【考察】日曜劇場『天国と地獄 ~サイコな2人~』6話鑑賞後、犯人は陸か?師匠は犯人ではない!

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日曜劇場『天国と地獄 ~サイコな2人~』6話は新しい名前や情報がたくさん出てきました。

それで混乱していたんですが、冷静に考えると視聴者はみんな騙されていることがわかります。

こちらではそれを紐解いていきます。

日高(望月の体)は6話の終盤、歩道橋の上で「来なかった、何かあった?」と言っています。

日高の言葉には主語と目的語が抜けています。

視聴者は久米さんの殺害現場に東朔也かクウシュウゴウが現れなかったんだと勘違いします。

でも日高はそんなこと一言も言っていません。

単なる待ち合わせ場所に誰かが来なかった可能性があるだけです。

日曜劇場『天国と地獄 ~サイコな2人~』の脚本家は視聴者を惑わすのがとても得意です。

【考察】日曜劇場『天国と地獄 ~サイコな2人~』6話鑑賞後、久米さん殺害は望月を引きつけるための演出

日高(望月の体)は、歩道橋に描かれる9の文字をカメラで監視していました。

それに望月(日高の体)が数字とリストに気づき、犯行現場を抑えられる可能性も日高(望月の体)なら予想できたはずです。

日高は(望月の体)は、望月(日高の体)が張り込みをする前に、家の中に隠れました。

その後犯行をせずに、日高(望月の体)が張り込みをしている最中に家から出てきました。

しかも走って逃げたんですね。

おかしいと思いませんでしょうか。

入る時は望月(日高の体)に気づかれず、出る時は気づかれた。
入る時に気づかれなかった人が、どうして出る時は気づかれるんでしょうか。

入る時練りにねって入ったのに、どうして出る時はバレバレなんでしょうね。

それはそこに自分がいたことを教えるためではないんでしょうか。

つまり、「来なかった、何かあった?」とは、新しい殺人をし終えた、東朔也かクウシュウゴウがあらかじめ決めていた待ち合わせ場所にこなかったということになります。

9は囮で、久米さん殺しも囮、そこに望月たちを引きつけ、他の人を殺した。

それができた人が犯人になります。

つまりここで、このドラマの犯人になれないのは、日高(望月の体)と望月(日高の体)と八巻となります。

他の人たちは皆現時点ではアリバイがありません。

そして1人おかしいことをしている人がいます。

ちなみに望月(日高の体)が張り込みをしていた時に、怪しい人物が来ましたが、それが犯人だとしたら、その人は逃げたのではなく、本当に望月(日高の体)が久米さん宅の前にいるかどうか、確かめに来たことになります。

もしも望月(日高の体)が久米さんの家の前で張り込みをしているとしたら、6話の最後で死んだ人を誰にも気づかれずに殺すことができます。

つまりこれで、日高(望月の体)と犯人は連絡を取っていないことがわかります。

あるいは犯人はとても用心深いということになります。

日高(望月の体)は最後にこなかった、何かあった?と言っています。

なので、その人とは連絡が取れないのが、結構可能性が高いです。

あるいはいつもは連絡が取れるのに、その時だけ連絡が取れなかったのか。

【考察】日曜劇場『天国と地獄 ~サイコな2人~』6話鑑賞後、脚本家の癖、視聴者をかなりミスリードする

6話を見て脚本家の癖がわかりました。

このドラマかなりミスリードが多いんですね。

5話の最後では「戸田一希」が犯人のように描かれ、みんな「戸田一希」が怪しいとなりました。

6話の蓋を開けたら、全然重要な人物ではなく雇われただけの人でした。

つまり、このドラマは視聴者の心理をつき、うまく間違えた方向へ誘導しているということになります。

となると、みんなが怪しいと思っている人は全然怪しくなくて、みんなが絶対に違うと思っている人が怪しい人だということになります。

つまり、みんなが騒いでいる、師匠はミスリードだということになるのです。

今誰も疑っていない人が犯人だということです。

【考察】日曜劇場『天国と地獄 ~サイコな2人~』6話鑑賞後、今誰も疑っていない人

さて今誰も疑っていない人は誰なのでしょうか。

それは「戸田一希」、陸、五木樹里、富樫義貴です。

ちなみにHPの五木樹里の名前の位置が変な場所にあります。

綾瀬はるか、高橋一生 溝端淳平、柄本佑、ときて五木樹里と書かれています。

なぜ五木さんはこの位置なんでしょうか。

今のところ全然重要な人ではありませんが。

さて犯人のプロファイルングをします。

犯人は望月(日高の体)が9に引きつけられていることを知っている人です。

でなきゃ9が書かれたのに、9以外の人を殺しません。

望月(日高の体)が歩道橋で張り込みをしていたことを知っていたし、リストを探そうとしていたのを知っていた人となります。

6話で陸が変なことをしています。

まず第4の殺人が起きたでろう時間帯は、望月(日高の体)と八巻が久米さん宅を張っていた時間帯です。

その間に陸は望月(日高の体)に電話をして、メッセージを3回送っています。

これでアリバイを作成しようとしているかのように見えます。

そして電話をすると、陸はネカフェのような場所で望月(日高の体)の電話を取ります。

陸はどうしてネカフェにいたんでしょうか?

陸は夜が始まった17時頃に望月(日高の体)に連絡して、日高が持っていた殺害候補のリストを渡しました。

その後陸は何をしていたんでしょうか。

なぜ家に帰らず、ネカフェに泊まったんでしょうか。

そういえば、陸は彩子ちゃん(望月)に会うまで何をしていた人なのかわかっていません。

偶然通りかかった陸を、望月は知り合いのふりをしてもらいました。

それからずっと陸はも望月の家に住み着いています。

陸は望月が警察であることも知っています。

もしも殺人を犯している人なら、なんでもない人を装い、警察である望月のそばにいて情報を聞き取るのではないでしょうか。

そして今回情報を渡しているのも、自分が怪しい人ではないことを伝えるためだとすると?

陸は望月が嫌がっているのにずっと家に居座り続けています。

さらに、殺人鬼かもしれない日高と今も一緒に暮らしています。

あろうことか一度師匠の家に泊めてもらったのに、自ら殺人鬼かもしれない人の家に戻りました。

どうしてそんなことができるのでしょうか。

陸は逃げちゃいけない気がしたからだと言っています。

でもここはどう考えても逃げるべきところです。

なぜ逃げないのか、それは自分がこの事件の一連の犯人だからではないでしょうか。

そして日高(望月の体)が仲間だと知っているからではないでしょうか。

また、陸はどうしてコインロッカーを見つけることができたんでしょうか。

東京のコインロッカーです。

いくつあるのかわかりません、そこから1つを見つけることは不可能ではないでしょうか。

そして陸がコインロッカーの中身を見つけることができたから、望月たちは9の被害者候補の場所へ行くことができました。

そこには日高(望月の体)がおり、望月(望月の体)は犯行現場らしき場所から走って逃げていきました。

入る時はわからないように入り、逃げる時はわかるように逃げたんですね。

まるでその姿を見せたかったかのように。

そしてその場所へ辿り着けたのは陸がリストを見つけることができたからです。

陸がリストを見つけることができなければ、望月(日高の体)は逃げる望月に会うことはありませんでした。

陸が久米さん宅に望月(日高の体)を誘導したように見えます。

となると、陸にコインロッカーのありかを教えることができた、おじさんもとても怪しい人物だということになります。

おじさんも奇跡を起こした人の中の1人です。

またどうして陸はそのおじさんのすぐそばにいたんでしょうか。

陸がおじさんにそこを探すよう仕向けたとも考えることができます。

そして、6話の最後初めて東朔也という名前が出た時、なぜか陸の顔がアップになります。

陸が「東朔也」だとカメラが教えてくれているのではないでしょうか?

【考察】日曜劇場『天国と地獄 ~サイコな2人~』6話鑑賞後、師匠は犯人ではない

さて、今ネット上で師匠が怪しいとかなり騒がれています。

このドラマは今までもネットの人が騒ぐ場所にはなんの正解もありませんでした。

戸田一希もそうです。

つまり脚本家はネット上の人をわざと騒がせ、その裏を書くということを行ってきています。

今、ドラマは6話です。

まだ9、10を書き換えることができる状況にあります。

ネットで師匠が騒がれている状況で本当に師匠が犯人だったとしたら本当につまらないドラマになってしまいます。

みんなが予想しなかった人物が犯人だった時とても面白いドラマになるんですね。

脚本家はわざと師匠に余命わずかであるような怪しげな発言をさせます。

そしてわざと面倒な親を持っていたという、日高との関わりがあるかもしれない情報を流したのです。

6話で行った「東朔也」や「クウシュウゴウ」というキーワードもすべて視聴者を錯乱させる罠です。

本筋には関係があるようで関係がないかもしれません。

【考察】日曜劇場『天国と地獄 ~サイコな2人~』6話鑑賞後、犯人になれる人となれない人

さて、6話は第4の犯行時刻とその時アリバイが見えてきています。

そして犯人は望月を久米さん宅に導いているはずです。

望月をどこかに導くことができれば、自分は安心して犯行を犯すことができます。

それができたのは陸とロッカーを見つけたおじさんです。

それに協力しているのは望月です。

今回の犯行にとってもはや9の数字もリストも不要でした。

なぜなら今回は別の方法で犯行指令をしたからです。

そして数字は囮であったことになります。

この時点で怪しいのは陸とロッカーのおじさん。

そして犯人ではない人は日高(望月の体)と望月(日高の体)、八巻となります。

その他の人は全員犯人である可能性が高いです。

とはいえ7話でそのアリバイの詳細が出てくるので、そこでアリバイがはっきりしなかった人は犯人候補となります。

7話で犯人が特定されるかもしれません。

いずれにせよ、陸はかなり怪しいので、皆さんも注意深く観察した方が良さそうです。