【シャンシャン人気の理由】なんで日本人はここまでシャンシャンに熱狂するのか

人気の理由

シャンシャンが一般公開されてテレビがお祭り騒ぎのように取り上げ、ツイッターでもトレンド入りしています。

しかしどうして日本人はパンダの赤ちゃんにここまで興奮しているのでしょうか。

そう思ったことはないでしょうか。これにはあるカラクリがありました。

日本人がパンダの赤ちゃんに熱狂する理由

パンダの赤ちゃんが日本で一般公開されるのは1988年以来で約30年ぶりとのことです。

パンダの赤ちゃんは交配から、出産、成長までとても難易度が高いのです。

なので、シャンシャンがここまで成長するということはとても珍しく滅多に起こることがない出来事なのです。

これは、30年ぶりの快挙と言えるでしょう。

ですので、シャンシャンはここまで大々的に取り上げられているのです。

しかし、海外の人からすると、日本人はなんでこんなにパンダの赤ちゃんに興奮しているの?という印象を抱かせてしまっているようです。

パンダに興味のない私もなぜ、こんなにパンダに興奮しているのかわかりませんでした。

海外の人に言われてハッとしました。

「日本人おかしい・・・」

そこで私はこのフィーバーが実はとてもおかしな現象なのではないかと気づいたのです。

テレビ局が作り上げた幻想

上野動物園は東京都営の動物園です。都営の動物園ということで、都が運営しているみたいです。

ちなみに上野動物園は1882年に開園したそうです。

こんなに古くから動物園が始まっているのですね。

しかし上野動物園は古くから運営されており、東京都が運営しているため、本当に必要かどうかの議論がされていてもおかしくないと思います。

上野動物園は運営費の割には収益が低く、その運営状態は杜撰だという記事があります。

また、来場者数も減ったり、増えたりを繰り返しており、とても人気があるとは言えない状況なのです。

しかし来場者数が減ったり増えたりしているということは増えている時期があるということです。

それがパンダの死や来園に大きく関わっているのです。

出典:https://infogram.com/–1gl8e20g719qmod

2008年にパンダのリンリンが亡くなったことにより、来場者数は2,898,191人まで落ち込みました。

しかし2011年にシャンシャンのお母さん、シンシンがやってくると一気に来場者数を伸ばしたのです。

このようにパンダの死や来園は上野動物園の来場者数に大きく関わっています。

しかし1972年には年間720万人もいた来場者数が最近では大きく減少していることは言うまでもありません。

来場者数が上がる年もあるのであれば、運営を続ける口実にはなるのです。

ということで、東京都は何としてもパンダを上野動物園に迎えたいのです。

そのため、何度も何度もパンダの赤ちゃんを誕生させることに勤しんできました。

しかし2012年に誕生したシンシンの赤ちゃんは小さい体で肺炎を起こし死んでしまうなど、その誕生は30年も延期されてきたのです。

パンダの赤ちゃんが生まれる度にテレビ局は大々的に取り上げてきました。

そしてテレビ局が取り上げれば取り上げるほど、来場者数は上がります。

テレビが反応すればネットでも取り上げられ、シャンシャンフィーバーは日本中で巻き起こるのです。

もちろんテレビ局はこの珍しくおめでたいことをニュースとして好意的に取り上げているのだと思いますが、東京都も少なからずこのニュースを取り上げるよう圧力をかけているのではないでしょうか。

まとめ

このような現象によって、外国人からすると奇妙なパンダフィーバーが起きているのです。

日本にいる日本人が疑問に思いもしなかったこのパンダフィーバーは実はちょっとおかしい変な現象だということはご理解頂けたでしょうか。

もちろんパンダは可愛いし、とても魅力的で、珍しいものなのですが、裏にこのような大人の策略があると思うとちょっと幻滅してしまいます。

また、パンダに興味のない人をも巻き込むこの日本のメディアのあり方にもちょっとひくところがあるのです。

こういう形で日本人はメディアに洗脳されているのかもしれません。