アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)を見ながら、英会話の勉強をしているのですが、アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)には面白くて勉強になる英語表現がたくさんあったので、こちらで書いておきます。
ここでは英会話中級者に向けて文章を書いています。
アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)が好きだし、英語で何を言っているのか気になっていた人も読んでください。
アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)は、結構意訳が多いので、重要な部分が抜けていたりするかもしれません。
では、早速進めていきます。
アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)シーズン1第4話は意外と難解な会話が多かったです。
ちゃんと考えて訳さないと勘違いしていることがあるかもしれません。
今回は文法が難しい文章が多かったです。
では、具体的に見ていきましょう。
目次
- 1 アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)英会話勉強〜She wasn’t really in the pictureの意味
- 2 アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)英会話勉強〜Maybe you can thank me over a dinnerの意味
- 3 アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)英会話勉強〜Just another example of management sticking it to the working manの意味
- 4 アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)英会話勉強〜torturing works best when you know who you’re torturingの意味
- 5 アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)英会話勉強〜You never had to hold down a jobの意味
- 6 アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)英会話勉強〜You’re gonna have to be a little more specific on thatの意味
- 7 アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)シーズン1第4話で出てきた単語
- 8 アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)シーズン1第4話感想
アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)英会話勉強〜She wasn’t really in the pictureの意味
アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)シーズン1第4話、レナードと7号が話しているシーンで、レナードがShe wasn’t really in the pictureと言います。
この文は全く意味がわかりません。
ですが、in the pictureを知っていれば、意味が理解できるでしょう。
in the pictureは、「関わって」という意味です。
ですので、She wasn’t really in the pictureは「彼女と関わりがなかった」という意味になります。
レナードは父親から厳しく育てられており、母親とも関わりがなかったようです。
7号がレナードに親近感を抱くシーンとなっています。
アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)英会話勉強〜Maybe you can thank me over a dinnerの意味
7号にお礼を言われたレナードがMaybe you can thank me over a dinnerと言います。
とても簡単な単語が並んでいますが、どういう意味なのかわかりません。
直訳すると、君は私にお礼を言えるよ、夕食の時にとなるのですが、thank meというのを英語に慣れていない人は聴き慣れていないと思います。
thank youならいくらでも聞いていますが、thank meがまずわかりません。
thank meは自分にお礼を言って欲しいという意味になります。
そして、over a dinnerは夕食を取りながらという意味になります。
overの使い方も難しいと思います。
ですので、この文は「夕食の時にお礼を言ってよ」、つまりまた夕食でも食べようよと、誘っていることになるんですね。
とても回りくどい誘い文句になります。
アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)英会話勉強〜Just another example of management sticking it to the working manの意味
チャチャとへーゼルがクラウスを拷問している時に、クラウスの変態っぷりにヘーゼルが耐えられなくなり、Just another example of management sticking it to the working manと言います。
Just another example of management sticking it to the working manは正直とても難しい英語です。
難しすぎるので、まずは字幕の訳から考えます。
字幕には「管理職め 無謀な任務を押し付けやがって」と書いています。
調べてみると、stick it to the manで人に押し付けるという意味になります。
ここではworking manとなっているので、仕事を押し付けるということになります。
ですので、訳では任務を押し付けるとなっているんですね。
そしてJust another example ofは「〜のよくある例だ」という訳になります。
ですので、管理職によくある例だという意味です。
つまり、「管理職っていうのは、いつも仕事を押し付けるんだよな」という意味になるわけです。
この文は2つの難しい慣用句が使用されているため、とても難しい文になっています。
このような英語を悪役のヘーゼルが使用しているので、それがアンブレラアカデミーの魅力かもしれません。
アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)英会話勉強〜torturing works best when you know who you’re torturingの意味
クラウスへの拷問が全然効かないので、チャチャとヘーゼル相談している時に、チャチャがtorturing works best when you know who you’re torturingと言います。
難しくて全く訳がわかりませんが、答えを知るとなんだそんなことかとなる文章です。
torturing works best whenはわかると思います。
拷問はそんな時に一番よく効くという意味です。
そのあとの文が全く理解できませんね。
これには英語特有の慣れが必要になります。
文法の問題なので、分解していきましょう。
whenとwhoがあるので、関係代名詞の文章だとわかると思います。
これが2つくっついているんですね。
前の方のwhen you knowは君が知る時です。
そしてwho you’re torturingがとても難しいです。
ですが、冷静になればわかると思います。
who you’re torturingは君が拷問している人ですよね。
なので、when you know who you’re torturingで君が拷問している人のことを君が知る時という意味になります。
つまり「君が拷問している人のことを君が知る時に拷問は一番効く」という意味になります。
この文章はTorturingが2回出てくるし、Torturing自体が馴染みのない言葉だから、理解不能になるのだと思います。
わからないことが多いと脳のキャパシティを超えてしまうと思います。
でも冷静に慣れば、紐解けるので頑張りましょう!
アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)英会話勉強〜You never had to hold down a jobの意味
would frame this for my home. pic.twitter.com/Fd4rqNVdxZ
— Umbrella Academy (@UmbrellaAcad) October 13, 2020
ディエゴとルーサーが図書館で話している5号を探している時に、ディエゴがYou never had to hold down a jobと言います。
こちらはhold down a job(きちんと仕事をする)さえ知っていれば、簡単に見えるのですが、neverとhad toでよくわからない文章になっています。
You never had to hold down a jobでなんとなく、ちゃんと仕事をしてなかったんだとわかるんですが、文法的には難しいので考えていきます。
had toは「〜しなければならなかった」です。
それをneverで打ち消しているので、直訳すると、「君はちゃんと仕事をしなければならなかったわけじゃない」となってしまいます。
結局何が言いたいの?となってしまいますね。
字幕には「お前は職に就かず、払う家賃もない」と書いています。
でも本当の意味を訳すと、ちょっと違うんではないかと思いますね。
「君は仕事をする必要がなかった」という意味になると思います。
ヒーローなので、仕事をする必要がなかったのでしょうか。
それでもディエゴは仕事をしないといけないと思ったんでしょうか。
これはヒーロー事情なので私たちは理解できません。
でもたとえヒーローが誰かを救ったとしても、お金をもらえないのではないでしょうか。
この文にはとても深い意味が隠されています。
この文はディエゴという人物をとても詳細に描いているのかもしれません。
こういうところが原文を読む利点でしょう。
アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)英会話勉強〜You’re gonna have to be a little more specific on thatの意味
nope, it ain’t me who’s crying 🥺 look at this happy/sad boy!!! pic.twitter.com/WzaeRrlMfS
— Umbrella Academy (@UmbrellaAcad) October 1, 2020
クラウスが拷問されている時に、You’re gonna have to be a little more specific on thatと言うシーンがあります。
You’re gonna have to be a little more specific on thatは中級者には全くわからない英文です。
しかし分解して、今までの常識を取り払えば正しい訳が導き出せます。
まずYou’re gonna have to beで「〜であってくれない?」という意味になります。
a littleとmoreがくっついているのは中級者には理解できないと思います。
a little moreはもうちょっと量多めにという解釈になります。
ちょっとだけ多くという感じですね。
そしてspecific onは〜に詳しいという意味です。
ですので、それについてもう少し詳しくなれない?と言っているんですね。
つまり、「もう少し詳しく教えてくれる?」という意味になります。
アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)シーズン1第4話で出てきた単語
では、最後にアンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)シーズン1の第4話で出てきた単語を書いておきます。
今回はすごく多いですね。
重要な単語がたくさん出てきます。
これだけ英語を学べるドラマは素晴らしいと思います。
英単語 | 意味 | 出てくる場面 |
substance | 物質 | 序盤 |
biochemical | 生化学的な | 序盤 |
serum | 血清、漿液など | 序盤 |
argue | 議論する | ママの死 |
loud | うるさい | レナードとの朝 |
refill | 詰め替え品、おかわり | レナードとの朝 |
apologize | 詫びる | レナードとの朝 |
forgive | 許す | レナードとの朝 |
unseated | 落馬する | レナードとの朝 |
strangle | 絞め殺す | クラウスへの拷問 |
kidnap | 誘拐する | クラウスへの拷問 |
parch | 喉が乾く | クラウスへの拷問 |
brutal | 厳しい | クラウスへの拷問 |
freak | 奇人 | クラウスへの拷問 |
atypical | 異常な | クラウスへの拷問 |
Page-turner | 読み出したらやめられない本 | 5号の脅迫 |
orthopedic | 矯正の | チャチャとヘーゼルの会話 |
torture | 拷問 | チャチャとヘーゼルの会話 |
elaborate | 精巧な | チャチャとヘーゼルの会話 |
lunatic | 狂人 | チャチャとヘーゼルの会話 |
sprinkle | 撒き散らす | チャチャとヘーゼル(ビル爆破後) |
contract | 契約 | チャチャとヘーゼル(ビル爆破後) |
understatement | 控えめな言葉 | ユードラの捜査 |
inspector | 検査官 | ユードラの捜査 |
indicate | 指し示す | ユードラの捜査 |
orphan | 孤児 | ディゴとルーサーの会話(図書館) |
creep | こそこそ歩く | アリソンとヴァーニャの会話 |
unredeemable | 据え置き | アリソンとヴァーニャの会話 |
suspect | 感づく | アリソンとヴァーニャの会話 |
idiot | ばか | チャチャとヘーゼル(ホテルに戻った) |
warrant | 許可証 | ユードラとモーテル店員 |
hold on | 電話を切らない | ユードラの電話 |
Vomit | 吐く | ルーサーと5号とディエゴ |
intruder | 侵入者 | ルーサーと5号とディエゴ |
sober | しらふの | クラウスとベンの会話 |
pillow | まくら | 幽霊とクラウス |
consequence | 結果 | 幽霊とクラウス |
ridiculous | 馬鹿馬鹿しい | 幽霊とクラウス |
head start | ハンデ | 幽霊とクラウス |
mensch | まともで信頼の置ける人 | 幽霊とクラウス |
adorable | ほれぼれする | ルーサーと5号とディエゴ |
unpleasant | 不快な | ルーサーと5号とディエゴ |
hold on | 電話を切らない | ユードラの電話 |
Vomit | 吐く | ルーサーと5号とディエゴ |
アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)シーズン1第4話感想
アンブレラ・アカデミー(The Umbrella Academy)シーズン1第4話では、難しい表現がたくさん出てきました。
重要な単語もかなり多かったですね。
ですが、内容的には5号とチャチャ・ヘーゼルの関係が紐解けなかったので、肩透かしを食らうような気持ちになりました。
第5話で詳細が語られるのでしょうか。
そしてチャチャ・ヘーゼルは何者なのでしょうか。
Ghostが彼らにされたことを打ち明けていましたね。
2人はとても悪い人のようです。
しかし彼らの真の目的は何なのか。
謎が深まります。