アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)を見ながら、英会話の勉強をしているのですが、アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)には面白くて勉強になる英語表現がたくさんあったので、こちらで書いておきます。
ここでは英会話中級者に向けて文章を書いています。
アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)が好きだし、英語で何を言っているのか気になっていた人も読んでください。
アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)は、結構意訳が多いので、重要な部分が抜けていたりするかもしれません。
では、早速進めていきます。
アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)シーズン1第2話は、重要なシーンが多かったですね。
さらに、アカデミー内での人間関係を表すシーンがたくさんありました。
レナード・ピーボディという謎の人物が登場するシーンがあります。
会話が多いドラマですが、難易度が中級者にはちょうど良いので、難しい表現を説明していきます。
目次
- 1 アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)英会話勉強〜never been after one of our own beforeの意味
- 2 アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)英会話勉強〜once in a blue moonの意味
- 3 アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)英会話勉強〜up to speedの意味
- 4 アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)英会話勉強〜I didn’t think it was possible to miss a person this muchの意味
- 5 アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)英会話勉強〜grow used toの意味
- 6 アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)英会話勉強〜tear apartの意味
- 7 アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)シーズン1第2話で出てきた単語
- 8 アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)シーズン1第2話感想
アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)英会話勉強〜never been after one of our own beforeの意味
HazelとCha-Chaが初めて登場するシーンで2人がわけのわからないことを話しています。
Quite the elaborate sketch from Gabriel Bà. @Gabriel_Ba @CameronBrittonH pic.twitter.com/AnyDUEBbUV
— Umbrella Academy (@UmbrellaAcad) March 17, 2019
ここでは意味のないことを話しているように見えますが、これは伏線ではないかと思います。
そしてその会話の中で、英語的に難しい表現があったので、書いておきます。
Cha-Cha(女性の方)が「Never been after one of our own before.」と言います。
この文は難しく感じますが、理由はafterが前置詞で使われているからです。
そして、afterとbeforeが出てきてなんだかわけがわからなくなります。
ここで出てくるafterは、「のあとを追って」という意味です。
直訳すると、「私は私たちの仲間の1人を今まで追ったことがない。」となります。
one of our ownも難しい表現です。
自分たちの仲間の1人という意味です。
beforeは前にとなります。
そして主語を省略しています。
なので、とても難しい文になっていますが、悪役が話す言葉なので、省略箇所があり乱暴さを表現しているので、しょうがないでしょう。
悪役が話す文からは学ぶことがたくさんあります。
ちなみに、日本語字幕では、「仲間を追うなんて初めて」と意訳されています。
アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)英会話勉強〜once in a blue moonの意味
続いては、ユードラ・パッチという刑事が5号が襲撃されたカフェで言った言葉です。
once in a blue moonという表現が出てきます。
いきなりblue moonというのが出てきてわけがわかりませんが、これは「めったにない、ごくたまに」という意味です。
ユードラ・パッチは、「This is a once in a blue moon type of situation, I’d say.」と言っています。
つまり、「これは滅多にない状況ね」という意味です。
once in a blue moonはドラマでも出てきているので、よく使う表現なのかもしれません。
覚えていると得でしょう!
アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)英会話勉強〜up to speedの意味
ユードラ・パッチが5号が襲撃された事件の目撃者に質問をしていますが、すでに探偵に同じことを質問されたと言われてしまいます。
その探偵とは、ディエゴ(2号)のことでした。
ユードラに邪魔するなと怒られた2号は、「Let me catch you up to speed」と言います。
直訳すると、スピードをやるよという意味となりますが、意味が通じませんね。
これはup to speedが「情報をよく知っている」という意味です。
つまりディエゴは「自分が得た情報を君に教える」と言ったんですね。
up to speedを知らなければ理解できない英語だったでしょう。
ディエゴがさりげなく使っていますが、とても難しい表現になります。
アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)英会話勉強〜I didn’t think it was possible to miss a person this muchの意味
ルーサー(1号)がアリソン(3号)に娘に会えないのが寂しくない?みたいなことを聞いときに「I didn’t think it was possible to miss a person this much.」と言います。
これは英語独特の表現で、日本人は理解するのがとても難しいです。
直訳すると、「私は思わなかった、可能だと、人に会い損ねることがこんなに」となります。
直訳すると結局何を言いたいのか全然わかりません。
これは英語の独特の表現だからです。
つまり、人に会えないのがこんなに辛いとは思わなかったという意味ですね。
it was possibleがあるので、混乱すると思います。
でも慣れるしかないのでしょう。
こういう英語特有の言い回しを聞いて慣れるのが英会話習得への近道です。
アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)英会話勉強〜grow used toの意味
アリソン(3号)がポゴに慰められているシーンで、アリソン(3号)はこんなに大きな家で1人寂しくなかった?と聞きます。
Chris White (The Umbrella Academy) pic.twitter.com/JeovohIlD7
— Netflix (@netflix) December 31, 2019
その質問に対して、ポゴは「Grow used to things」と言います。
この英語は直訳(成長する、ものだった)しても全然わかりません。
ですので、英語特有の表現だとわかります。
grow used toはだんだん慣れてくるという意味です。
ですので、物事にだんだん慣れるんだという意味になります。
寂しくなかった?と聞かれたポゴは慣れるから大丈夫だよと言うのです。
アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)英会話勉強〜tear apartの意味
ルーサー(1号)がディエゴ(2号)に父親が死んだ日のアリバイがあったことが分かり、アリソン(3号)へ釈明する際、ルーサー(1号)は、「I should be the one who’s trying to bring us back together, not tear us apart.」と言います。
このセリフも非常に分かりにくいです。
前半のI should be the one who’s trying to bring us back togetherはなんとなく分かります。
「俺は戻ってきてもらえるよう努めないといけなかったんだ。」となります。しかしnot tear us apartで全くわからなくなります。
tearが出てきて、泣くとなるんですね。それなのに泣いて離れる?となって意味がわからなくなります。
まさかルーサー(1号)のような大男が、兄弟を疑って後悔して泣いて落ち込んでいるのか?と思ってしまうのですが、このtear apartは「バラバラにする」という意味でした。
ですので、これは「俺は、引き裂くんじゃなく、戻ってきてもらえるよう努めないといけなかったんだ」となります。
ルーサー(1号)は誰かが父親を殺したんじゃないかと疑うことで、家族の中に不信感を抱かせ、分裂を引き起こしてしまったのではないかと心配していたのです。
u gotta be quicker than that. pic.twitter.com/RLkaTDYITA
— Umbrella Academy (@UmbrellaAcad) July 1, 2020
アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)シーズン1第2話で出てきた単語
では、最後にアンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)シーズン1の第2話で出てきた単語を書いておきます。
英単語 | 意味 | 出てくる場面 |
admirable | 立派 | 序盤 |
interrupting | 割り込む | 序盤 |
spatial | 空間的な | 序盤 |
compare | 比較する | 序盤 |
trivial | 簡単 | 序盤 |
forbid | 禁止する | 序盤 |
Scraps | スクラップ | 7号と5号の会話 |
sttabed | 刺された | 5号が襲われた事件の検証 |
Witness | 目撃者 | 5号が襲われた事件の検証 |
confiscate | 没収 | 5号が襲われた事件の検証 |
Give away | タダで与える | 5号が襲われた事件の検証 |
Agita | 胸焼け、不安 | 5号が襲われた事件の検証 |
absolve | 免除する | 4号とポゴの会話 |
idiot | 間抜け | 警察署での会話 |
tow truck | 牽引トラック | 警察署での会話 |
interfere | 邪魔する | 警察署での会話 |
bureaucracy | 官僚の | 警察署での会話 |
throw out | 投げ出す | 警察署での会話 |
contaminate | 汚す | 7号が5号に謝る場面 |
disaster | 災害 | 牽引トラック運転手への尋問 |
prove | 証明する | 1号と2号の会話 |
prodigy | 天才 | 7号とレナードの会話 |
Upset | 気にする | ポゴと3号の会話 |
extinguish | 消す | ポゴと3号の会話 |
from time to time | 時々 | ポゴと3号の会話 |
アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)シーズン1第2話感想
#UmbrellaAcademy Season 1 is now #CertifiedFresh! https://t.co/EHkiM7po73 pic.twitter.com/A3KNcxhzMK
— Rotten Tomatoes (@RottenTomatoes) March 7, 2019
アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)シーズン1第2話は謎だらけです。
その上難しい英語が出てくるので、とても勉強しがいがあります。
フラーハウスのようなホームコメディに飽きてしまった人は、探偵物でもない、医療系でもない、弁護士系でもない(難しい専門用語がない)アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)で英語の勉強をするのがいいと思います。
アメコミ風ですが、大人でも楽しめる難解でシリアスな展開なので、誰でも楽しみながら勉強できると思います。