コロナウイルスの感染拡大により、政府は5月末まで緊急事態宣言を延長すると決定しました。
もしも緊急事態宣言が5月末まで延長されると、失業者が77.8万人になると予想されています。
出典:https://www.jiji.com/jc/article?k=2020050101011&g=eco
77.8万人の人が転職活動を余儀なくされます。
平常時の月別求職者数は平均で、30万人〜50万人だと言われています。
単純計算で推測してみても、平常時にプラスで35万人ほどの求職者が増加することになります。
当然仕事が決まらないことは、容易に推測できます。
私たちはこのような状況をどう受け止めればいいのでしょうか。
私はもはや、政府に頼るのではなく個人が個人に支援しなければならないフェーズがきたと感じました
政府の支援金はもう期待できません。
政府が追加予算を捻出するには国の借金を増やす必要があるんです。
ですが、国民が自ら国民を支援する仕組みができれば、政府を通さなくても国を支えることができます。
経済的に困っていない人が、困っている人を支援するということです。
実は生活に困っていない人が月に2,000円寄付するだけで簡単に貧困者を救えることがわかりました。
2,000円だったら他人にあげても困りませんよね?
個人が個人を支援しなければ、今後大変なことになる可能性があります。
どうして月に2,000円寄付するだけで貧困者を救えるのか説明していきます。
目次
GW(ゴールデンウィーク)明け以降は医療体制と経済体制両軸が深刻化
GW(ゴールデンウィーク)に入るまでは、国はどちらかというと、コロナウイルスの収束を第一優先として、経済の優先順位を下げていました。
なぜなら、コロナウイルスの感染が収束することが経済にとって良いことだとわかっていたからです。
しかしそれは、コロナウイルスの問題が1ヶ月で収束した場合に有効な対策でした。
GWを明けてもコロナウイルスの感染拡大が収まりきれていません。
それを受け、政府は緊急事態宣言の延長を発表したので、上述したように失業者が増えてしまいます。
失業者は明日を生きれない人もいる
今失業者が増加しています。
失業者の中にはその日暮らしをしていた人もたくさんいます。
家族をたくさん抱え、毎月の給与をその月に消費していた家庭もあります。
夫婦の稼ぎが少ない上に、養育費もバカになりません。
そんな家庭の親が職を失ったらどうなるでしょうか。
今職を失ったらすぐに再就職先が決まる確率も非常に少ないです。
アルバイトも求職者が増えているため、なかなか決まりません。
そんな状況で失業保険や給付金などの国からの支援だけでは、すぐにお金がなくなってしまいます。
これでは1ヶ月も補償できません。
貧困者は成す術がない
私が知っている外食産業従事者は家庭を持ちながらも職を失ってしまい、お金に困りネットワークビジネスを始めてしまいました。
ネットワークビジネスをしても状況が変わることはないでしょう。
売れないものは売れないのです。
そんなことをしても気休めにもなりません。
失業者は、今解決できない難題と戦っているんです。
失業者を救えるのは困っていない私たちだけ
私は先週まで失業者でした。
私は運良く職を得ることができたので、失業者ではなくなりました。
ですが、現在IT業界でも求人社数と求職者数の比率が1:9の比率となっているそうです。
私はたまたま運良く職を見つけることができましたが、まだまだ失業で苦しんでいる人はたくさんいます。
失業者が陥る身体的重圧とは?
正直この時期に失業するのは本当に苦しいです。
貯金はどんどん減っていくし、いつ経済が回復するかわからない。
貯金残高と食費を見比べ、欲しいものには目を瞑る。
そんな生活で私はどんどんやる気を失っていました。
今そういう人が私たちのすぐ隣に生活しているんです。
私の知り合いの外食産業従事者は家庭を持ち、家のローンや車のローンを抱えています。
8千万人が2,000円寄付するだけで世界が変わる根拠
今この日本には、「仕事があり、貯金も潤沢にあり、明日を簡単に生きられる人」と「仕事もない、貯金もない、明日を生きられるか不安な人」の2種類が存在しています。
日本全国の失業者が約80万人いるので、そのうちの何人かは非常に生活に困っていると考えてください。
多く見積もって80万人の人が生活に困っているんです。
8,000万人とは日本の人口の3分の2にあたります。
まさかこれほどの人数が他人に2,000円寄付するとは考えられませんが、今他人に月2,000円ずつ寄付できる人は8,000万人いるんじゃないでしょうか。
実はこれで今の経済状況を緩和することができます。
政府に頼らなくても、国民が協力するだけで、社会は安心した場所に戻ることができるんですね。
政府は追加の給付金を補正予算で確保できないのであれば、国民から2,000円だけ特別に徴収すれば、簡単に貧窮者を救うことができます。
ここに非常に簡単な回答があるんですね。
でもなぜか日本にはそれができないんです。
だからこそ、我々は少しでも他人を気遣う心が必要になっているんだと思います。
他人でなくても、家族を救うことならできると思います。
例えば、本当に生活に困ってしまった家族を救うことができると思います。
しかし今はそれでも足りないかもしれないんです。
だとしたら、自身の生活が1年以上保証されるとわかった時点で、近所で困っている家庭がないか確認して、20万円だけでも貸してあげるというそういう気遣いが重要だと思いました。
救える命を救わなければ、回り回って自分にやってくる
彼らは自殺をしてしまうかもしれません。
一家全員で無理心中をする家族も出てくるかもしれません。
あるいは家庭をさせることができなくなった父親が、家族のために亡くなるなんてことも実際に起きるかもしれません。
死んでしまったら、もうどうすることもできません。
変な話ですが、今回のコロナウイルスの影響で経済的に苦しみ、人口減少が起きたとしたら、景気が回復するスピードを鈍化させる恐れがあります。
景気が戻らないということは、給与が下がるということにつながります。
夏のボーナスはもらえるんでしょうか。
冬のボーナスはどうなりますか?
もちろん景気は戻っていきますが、コロナウイルスが収束したのちに、人口が減少していたら回復も遅れてしまいます。
人口が減少していなくても、貧困者が増えていれば、その分経済の回復も遅れてしまうんです。
それは回り回って今困っていない人にもじわじわとその影響が押し寄せてくることになります。
今我々は1人でも多くの人を救う必要があります。
自分だけは影響がないから、ラッキーだ。
他の人が困っているのは知らない。
今は自分たちの将来のためにお金をたくさん取っておこう。
そういう人が多ければ多いほど、経済は回らなくなり、景気が悪くなってしまいます。
景気はお金が流動している際に、良くなります。
お金が滞らず、いろんな人に手渡されていくことが景気を促進させるんです。
お金がなくて困っている人が増えれば増えるほど、連鎖的に景気が悪くなるようにできています。
現状お金に困っていない人はお金を使う道がありません。
であれば、今できることはお金に困っている人にお金を回すことではないでしょうか。
クラウドファンディングは何ができる?
今クラウドファンディングはお金に困っていない人から、お金に困っている人へのお金のルートを作る必要があります。
クラウドファンディングはそもそも上記のようなルートを各細するための、サービスでした。
今は平常時ではありません。
ビジネス界にもお金に困っている人がいると思います。
しかし明日を生きられない消費者がすでに存在しているんです。
クラウドファンディングなら明日を生きられない貧困者を救うことができます。
人は人を救える
社会の仕組みをうまく利用して、困っている人を助けられないでしょうか。
社会は人と人が助け合いながら回っています。
交通機関、電気、水道、ガス。
これらは全て過去の人々が作り上げたシステムです。
人には本来、人を支えようとする気持ちが備わっているはずです。
政府は懸命に我々の生活を支えようとしてくれています。
でも、もう打つ手がないのかもしれません。
それならば、国民一人一人が、社会に何かするフェーズがやってきたんではないでしょうか。
7月までにはコロナウイルスの問題は落ち着くかもしれません。
でも7月まで生きられない命があります。
この記事を読んだ人の中に、1人でも他人を救おうという気持ちが出た人が出てくることを願っています。