。

今は裕福になったので、1人で生活できるようになりましたが、これから自動化が進み、仕事が激減するのであれば、また集まって生活をすればいいだけなんです。

集まって生活するメリット

みんなで集まって生活すると、お金の面だけではなく、身体的精神的にもメリットがあります。

例えば、生活のことを複数人で集まって考えることができます。

「三人寄れば文殊の知恵」というように1人で考えるより、複数人で考える方が問題は解決するんですね。
例えば10人集まれば、その知り合いなど集まり新しいサービスを始めることができるかもしれません。
一定期間のみ、8人だけ働いて、2人でサービスを開発したりすることもできます。
複数人で住むことで、発展性も生むことができます。

リスクを分散できる

もし複数人で暮らしていたとすると、1人が病気になっても残りの人が頑張ればなんとかなるかもしれません。

それがもし1人で生活していたとすると、病気になってしまったら収入がなくなるので大変です。

ですが、複数人で暮らしていると、たとえ1人の体調が悪くなっても問題ないんです。

最初の5年が厳しい

自動車の完全自動化や様々なサービスの自動化により、雇用が激減することは予測されますが、政府は現実的に起きないと対応しないのではないでしょうか。

そうなると、5年くらいで制度ができるんだと思います。

国を動かすのは大変なので、ベーシックインカムなどの制度、生活保護の見直しなど、決定するには時間を要します。

政府イメージ画像

ですので、自動車の完全自動化付近で雇用はどんどん激減していくと思います。

ですが、その際は複数人で協力して生活することで耐え忍ぶんです。

決して1人で生きようと思わない方がいいと思います。

友人たちと集まって生活するよう努力しましょう。

【まとめ】年金問題、貧困問題はコミュニティ化で解決できる

これから年金の問題や働けなくなるリスクを考えると、先行きを不安に感じる人が多いと思います。

しかしそれは今の常識で考えてしまっているからです

昔の家族形態、生活形態に戻ることができれば生活できます。

これからは孤で生活するのではなくコミュニティで生活するようになるんです。

ドラマ「ウォーキング・デッド」もコミュニティを形成して生活しています。

人間は本来協力して生活すればどんな苦難も乗り越えられる生き物なんです。