「世界で最もSDGsに熱心な実業家 イーロン・マスクの未来地図」が書店で目に止まり何も考えずに買ってしまいました。
そこにはAppleも挑む、自動運転車写真が載っていました。
アップルが自動運転車を2024年に「製造」するって報道、マジですか? https://t.co/t77kEYlmGl
— ギズモード・ジャパン (@gizmodojapan) December 23, 2020
以前から私はイーロン・マスクを知っていました。
スティーブ・ジョブズ亡き後、次に来るのはイーロン・マスクだと2017年ごろ話題になりました。
でもいまいちパッとしていませんでした。
なぜなら彼は世界一の富豪でも、ジョブズのように輝かしい成功を収めた人でもありませんでした。
しかし2020年、イーロン・マスクは一時世界一の富豪になりました。
私は「世界で最もSDGsに熱心な実業家 イーロン・マスクの未来地図」を読むまで、イーロン・マスクの凄さを知らなかった。
彼はまさに生きる伝説であり、マザー・テレサやキング牧師などあらゆる歴史上の人物と同じくらいすごい人物です。
さて、これからイーロン・マスクという人の凄さをふんだんに書いていきます。
目次
【概要・感想】世界で最もSDGsに熱心な実業家 イーロン・マスクの未来地図〜この男!スティーブ・ジョブズ以上に面白い!、テスラの凄さ
今でこそ電気自動車が普通に走り始めています。
だから電気自動車の凄さを知らない人が多いかと思います。
ですが、電気自動車はとても難しい技術です。
だからこそ、あのトヨタはハイブリットカーを販売したんです。
電気だけではガソリンで動く自動車のように機能しないんです。
だからガソリンと電気を半分半分にしたハイブリットカーをトヨタは販売しました。
そんなに難しい電気自動車が今アメリカで普通に走っています。
それを作ったのが、イーロン率いるテスラです。
まずその難しさは電池という物体にあります。
電池というのは、燃料を溜めるのにとても時間がかかります。
それにそれで自動車を動かすなんてことができるはずがありません。
少し考えてみればすぐにわかることだと思います。
PCにも電池のバッテリーが付いています。
しかしPCは常に電源に繋がれていないとすぐに電池がなくなってしまいます。
iPhoneだってそうです。
Apple Watchなんて1日もすれば電池がなくなってしまいます。
自動車はPCやスマホの何倍もの大きさとパワーを使います。
だからこそ、電池何度で動かすことはできないんです。
でもイーロン・マスクはそれを可能にしました。
テスラの自動車は一度の充電で420km以上も走ることができます。
最速時速は210km以上です。
普通の車とほぼ変わらないクオリティを電気で実現させてしまいました。
テスラの電気自動車はPCと同じようにアップデートされる
テスラの電気自動車はPCと同じように、新しいOSが出たらアップデートするだけで最新のモデルと変わらない仕様に生まれ変わります。
こんなことは従来の自動車ではあり得ないことです。
他の会社の車であれば、新しいものが出たらそれを買わなければその技術を楽しむことはできません。
しかしテスラは違います。
アップデートするだけで、全ての要素を手に入れることができるんです。
今なら自動運転の技術がどんどん進化しています。
それもアップデートするだけで、適応させることができるんです。
テスラは広告も打たない、ディーラーもいない
テスラはそのマーケティングスタイルも非常識です。
トヨタやホンダの車はテレビやインターネットでバンバン広告を売っています。
しかしテスラは広告を打ちません。
もちろんイーロンのSNSによるツイートはされています。
それでも広告を打たずにどうして時価総額でトヨタを超えてしまったんでしょうか。
それはイーロンという男に皆魅了されているからです。
できるはずのない電気自動車をいとも簡単に成し遂げたそのイーロンの本当の凄さが一人歩きし、広告になっているんです。
さらに自動車なのに、ネットで販売されています。
自動車が楽天で販売されているようなものです。
楽天で自動車と打って検索すると、自動車の周辺機器しかヒットしません。
私は5年ほど前に楽天で自動車と検索してヒットしなかったことを知っているので、諦めていました。
ネットでは自動車販売ができないんだと。
でもテスラは実際にやっています。
ディーラーを通さず、インターネットで自動車を販売しているんです。
ここに至るには紆余曲折がありました。
全米のディーラー協会から嫌がらせを受け、裁判をやっていました。
でもそれに嫌気が指し、インターネットでの販売を始めたんです。
今やテスラの時価総額はトヨタを抜き去りました。
考えられるでしょうか。
あんなに高い車という商品を店頭で見ることもなく、ネットで注文ということが実際に起きているんです。
これ以上にもテスラの凄さはまだまだあります。
それを知りたい人はぜひ「世界で最もSDGsに熱心な実業家 イーロン・マスクの未来地図」を購入してみてください。
先に言っておきます。
この本は人生を変える本です。
イーロン・マスクの凄さ
さてここからはイーロン・マスクの凄さを書いていきます。
電気自動車特許無償公開
まず私がびっくりしたのは、特許についてです。
イーロン・マスクは電気自動車の特許を無償公開しています。
普通なら一生懸命考えた技術で儲けようとするのが当たり前です。
アップルのジョブズもiPhoneをパクったと言って、GoogleのAndroidを痛烈に批判しました。
トヨタも技術を抱え込んでします。
しかしイーロン・マスクは全ての特許を公開してしまいました。
その理由はEV(電気自動車)を早く世の中に浸透させるためです。
イーロン・マスクはEVが世の中に出回るのであれば、そを成すのがテスラでなくても良いと考えています。
それに追随しトヨタも電気自動車の特許を無償で公開しましたが、2030年までの期限付きという条件があります。
トヨタの豊田幸男さんとは格の違う器の大きさがあります。
充電ステーションを自社で設置していく
イーロン・マスクはまさにエジソンが行った電柱を立てる作業を現代でも行っています。
電気自動車が開発できたはいいが、それを充電する場所があまりにも少ないんです。
ガソリンスタンドなら山のようにありますが、電気自動車の充電ステーションはとても少ないです。
アメリカ全土の充電ステーションを作るなんてことは途方もないことです。
それでもイーロン・マスクは今も着々と充電ステーションの設置を進めています。
富豪になった後のエンジョル行為
テスラはイーロン・マスクに出会うまで、全然だめでした。
リチウムイオン電池で自動車を走らせようと奮闘していましたが、お金がなくとても困っていました。
ベンチャーキャピタルには次々に断られ、ダメ元で向かった先にイーロン・マスクがいました。
イーロン・マスクは2004年に当時paypalの売却益で得た200億円ほどの資産を手にしていました。
イーロンはテスラ・モーターズ創業者のマーティン・エバーハードからのオファーを2日で即決しました。
その後紆余曲折あり今社長を務めています。
これは有名な話ですが、2008年ごろ経営難に苦しんでいました。
ロードスターの生産ができないのではないかと囁かれていました。
200億円あった資産は9億にまで減ってしまってるのではないかと噂されることもありました。
しかしイーロン・マスクは諦めることなく、全ての出荷を成し遂げます。
実際には友人から借りたという噂があります。
ロケットを破格の値段で作り上げる
イーロン・マスクはスペースXという宇宙事業の会社も経営しています。
スペースXが作るロケットは、NASAが作るロケットの10分の1の金額で作成されています。
今でもそのコストの削減方法を研究しています。
イーロン・マスクがそれを成し遂げることができた理由は物理学で物事を捉えているからです。
イーロン・マスクはロケットの値段を部下に確認し、それがどのようにできているのか自分の頭で考えました。
そしてここをこうすればもっと安くできると考え、どんどん改良していったのです。
それまでイーロンはロケットのことなど何も知りませんでした。
しかし部下に色々聞くことを続けて今では、誰よりも自社のロケットのことに詳しい人物になりました。
生きている以上諦めることはしない
「世界で最もSDGsに熱心な実業家 イーロン・マスクの未来地図」の頃夢の中に「私は生きている限りあきらめない」という言葉があります。
イーロン・マスクは「私はこれまでもこれからも決してギブアップはしない」と言っています。
イーロン・マスクの最終目的はスペースXで人類を火星に連れていくことです。
ロボットが火星に行くことができることはすでに証明されています。
無人探査機が火星に到達しました。
しかし有人飛行は非常に危険です。
宇宙線が絶えず降り注ぐ宇宙圏内で、人間が正常に移動するのは不可能だと考えられています。
それでも地球の人口はどんどん増加し、化石燃料は枯渇し黙っていても人間が地球に住めなくなる日が来ることは簡単に推測できます。
それが100年後なのか1,000年後なのかわかりませんが、人間がこのまま進化を続ければ地球は汚染されていきます。
その時のためにイーロン・マスクは映画のSFの世界のようなことを現実で起こそうとしています。
私だって笑ってしまいます。
そんなことができるはずがないと。
しかしイーロン・マスクは素手の電気自動車を実現しました。
不可能だと思われたことを可能にしたんです。
普通ならpaypalで200億円の売却益を得ることなんてできないんです。
それもやってのけているんです。
だからこそ、イーロンの発言は本当なんじゃないかと思えるんです。
そしてその発言は私のやる気をも向上させてくれました。
今Rubyで新しいWebアプリを開発しているのですが、とても難しいことがたくさんあります。
でもイーロンの「私はこれまでもこれからも決してギブアップはしない」という言葉を見て、あきらめずに前に進むことを続けています。
すると本当に昨日までできなかったエラー解消方法が次の日には判明したりと、今まで諦めていたポイントでも諦めずに続けることでどんどん道ができていくことを身をもって経験しています。
このブログの収益の増加もイーロンの言葉のおかげです。
イーロン・マスクの言葉や本を読むことは私たちの生活にも役立っているんです。
【概要・感想】世界で最もSDGsに熱心な実業家 イーロン・マスクの未来地図〜この男!スティーブ・ジョブズ以上に面白い!、スペースXでの偉業
イーロン・マスクは率いるスペースXは今でこそ、普通にNASAと契約してロケットをバンバン打ち上げていますが、2006年ごろ失敗続きでした。
4回の失敗を2年ほど続けて、ようやく宇宙に辿り着いています。
最後の発射が叶わなければスペースXは倒産していたかもしれません。
もちろん倒産していたとしてもイーロン・マスクは実現していたでしょう。
しかしイーロンも何度も失敗しているんです。
今まで書いた情報以外にも多くのパワーが、「世界で最もSDGsに熱心な実業家 イーロン・マスクの未来地図」には詰まっています。
ぜひその手にとって自信のバイブルにしてみてください。