堀江貴文さんの「99%の人が気づいていないお金の正体」を読むことは今後の人生を大きく左右するかもしれません。
堀江さんが言っている、「お金の本質=信用」というのをYouTubeで聞いて知っていたんですが、私はその意味をちゃんと理解していませんでした。
堀江貴文さんの「99%の人が気づいていないお金の正体」を読んでその意味が本当に理解できたので、こちらでその意味を書いていきます。
目次
堀江貴文「99%の人が気づいていないお金の正体」概要
私は今までお金は努力の量の対価で、お金は働くことで初めて得られるものだと思っていました。
あるいは、良い会社を見極めることができれば、投資で儲けることができるんだと思っていました。
でも堀江貴文さんの「99%の人が気づいていないお金の正体」を読んでから、そういう考え方自体が間違っていたのかもしれないと感じました。
堀江さんは「お金の本質=信用」であると言っています。
この言葉の真意は、人は信用にお金を払っているということです。
ではこの信用とはなんなのかを書いていきます。
信用とは何か?
「お金の本質=信用」とは、信用力が高ければ高いほど、お金は多く生まれるんだと私は解釈しました。
ではその信用力とは何物なのかを考えていきたいと思います。
そもそもお金というものは物々交換の代替品として生まれました。
昔は大根と肉を交換していたんですね。
でも大根などはやがて腐ってしまいますので、それが腐りにくい米になり、コインになりました。
そして近代に入り、お金は紙となったんです。
今はそれが電子化していっているんですね。
つまりお金は別に、大根でも良いわけですし、紙でもコインでもなんでも良いんです。
でもなんでも良いよと思うためには、お金というものを多くの人が信用しなければなりません。
誰もが1万円札に1万円の価値があると信じているんです。
でも本当は1万円札には1万円の価値はありません。
実際、1万円札は1枚約20円で製造できるんです。
現に偽札が偽札だとわかった瞬間に、それは紙切れに変わるわけですから。
株券は信用で価格が決まる
株券はまさにその会社の信用で、値動きが起きています。
今はコロナウイルスが下がっているので、飲食業界、アミューズメント業界は業績が悪化すると思われ、株価が下落しています。
これも全て、その業界の価値の信用がなくなったということになります。
日本円も価値がなくなる可能性がある
それをもっと広いところに広げていくと、日本円というものも信用で成り立っているんです。
もしも日本がこのまま衰退していき、日本の信用力が低下していけば、日本円の価値も下がっていきます。
このようにお金というものは信用が下がれば、簡単に下がっていくものなんだということです。
人の信用力が上がれば、勝手に資産は増えていく
さてここからが堀江貴文さんの「99%の人が気づいていないお金の正体」の本質になります。
では「お金の本質=信用」という事実を個人レベルに落としていったら、我々はどうするべきなのかを考えていきます。
まずサラリーマンがお金を得る原理を考えていきます。
サラリーマンは会社に出勤し、やるべきことをするであろう信用で採用され、それが本当になされたので、その対価としてお金を得ています。
採用され、契約し、その契約通りに仕事をするからお金を得られるんですね。
転職活動では過去の経歴と実績を見て信用されなければ、採用されません。
要するに、サラリーマンとしてお金をたくさん得たいのであれば、価値の高い仕事ができるという信用を得る必要があるということです。
サラリーマンとして最高の地位としては社長とか会長なんだと思います。
社長になるには、自分に社長という仕事が務まることを信用してもらう必要があります。
ベンチャー企業で役員をする
サラリーマンとして高い給与を得たいのであれば、役員以上になる必要があると思います。
ではどうすれば役員以上になれるのかどうかです。
今までに書いたことを見ていけば、普通の社員をやっていても、役員になれるはずがないとわかると思います。
信用力があるからお金が支払われるんですよね。
ですので、役員の仕事ができるという信用力があれば、役員として採用され、たくさんのお金を得ることができます。
でもサラリーマンとして部長になっても、役員ができるという信用は得られません。
役員ができるという信用を得たいのであれば、どこかの会社で役員をやり、ある程度成功した実績がなければならないんです。
それを得るためにはベンチャー企業に入るなど、役員をやらせてもらえる環境を探すことが何よりの近道になると思います。
ベンチャー企業で役員として業績を上げることができたら、次は中小企業で役員をやらさせてもらえるかもしれません。
その次は大企業の役員になれるのではないでしょうか。
このように「お金の本質=信用」だと理解していれば、無駄な努力である普通の正社員としてずっと大企業に貢献していてはお金持ちになる道がすごく遠いことがわかると思います。
大企業で社員を続けるよりもベンチャー企業で役員になることの方が早く、大企業で役員になるチャンスがあるということです。
一度成功した人が何度でも這い上がれる本質
堀江貴文さんはもともとライブドアという会社の社長をしていたんですが、ライブドア事件のあと刑務所に入っていました。
そのあと普通であれば、人生が終わってしまうのですが、今YouTubeやロケット事業で稼ぐことができています。
「99%の人が気づいていないお金の正体」も普通に読む価値のある本でした。
堀江さんはどうして簡単にサラリーマン以上に稼ぐことができるんでしょうか。
それはお金が信用から生まれることを知っているからではないでしょうか。
堀江さんが支持される要因は、堀江さんが発信する情報を信用している人が多いからではないでしょうか。
堀江さんの言うことが面白いと信用しているから、堀江さんの動画を見てしまうし、堀江さんが何を書いたか気になるから「99%の人が気づいていないお金の正体」を買ってしまったわけです。
この「99%の人が気づいていないお金の正体」に関する記事を書いているのも、「99%の人が気づいていないお金の正体」についての記事を書けば、きっとアクセス数を稼げるのではないかと考えるからです。
それは私が堀江貴文さんを信用しているからなんですよね。
つまり自分のことを信用してくれる人が増えれば増えるほどお金は増えていくということです。