まず最初に告げておきます。
日本のドラマはもう終わりました。
もちろん面白いドラマもあります。
でももうすでにアメリカのドラマとは、比べ物にならないほどの差ができています。
「ウォーキング・デッド」、「ストレンジャー・シングス」これらのドラマは圧倒的に日本のドラマを超えてしまいました。
「ウォーキング・デッド」のシーズン10・12話で私は日本とアメリカの差を感じました。
それでなくとも、すでにアメリカの映画と日本の映画の面白さの差は歴然としているんです。
ではこれからどうすれば日本のドラマを面白くできるのか考えました。
どんどんリメイクする
まず簡単な方法は過去のヒット作をリメイクすることだと思います。
最近ではGTOがリメイクされました。
デスノートもリメイクされました。
でもこれらは全然ヒットしませんでしたよね。
GTOはオリジナルのキャストが良すぎたため、拍子抜けしてしまいました。
GTOでは反町隆史さんが圧倒的に魅力的ではまり役だったので、続くAKIRAさんではそりゃうまくいくはずもありません。
デスノートはキャストの問題ではありません。
明らかにオリジナリティが欠けていたんです。
それでもリメイクを諦めてはいけません。
今日本のドラマのレベルがどんどん下がってきています。
なぜなら日本全体のレベルが下がっているからです。
家電メーカー、ECサービス、食品など、全ての分野で、もはや日本はレベルが低いんです。
それは団塊の世代がいなくなったこと、そして日本が簡単に生活できる国になったことが原因かもしれません。
だから脚本家も全然面白いものを書けなくなったんです。
三谷幸喜さんや坂元裕二さんなど優れた脚本家は存在しますが、明らかに優れた脚本家の数は減少しています。
そんな中でどうすれば、日本のドラマを面白くできるのか。
それは昭和のヒット作を現代風にアレンジすることです。
プロデュース力があれば、ヒット作を生めるというのは、TBSの日曜劇場や「あなたの番です」(秋元康さんプロデュース)のヒットでわかっていると思います。
あとは何を題材にするかなんです。
そこで過去にヒットしたドラマをリメイクしまくれば、ヒットの可能性は高くなるということです。
ですので、東京ラブストーリーがリメイクされFODで配信されたのは素晴らしいことです。
29年ぶりドラマ化 #東京ラブストーリー
香港のトップフォトグラファー撮影のビジュアル公開💖
🗼伊藤健太郎、王道ラブストーリー初挑戦「本当に大変に感じました」
▼キャラクタービジュアルもhttps://t.co/cz2L6GnTSE https://t.co/XHJcX8unwZ pic.twitter.com/CXzPw3Zfo8
— モデルプレス (@modelpress) April 1, 2020
このようなリメイクをどんどん行なっていくんです。
例えば、「ひとつ屋根の下」を現代風にリメイクする。
例えば、「平成夫婦茶碗」を「令和夫婦茶碗」としてリメイクする。
例えば、「古畑任三郎」をディーン・フジオカさん主演にリメイクするなど。
リメイクのタネはいくらでもあるんです。
過去の爆発的ヒット作は各局に必ず存在しています。
例えば、「女王の教室」ならリメイクではなく続編でできるでしょう。
TBSなら「SPEC」ではなく「ケイゾク」の続編を制作する。
そして「SPEC」の世界を少しだけ出すなど、いくらでも方法はあります。
あるいは「ぼくらの勇気 未満都市」、「金田一少年の事件簿」などなど、まだまだリメイクが切望されているコンテンツはたくさんあるんです。
それらをゴールデンで放送したらいくらでも視聴率を取れるんじゃないでしょうか。
アメリカのようにシーズン化する
さてここからは今までの常識をどんどん破っていきましょう。
今日本で「相棒」や「科捜研の女」などテレ朝のドラマがシーズン化されています。
これは日本ではタブーな戦略でした。
でも普通に「Doctor-X」や「相棒」は根強いファンを獲得しています。
これを「古畑任三郎」でも「ガリレオ」でも、「HERO」でもやってしまえば良いんです。
あるいは「半沢直樹」「家政婦のミタ」など爆発的にヒットしたドラマをどんどんシーズン化していけば良いんです。
そうすれば視聴率は稼げますし、スポンサーもつきやすいんじゃないでしょうか。
考察は必須
ドラマ「あなたの番です」のヒットでわかったと思いますが、視聴者は考察に引き寄せられています。
「あなたの番です」の後、「テセウスの船」でも考察ブームが起きました。
私のブログでも「テセウスの船」の考察記事でかなり儲けることができました。
これを本格的にビジネス展開し、シリーズ化すれば余裕で視聴率をかせげると思います。
例えば、「あなたの番です」の主人公・手塚翔太(田中圭)が引っ越したマンションで、また殺人事件が勃発なんてことでも余裕で考察を開始できるんです。
そこに手塚菜奈(原田知世)に超似てる住人がいるという陳腐な設定だけでも、視聴者はテレビにクギ付けとなります。
そんな風に簡単にテレビの視聴率を上げることができるのに、日本のテレビは一向にそんなことをせず、漫画原作物か新作ばかり世の中に送り出してしまうんです。
アメリカのヒット作をどんどんリメイク
韓国のドラマは日本のヒット作をどんどんリメイクしています。
アメリカでヒットしたドラマもどんどんリメイクしています。
日本は今までアメリカのドラマをリメイクするのを避けていました。
なぜなら日本にもプライドがあったからでしょう。
しかし最近ようやく、「SUITS(スーツ)」をリメイクしました。
\\\㊗️本編映像解禁✨///
ついにシーズン2の本編映像が解禁
されました😎新たな戦いが始まり
ます‼️お楽しみに✌🏻✌🏻✌🏻––––––––––––––––––––––––––––––––#SUITS season2👔✨
第1話放送▶︎4月13日月曜よる9時〜
(初回30分拡大スペシャル👏🏻)
–––––––––––––––––––––––––––––––– pic.twitter.com/nzS5ZQD627— 【公式】月9『SUITS/スーツ2』 《✨4月13日スタート✨》 (@drama_suits) March 24, 2020
「シャーロック」もリメイクして、アメリカドラマを取り入れ始めたんです。
これは非常に良いことです。
さらに、「SUITS(スーツ)」はシーズン2を発表し、シーズン化を匂わせている感じです。
私は月9を、「SUITS(スーツ)」一本にするのでも良いと思います。
シーズン化して、どんどんゲストを招いていく。
ネタならいくらでもあります。
原作版がずっと続いているんです。
それを日本風にアレンジするだけでコンテンツ化は終了なんです。
「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-」も非常に面白かったです。
「グランメゾン東京」も非常に面白かった。
「きのう何食べた?」も同じです。
こんな感じで、面白いコンテンツ(ヒットしたコンテンツ)をどんどんシリーズ化、リメイクしてくことが今の日本には必要なのではないでしょうか。
正直な話、月9を木村拓哉の過去ヒット作続編で埋め尽くして良いと思います。
木村拓哉さんを嫌いな人はたくさんいるかもしれませんが、木村拓哉さんはやっぱりカリスマです。
キムタクと一緒に共演する人をアレンジして、どんどんドラマを作るんです。
キムタクと長瀬智也。
キムタクと竹野内豊。
キムタクとGACKTなどなど。
可能性は無限にあります。
もちろん新しい作品にチャレンジするのは良いことです。
そうしなければいつか新しいチーズを探せなくなってしまうのも正しいです。
ですが、だからと言ってどんどん新しい作品を放出していくのが良いという時代ではなくなりました。
今の視聴者は面白くないものは無視します。
面白いものかおもしくないものかを見極める力はどの世代よりも長けているんです。
なぜなら幼い頃からエンタメに触れてきた世代です。
どんどん面白いものを吸収し堪能してきたんです。
そういう世代には本当に面白いものを提供できなければ、無視されて終わりです。
そうならないためにも、過去にヒットした話題作をどんどんリメイク化していくとはとても重要になってきます。
リメイクのタネならいくらでもある
私が上にあげたのはほんの一部です。
例えば、「ROOKIES」、「Stand Up!!」、「ブラックペアン」などもリメイクできる代物でしょう。
あるいは「ストレンジャー・シングス」「13の理由」、「ブレイキング・バッド」(こちらは法的な部分にも絡むので脚本改定で頭を使わなければなりません)など。
まだまだネタはいくらでもあるんです。
「Dr.コトー診療所」、「コード・ブルー」「ごくせん」「ラブジェネレーション」などなど、ちょっと調べるだけで、名作はいくらでもあります。
これらを全てリメイク or シリーズ化してはいかがでしょうか。
有村架純さんや石原さとみさん、長澤まさみさん、菜々緒さんにごくせんのヤンクミをやらせてみたらどうでしょうか。
きっと話題になるんじゃないでしょうか。
このようにドラマを面白くする方法はいくらでもあります。
ぜひ参考にしていただければと思います。