近年瞑想がブームになっています。
瞑想は科学的にも、その効果が認められています。
しかし瞑想は個人で行うには大変な集中力を要するのと、詰まらないという側面があり、続けることができない人が多いのではないでしょうか。
瞑想は効果があるのに続けられないものなんですね。
では瞑想をみんなで楽しめる場所があったらどうでしょうか。
私は瞑想をビジネス化できないか考えてみました。
瞑想の問題点
ではまず瞑想の問題点を書いていきます。
瞑想の問題点は以下の3つになります。
- 何もしないので、退屈
- 忙しくて時間を作れない
- 効果が出るのを実感するのが難しい
この3つの難点があるため、瞑想が社会に定着しません。
もちろんビジネスマンの中でも続けている人もいるのですが、なかなか続けられないのが現状じゃないでしょうか。
でも科学的には効果があると認められているため、瞑想を行えば生活向上に繋がるんです。
このように効果がわかっているのに、続けられるないものが他にもあります。
例えば、ガボールアイという視力を回復する効果があるものですが、これも効果が出るのに時間がかかるのと、詰まらないから続けることができません。
あるいは断食やスムージーも同じだと思います。
しかしこれをみんなで行ったらどうでしょうか。
あるいは、ふと気づいた時や時間に余裕のある時にだけ行ける場所があったらどうでしょうか。
瞑想の効果
ではここでようやく瞑想の効果を書いていきます。
瞑想にはいくつもの効果があります。
下記にはその効果の中から生活改善に役立つものをピックアップしました。
- ストレス解消
- 集中力アップ
- 想像力が豊かになる
ストレス解消と集中力のアップ、想像力の向上など、瞑想には生活改善につながる効果があります。
ですが、続けることができない人が多いんですね。
これは非常にもったいないです。
ですので、私はビジネス化したらいいのではないかと思いました。
瞑想をビジネス化する方法
私は瞑想をビジネス化するために、瞑想クラブのような気軽にみんなで瞑想ができる場所があるといいと思いました。
ちょっとフォットネスクラブのようにかっこよくないので、「Meditation club」などの別の名前をつけるべきですが、基本的にはフィットネスクラブでフィットネスを行うように瞑想を行う場所があればいいと思いました。
料金体系は定額制でも、一回一回払う形でもいいと思います。
私のイメージとしては、「てもみん」さんのようなマッサージ店が行っているビジネスプランで、瞑想を専門に行う業種という形です。
瞑想クラブに需要はあるのか?
瞑想は宗教に非常に近い行為だと思います。
私は無宗教ですが、特定の宗教に所属すると、瞑想に近いことを行なわされるというイメージがあります。
宗教に所属する人は日本でも多いのですが、彼らは宗教に所属することで心の癒しを受け取っているのではないかと思います。
何かに所属することで安心感を抱くことにもなると思います。
また、全てを委ねることで気持ちを楽にすることができるのではないかと思います。
現代社会はストレスが非常に多い社会です。
そしてこの問題はあらゆるものの自動化によって今後さらに加速していくのです。
人はストレスから逃れることができないのです。
しかし宗教というのは、日本人あるいは現代人はあまり馴染めない組織になりつつあるのではないでしょうか。
科学が重要視される世の中で、宗教に意味を見出せない人が多いのが現状ではないかと思います。
そんな中で、宗教と同じようにマインドフルネスの効果がある、瞑想クラブが今後重要になる可能性があるのではないかと思います。
みんなで瞑想ができる場所。
そこは全く宗教っぽくなくて、まるでフィットネスクラブのようにアグレッシブで清潔で快活な場所です。
そこで10分から30分、まるで「精神と時の部屋」にいるような感覚で、自身の呼吸に集中する空間。
このような場所がマッサージ店と同じように、駅前にあったら人々は興味を抱き通うようになるのではないかと思います。
瞑想クラブのデメリット
瞑想クラブをビジネス化するにあたり、デメリットがあると思います。
それは詰まらないから10分も持たないんじゃないかということです。
それで客は定着しないのではないかという問題ですね。
正直瞑想クラブは頑張って宣伝すればそれなりに、注目されると思います。
瞑想の効果を知っている人などが食いついてくると思います。
しかしやっぱり、面白くないから続かない。
そういうリスクがあると思います。
ただ瞑想には科学的な根拠があるため、一旦落ち着いた需要もその後は維持されるのではないかと思います。
ただ、どんなビジネスも同じことを繰り返していては続きません。
なので、瞑想をより楽しく、効果的にできるよう工夫することが重要です。
瞑想クラブをアップデートしていく
ユニバーサルスタジオジャパンの入園者数を激増させることに成功した森岡毅さんは、様々な戦略を打ち出して、観客を増やしていきました。
このやり方はスティーブ・ジョブズの戦略に非常によく似ています。
彼らが行った戦略は観客に常に変化を植え付けることでした。
ジェットコースターが後ろに進もうが、カメラのレンズが3つに増えようがどうでもいいんです。
しかし重要なのは常に変化するプロダクトだ伝えることです。
もちろん中身も重要になってきます。
ゾンビが園内にはびこった方が、ネズミが園内を駆け回るよりいいんです。
でももっと重要なことは客を楽しませようと思うことです。
さらには客の購買意欲を上げるよう努力しているかどうかなんです。
ですので、徐々に段階的に瞑想カフェをアップデートしていく必要があると思います。
もちろん音や匂いで演出するなんてことは誰にでも思いつきます。
そのほかには、マッサージ店と提携してみたり、YouTuberと提携してみたり、更には瞑想の効果をもっと掘り下げてみるなど、やるべき戦略は山のようにあるんです。
瞑想にフォーカスするのではなく、健康になれる店として位置付けることもできます。
例えば、店内でスムージーを売ってみたり、ファスティングの指導をしてみたり。
あるいは、瞑想で生活が改善された事例をパンフレットにまとめたりと、やるべきことはいくらでもあります。
そこをいかに面白く、世界に伝えられるかが鍵になってくるのではないでしょうか。
瞑想クラブの可能性
瞑想には科学的効果という特別な可能性があります。
そして1人ではやりにくいというストレスがあるんです。
ザッポスのCEOトニー・シェイは長続きするビジネスには特徴があると言っています。
それは人々がそのサービスをどうしてもやりたいと思う衝動的理由があるかどうかだと。
瞑想にも少ながらず人間の「心理的 or 社会的な問題」に関わるところがあると思います。
ですので、私は瞑想クラブがビジネス的に価値があるのではないかと思います。
もしもフィットネスクラブを運営している人で、新しいプログラムを考えなければならないのであれば、瞑想のプログラムを取り入れるのもいいと思います。
もちろん瞑想は体を鍛えるとは言いにくいですが、心身を鍛えることに役立つんです。
試してみる価値はあるのではないかと思いました。
いかがでしょうか。