私は1年前に2ヶ月ほど完全在宅勤務を行いました。
そして最後の方は、ほとんどやる気が起きなくなっていました。
私はその原因に気づいたので、テレワークに慣れていない方にリモートワークの罠にかからないよう注意点を書いていきます。
目次
テレワークに潜む罠「出勤はとても重要な行動だった!」
コロナウイルスの影響で外出自粛を制限されたため、多くの人は外出することができない状態になっていると思います。
本来であれば在宅勤務をしていても、気晴らしに外に出たり、ショッピングセンターやこワーキングスペースに行って仕事をしたりすることができるはずです。
コロナウイルスが蔓延していないければ、我々は自由に外に出ることができたんです。
しかし今回のテレワークには、外出自粛というルールが加わっています。
実はこのルールは、テレワークを行うにあたり非常に危ないルールとなります。
(あくまで外出自粛は守ってください)
我々ビジネスマン、在宅勤務でなければ出勤という行為を必ず行うと思います。
駅に向かい、駅で電車を待って電車に乗って会社最寄駅について、会社に向かいます。
これは実は脳へかなりの刺激になっているんです。
いろんな人に出会ったり、外の空気に触れたり、仕事中は周りに監視されることで緊張感を保つことができます。
普段何気なく行っていることは実は脳にかなりの刺激を与えていました。
しかし在宅勤務になると、朝起きてから寝るまでずっと家で生活することになります。
1ヶ月ほどはこの状況でも脳に影響はないと思います。
しかし徐々に脳は楽をできる状態だと勘違いするようになります。
テレワークを行うということは、ストレスを限りなく”ゼロ”にすることが可能になるんです。
家で仕事するのはとても楽だから危ない
極端な話をすると在宅勤務中は、例えば昼食を食べてちょっと仕事をしたのちに眠たくなったから、布団で眠るなんてことができてしまいます。
1時間くらいであれば、集中していたと言って、嘘を通すことができる環境にあるかもしれません。
そのような状況下が1ヶ月以上続くと、我々大人だろうと、あまりストレスを感じなくても仕事ができる状態になります。
それが続くと、始めの頃は新鮮でやる気がみなぎっていたテレワークも、徐々に堕落していくんです。
人間はストレスによって、モチベーションを維持しているところがあります。
オフィスで仕事をするとなると、他人から監視されているので、サボることができません。
しかし家でテレワークを行うとなると、他者との接触は愚か上司からの指摘も減りますので、好きなことをしながら仕事をすることができます。
例えば音楽を聴きながら仕事をしたり、スマホを逐一チェックしながら仕事をすることもできます。
こういった緊張感のない快適なオフィス環境は逆に仕事の質を低下させることに繋がるんです。
テレワークは自己との戦いがかなり重要
私は実は2018年の1月頃から3ヶ月ほどブログ運営だけを行っていた時期があります。
その際は最後の方、モチベーションが下がり、全然ブログを書けなくなったことを経験しました。
ですので、極力2018年の失敗を活かして精力的に自己管理を行おうと努力しながら去年2019年の在宅勤務に取り組んだんです。
しかしそれでも1ヶ月を過ぎたあたりから自己管理ができなくなりました。
それで私は確信したんです。
つまり危機感を自身で演出しなければなりません。
そのために最も有効なのが、運動と締め切りです。
いつ終わってもいいような仕事を淡々と続けることはできません。
それに外出自粛を強制されると、出勤という行為が行えなくなるため、脳はどんどん刺激を受けなくなります。
毎日運動を行う
ですので、まずは毎日運動を行う必要があります。
とはいえ、ジムも営業停止していますし、外出自粛要請が出ているので、家から外に出ることができません。
私も大変困っていました。
ジムに行けないならまた前回と同じことが起きるんじゃないかと心配していたんですね。
しかし今はYouTubeで自重トレーニングと調べれば、自宅で行える様々なトレーニング方法を調べることができます。
上記のような動画を見ることで、ジムに行くことができなくても、自宅で運動することができるので外出しなくても運動することが可能です。
出勤行為の重要性
私たちビジネスマンは、出勤という行為で少なからず強制的に運動を行えていたんです。
もちろん家から徒歩なん分圏内にオフィスがあるなんて人もいると思いますが、そんな人でも家で支度をして外に出るという行為を行っていたはずです。
実は出勤という行動には運動で体を目覚めさせること以外に、脳内の時計をリセットするという効果もありました。
朝日光を浴びるということは、実は当日の眠りに深く関わっていたんです。
良い睡眠ができると、翌日のパフォーマンスは向上します。
しかし良い睡眠を担保できなければ、パフォーマンスは下がってしまうんです。
朝日光を浴びるということはセロトニンの分泌を促す効果があります。
セロトニンの分泌はメラトニンの分泌に関わる作用ですので、朝日光を浴びることはうつ病を抑制することにつながります。
出典:けんこう名探偵HP
ですので、テレワークを行うことで出勤行為がなくなると、睡眠の質が低下し、うつ病に近い精神状態を誘発させるリスクがあるんですね。
それがモチベーションの維持にも関係するのではないかと思います。
ですので、外出自粛を制限されている現状でも、カーテンをきちんと開けて少しでも日光を浴びる努力をする必要があります。
自分を管理する
テレワークの落とし穴の最も大きな要因は自己管理ができないことです。
人はどんなに頑張っても欲望に打ち勝つことができないそうです。
メンタリストDaiGoさんも下記の動画でおっしゃっています。
スマホが目の前にある、誰も見てないので、ネットサーフィンができる。
そんな誘惑の前で人は仕事に集中することは不可能です。
どんなに意志の強い人でも誘惑には負けてしまいます。
そこで重要なことは、人間は意志が弱い生き物だと知ることなんです。
だからこそ徹底的に自己管理を行おうとすることが重要です。
そこに運動やエクササイズが関わってきます。
運動を行うと、血液を体の隅々まで届けることができるようになります。
そうすることで、体で循環しきれなかった血液が脳の隅々にまで通うようになります。
脳にきちんと新鮮な血液が通うようになると、今まで面倒だと思っていたことも行えるようになります。
面倒だと思っていたことを行えるようになることがモチベーションになるんですよね。
面倒だから後回しにしよう、楽してテレビでも見ちゃおうかなと思ってしまう自分の弱さを運動が縛ってくれます。
私はこのことに気づいていたので2019年の4月からの在宅勤務では極力外出して働くことを心がけていました。
それでもストレスのない状況が続くと、今日はやっぱり家でやろうかなという甘えが出てくるんですね。
そう思うこと自体が堕落とモチベーション低下への道につながります。
ですので、自重トレーニングを何が何でも毎日行う。
これを徹底することで、外出自粛要請期間中のテレワークのモチベーション維持につながります。
コロナウイルスの影響、テレワークに潜む罠〜リモートワークをなめていると大きなリスクがある
テレワークはとても楽なので、とても快適に感じているかもしれません。
しかしその快適性が実は大きな落とし穴となります。
ストレスのないビジネス環境は徐々に私たちのモチベーションを低下させてきます。
ですので、そのことを予め把握し、日々の生活に運動を取り入れ、自分の体を目覚めさせ、自己管理を徹底することで、リモートワークをContinueすることができます。
私が言いたいことは、決してテレワークをなめてはいけないということです。
テレワークには思わぬ落とし穴が潜んでいます。
そのことをしっかり頭に刻みながら、日々のビジネスライフを楽しんでください。
以上です。