私は3年ほど前、ブラック企業で働きうつ病になりました。
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ちょっと楽な仕事をしながら1年半ほど療養したら、徐々に治っていきました
それからは病院へ行くほどの症状は出ていません。
私は療養中の一年の間になんとかもう同じことが起きないようにうつ病について徹底的に調べました。
これによって、私はもう病院へ行かなければいけないほどの重いうつ病にはならないのではないかと思っています。
目次
何もしない
本っ当に重い時は何もしないのがいいと思います。
この時、とても重要になってくるのが、家族の支えです。
家族がいるだけで、心の支えになります。
家族がいるだけで死にたいと思う気持ちを抑えこもうとするので、どんなに嫌がられても家族は寄り添うべきです。
家族がうつ病になったとわかったら、絶対に寄り添うようにしてください。
遠い場所に住んでいるのであれば、本人は行動力が極端に低くなっているので、必ずそちらから迎えにいくか、泊まりに行くようにしてあげて下さい。
電話でもいいですが、目の前で愛をあげるのが一番いいと思います。
(ちなみにこの頃はどういう状況であれ、一人だと自殺行為をする可能性が非常に高いと思います。大抵本当に死ぬことはできませんが、とても危険なので、できるだけ早めに対応してあげて下さい。)
この頃は当事者の思い通りにしてあげなくてはなりません。
原因がわかっている場合は、それから遠ざけることが一番の療養になるでしょう。
仕事が原因である場合は、仕事を休まないといけません。
長期の療養になるので、長期的に休むことが必要だと思います。
もしも休めないのであれば、病院へ行って病名をもらうと簡単に休むことができます。
もしもうつ病と診断されないのであれば、会社へ行っても大丈夫ですが、自分が生きづらい死にたいと思っている時点で病気なので、何らかの病名を告げられるのではないかと思います。
この頃は何をしていても辛いはずです。寝ているだけでも耐えられないほどの不安に襲われます。
風邪をひいているというか、本当に重病の患者にでもなったような状況だと思います。
なので何もしないのが一番いいのではないでしょうか。
家族は本人が何もしないからといって説教するなんてことはせず、好きなようにさせてあげるといいと思います。
この頃の当事者の状態としては体が重い、眠い、眠いのに寝れない、疲れている、疲れているから何もできないという感じだと思います。
何かしたいけれど、何をすべきかわからない、といった状態です。
なので、そっとしてあげることが重要だと思います。
何もしないという状況を作ってあげ、続けていると少しずつでも回復してくると思います。
部屋の外へ出てきたり、家の外へ出たがるようになると次のアクションへ動き出す段階だと思います。
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何も考えない
部屋の外へ出ることができるようになったり、人と話をすることができるようになったら、できるだけ、悪い思考をやめるようにするといいと思います。
ここがとても重要だと思います。
まだ、悪い思考をやめることができない状態では無理する必要はありませんが、もしも悪い思考をやめることができるのであれば、意識的に悪い思考をやめるようにしましょう。
悪い思考をやめようと意識して、悪い思考をやめることができるのであれば、かなり状況は楽になります。
1日のうちに悪い思考ばかりだった状況が少しでも減っていくことで、幸せな状態が増えていきます。
悪い思考がないときはとても楽ですよね。であれば、意識して悪い思考をやめるようにしましょう。
悪い思考が出てきたら、あえてやめてみる。その時に役に立つのが笑うことや、いい言葉を言うことです。
これは結構有効的に働くので実践してみてください。
良い言葉を多用する
悪い思考がなくなってきたら、あえて良い言葉を言いましょう。別に幸せではなくても「ああ幸せだな」などと言ったり、「ああ気持ちい」と言ったりしましょう。
幸せな時に使う言葉を多用することで、脳は自分が幸せなのだと勘違いしてくれます。
この時重要なことは完全に幸せだと信じ込むことです。
脳はされやすい物質だということを理解することが重要です。
もしかするとマインドコントロールに近いものかもしれませんが、これは自主的に行なっているので支障はないと思います。
うつ病を治すための手法なので、悪いものでもありません。
できるだけ、意識的に「気持ちいい」や「嬉しい」「幸せだ」などの前向きな言葉を発するようにしましょう。
そうすると頭が晴れてくるのがわかると思います。
それでもすぐにまた悩むようであれば、その悪い思考が攻めてくる前にどんどんどんどん幸せな言葉を発しましょう。
別に周りの人に聞こえるくらいの大きさでなくても大丈夫です。
心の中で「ああ、幸せだ」と言うだけで、効果があります。
外に出る
うつ病になったらまず外へ出たくなくなるのが普通だと思います。
なので、すぐに外へ出ようとは思わなくて大丈夫です。
しかしもしも少し心が落ち着いてきたら、外へ出ることをお勧めします。
明るいうちに外へ出て、太陽の光を浴びるのです。これをすると少し回復していくかと思います。
しかしここで重要なことは、太陽の光を浴びたからといってすぐに症状が治るわけではないということです。
毎日続けることで効果が出てきます。
オフィスで働いている人であれば、冬でもランチタイムに外で日光浴をすることをお勧めします。
屋内にできるだけいないで、できるだけ外へいた方がいいと思います。
もしも可能であれば、一日中日光浴をしていてください。
おそらくその日はぐっすり眠れることでしょう。
音楽を聴いてみる
うつ病の人が音楽を聴くと効果がありますが、本当に病んでる人が音楽を聴いても、効果はとても短期的です。
ですが、音楽はとても良い効果があるので、絶対に聴くべきです。
歌詞にまで思考を向けることができるのであれば、歌詞にまで耳を傾けてください。
私がお勧めする曲は嵐の「GUTS!」や「青空の下、キミのとなり」です。この二つはズキュンと心に飛び込んでくると思います。
しかし、どんな音楽が心に響くかは人それぞれだと思います。
過去に感動した経験がある音楽を聴いても良いですし、新しい曲が良いのであれば新しい曲を聴いてください。
家族の皆さんはもし可能であれば、元気になりそうな音楽を聴かせてあげてください。
別に「聴いて」と言って聴かせるのではなく、BGM的にさりげなく聴かせてあげれば、心に響くものは響くはずです。
感想を言ったりしないにせよ、嫌がらないのであれば音楽をかけてあげましょう!
LIVEへ行く
もしも好きなアーティストがいるのであれば、LIVEへ行くことをお勧めします。
私はMr.ChildrenのLIVEへ行って完治しました。
Mr.ChildrenのLIVEに行った帰りに私の中に希望が生まれました。
もう自分の中に希望や明日という言葉が生まれるとは思っていませんでしたが、Mr.ChildrenのLIVEへ行った帰りに私の中に希望ややりたいことが湧いてきました。
その瞬間は今までずっと溜まっていた希望が、溢れ出てきて、ダムから水が出てくるようにどんどんどんどん溢れ出てきました。
このように音楽はとてつもなく強いパワーを持っていることは確かです。
デジタルの音楽を聴くのも良いのですが、出来るだけ生でアーティストの音楽を聴いてください。
きっと何か心に響くものがあると思います。
家族の方々はファンクラブに入るなどして、LIVEに連れて行ってあげて下さい!
映画を観に行く
先日「スターウォーズ 最後のジェダイ」を観に行きました。
観ている間中鳥肌が立っていたのですが、最上の映画というものはとても面白くて感動します。
こういった最上級の映画は人を感動させる力を持っていると同時に、うつ病を治す効果もあると思います。
できるだけスケールのでかい映画を観にいくことで、悩んでいたことがばかばかしくなり、パワーが湧いてくることがあります。
もちろん全ての映画にこのような効果があるというわけではありませんが、絶対に面白い映画は観にいくと力をくれます。
家族の方で感動するに間違いないと思う映画があるのであれば、見せてあげて下さい。
もしも可能であれば、映画館にいくことをお勧めしますが、本人が外出できる状態ではなければ、家で見ることをお勧めします。
これは映画だけではなく、「陸王」のような希望に溢れたドラマでも同じだと思います。
難しいものに立ち向かう物語や、成功を追い求める物語を見るようにすることをお勧めします。
しかし絶対に避けたいのは、ホラー映画のような怖い映画です。
マイナスな言葉が多いものは避けたほうが良いと思います。
まとめ
食事療法などもあると思います。朝にお味噌汁を飲んだり、納豆を食べたりとそういうことをするのも良いと思います。
しかしこの病気は心の病気です。
もちろん薬や食事で変わることもあるかと思いますが、重要なことは心を傷つけないことだと思います。
心を傷つけないということはまず何もしない。それが心に刺激を与えないこととなります。
落ち着いてきたら、良いことだけを考えるようにします。。
そういうふうにしていると次第に心の傷は癒えてきます。私はうつ病が完全に治るまで一年半ほどかかりました。
重ければ重いほど、時間がかかります。
ですが、うつ病は絶対に治る病気です。なので諦めないで、療養に励んで下さい。
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うつ病はなぜかかる?
ここまではどうしたらうつ病が治るのかを書いてきました。
ですが、うつ病はそもそもなぜ発症するのでしょうか。
それを知っていれば、かかりにくくなるのではないかと思います。
私がうつ病になった原因は、過重労働と自己認識の否定です。
過重労働
まず過重労働とは何なのかを考えたいと思います。
どこまでが心を壊すほどの過重労働なのでしょうか。
その答えは、疲労状態が一定ラインを超えた状況が一定期間続くことだと思います。
数少ない研究報告のうち比較的有名なのは、英国のグループが数千人の公務員を追跡調査した結果だそうです。
1日の労働時間が11時間を超えていた人は7~8時間の人に比べ、約5年後のうつ病の発症リスクが2.4倍ほど高かったとしています。
労働時間が長いほど、疲労が蓄積されます。
それなのに睡眠時間が減るので、回復が不十分になるのです。
私もこれと同じことを経験しました。
私はこの状況を半年間ほど続けて、うつ病の状態となりました。
その結果、胸が常に痛い状況が続き、苦しくなって倒れてしまったのです。
私の場合は、1時間ほど横になっているだけで治りましたが、このことがきっかけで仕事を変えることを決意しました。
人が過重労働をするとどのように、うつ病に近づくか
私は焼肉屋さんでバイトをしていました。
そこで毎朝10時に出勤し、23時頃まで働き(1日12時間勤務)、休みは週に1日あるかないかという状態を続けていました。。
初めて違和感を感じたのは、バイト先に行くのが嫌になった時でした。
この時私は、自分が甘いからこんなふうに思っているだけだと思い、頑張って出勤しようと自分を鼓舞しました。
周りの人は弱音を吐かずに頑張っているのだから、自分も負けずに行かなければならないと。
しかしそれが1週間ほど続くと、毎朝職場に向かうまでの時間が唯一の癒しとなり、辞めたいという気持ちがどんどん強くなっていきました。
現場に行くと、仕事は進んでいきます。
暇な日もあったりするので、なんとかやり続けることができてしまうのです。
そんな生活が続いたのち、短い休みの日がやってきました。
その日は平日だったので、友人と会うこともできず、公園で一人で日光浴をしていました。
珍しく母から連絡があった時、嬉しさと悲しさと悔しさで、涙が出てきました。
この時は休みの日にも関わらず、胸が痛いのが取れなくなっていました。
そのことを母親に相談したかったのですが、心配させてしまうと思い相談することをしませんでした。
母親とやり取りをした後、この胸の痛みはやはりおかしいのではないかと思い、私は病院に行くことにしました。
ちなみに胸が痛いのは、客にワインをこぼしてしまったことが要因だったと思います。
服をクリーニング店で修復しなければなりませんが、客が満足してくれなければ、違うクリーニング店へ持っていき修復をしなければならないという状況でした。
ただでさえ、休めない勤務状況なのに、休みの日にはクリーニング店へ行かなければならないという状況を作ってしまったのです。
客にワインをかけてしまったのは、疲れがあり注意力がかけていたのが原因かもしれません。
しかしそんなことは別にどうでもいいのです。
うつ病になる原因は、問題が起きた時に大丈夫だと思うことができなくなることではないかと思います。
自分はダメなやつだとどんどん落ち込んでいくのです。
これは過度に疲れていることが原因であると思います。
きちんと休息をとっていれば、大丈夫だなんとかなると思えるものですが、疲れているときは否定的なことばかり考えてしまうのです。
病院へ行くとうつ病だと言われました。
私はこれでそのバイトを辞めることを決意したのです。
過重労働は誰にでも起こりうる
私が過重労働によってうつ病になったのはブラックバイトが原因だと思っています。
しかしこれはブラックバイトやブラック企業にいるから起きる症状ではありません。
過重労働というのは、睡眠不足によって、睡眠負債がたまっていき、その負債を返せないから起きるものです。
残業が多いからということだけで起きるものではないのです。
夜更かしをして、それを一週間続け、翌週も同じことを繰り返すと同じことは引き起こされるのです。
副業を行なっていて、週末も睡眠不足の状況を作りそれが続くと、うつ病になるリスクは十分上がります。
ですので重要なことは意識的に睡眠負債を休日に解消することです。
もし8時間眠らなければ、疲れが完全に取れない人(7時間睡眠では日中眠たいことがある)が7時間睡眠を一瞬間続ければ、どんどん睡眠負債がたまっていきます。
単純計算ですと、5時間分の睡眠負債がたまるのです。
これを休日に解消しなければならないので、土曜日に2.5時間、日曜日に2.5時間多く眠らなければ、疲労はどんどん溜まっていきます。
疲労がたまると、集中力の低下、判断力の低下、視野の狭さ、マイナス思考などの症状に陥ります。
きちんと疲労を解消していれば悩まないことに、どんどん悩まされることになるのです。
これはとても辛いことです。
これによって普段の仕事に支障をきたしていき、どんどん負のスパイラルにかかっていくのです。
ですから、うつ病を引き起こさないためにはなんとして週末に疲労を解消することなのです。
自己認識の否定
自己認識の否定とは何でしょうか。
自分が正しいと思っていたことが、正しくないかもしれないと思ってしまうことです。
このように感じてしまうと、自分を醜く感じてしまい、やる気をなくしてしまうことがあると思います。
今までの自分の考えは正しくなかったのではないか、周りの人も皆自分をおかしいと思っていたのではないかと考えてしまいます。
自分はとても酷いことをしてしまったのではないか、本当は自分はとても最低な人なのではないかと思ってしまうと、人と会うのが億劫になります。
そうしてどんどん生活がしずらくなるのです。
私がこのようになった理由はあまりにも辛いことがきっかけなので、ここで伝えることができませんが、あることがきっかけで、とても悪い人のように他人から避けられるようになりました。
今から考えれば、それは考え方の違いであったり、相手(権力を持っている人)の考え方に不備があったのにも関わらず、周りの人はその人を否定することができず、私が悪者になったのだと思っています。
私の場合は権力を持った人が会社を守るため、そして自分を守るために、私を悪者にし戒めた結果、私は自分を信じることができなくなりました。
権力を持つ人は時として、真実を作り事実を捻じ曲げようとします。
私は事実と真実は違うということを知らなかったため、周囲から勘違いされ陥れられたのです。
この事実はもう変えられないので、仕方がありませんが、人はこのように権力を持つ人に圧力をかけられ自信を失うことが少なからずあるということです。
この結果私は自己嫌悪に陥り、うつ病のような症状になりました。
全てにやる気がなくなり、何もする気にならなくなったのです。
ここで重要なことは人には様々な考え方があると認識することと、権力を持つ人も間違えだらけだと知ること。
そして自分を否定するのではなく、自分が正しいと信じ、事実を追求することだと思います。
もちろんこの時前提として絶対に嘘をつかないこと、誠実であることが条件としてあげられます。
つまり人はどんなことがあっても誠実に対応することが求められるのです。
誠実に生きていれば、必ず事実が味方をしてくれます。
このことを知っていれば、私は二度と自己嫌悪に陥ることはないと思います。
ですが、多くの人は事実を追求することができず、権力を持つ人に事実を捻じ曲げられてしまいます。
それによって自信を失い、うつ病となることも多いのではないでしょうか。
誠実に対応していれば、事実が必ず味方をしてくれます。
このことを忘れなければ、権力者が突きつけてくる不誠実な証拠を打ち負かすことができるので、絶対に諦めないで欲しいです。
私がうつ病を克服できた思考
私は今のところ、どんなことが起きてもうつ状態になることを避けられています。
それはこんな言葉を知ったからです。
それは羽生選手が平昌オリンピックで金メダルを取った後に教えてくれたことです。
「嫌なことがたくさんあったから、この後に絶対良いことがやってくる。これはそれまでの期間だとずっと思っていました」
羽生選手は2大会連続で金メダルを獲得するという快挙を成し遂げました。
しかしその前は怪我で練習ができなくなるほど、窮地に追い込まれていました。
本番も痛み止めを飲みながら挑むという状況で、私が羽生選手ならば金メダルを諦めても良いと思える状況でした。
しかし彼は金メダルを勝ち取ったのです。
それは彼の中に「必ず良いことが起きる」と信じる心があったからではないでしょうか。
そう考えると、一気に私の思考が変わりました。
もしも今悪い状況が続いているとしても、過去にそれがずっと続いていたことがあったでしょうか。
その時の悩みは今も続いているのでしょうか。
私はそんなことがありませんでした。
ということは今悩んでいることは未来にどうでもよくなることなのです。
だとすれば今悩んでいる時間はすごくもったいなくないでしょうか。
悩むのをやめて、良いことを待つ時間だと解釈するのです。
そうすれば、良いことがやってくるのが早まるような気がします。
うつ病の方は悪いことがずっと続くと勘違いしているのではないでしょうか。
明日起きることを100%予見できる人などいません。
明日は何が起きるかわからないのです。
もしも予見できたとしたら、それが起きないようにすることも可能ではないでしょうか。
マイナス思考になってはいけないと思います。
重要なのは、状況は常に変化しているということです。
それも必ず良い方向へと向かっているのです。
大丈夫です。
あなたの悪い状況はそんなに長くは続きません。
今日は今の瞬間にリセットされ、新しいことが始まっているのです。
大事なことは今に集中することです。
集中して問題を解決することです。
その問題さえ解決すれば、あなたにはまた良いことが降ってくるのではないでしょうか。
一つ一つ解決しましょう。
あの人との関係や、やるべきことを片付けること、できないとはっきり言うことも必要なのです。