【西郷どん考察】3話ネタバレ、感想、疑問解消!

ドラマ

「西郷どん」が始まりました。

ここでは「西郷どん」のネタバレを書いていきます。

1話ネタバレ

西郷隆盛の石像お披露目会が開かれており、妻の糸(黒木華)と弟・西郷従道(錦戸亮)が出席しています。
石像がお披露目された時、糸は「うちの旦那さんはこんな人ではない」と叫びました。
糸はなぜこんなことを言ったのでしょうか。
西郷隆盛(鈴木亮平)が野山を走り、銃を構えます。
舞台は1840年薩摩の国、若き隆盛(当時小吉)が他の町内会の子どもたちと喧嘩を始めます。
腹が減った小吉は喧嘩を中断し、うなぎを取り始めます。
飢えた小吉たちはお屋敷に山盛りのお菓子があるという情報を聞き、お菓子を盗みに行く計画をたて、忍びこみます。
菓子を見つけた瞬間に子どもの一人が池に落ちてしまい、住人たちに気づかれてしまいます。
竹林を逃げる小吉たちは島津斉彬(渡辺謙)が打った大砲と遭遇します。
小吉たちは島津斉彬を天狗と勘違いします。
斉彬は大砲で異国を打ち負かそうと考えていましたが、打った大砲は衝撃で壊れてしまいます。
小吉は斉彬に大砲のことを口止めされ、その口止め料としてお菓子を渡されるのです。
家へ戻った小吉は家族から勉強より剣術に励むよう言われます。
小吉は「家族だけではなく、弱い人たちを助けられる人になりたい」と言います。
そして今日会った天狗のことを話すのです。

この日から天狗は小吉の心の中に住み着いてしまいました。

斉彬は薩摩藩主の息子でした。父親・斉興(鹿賀丈史)にイギリスが、薩摩に攻めてくるかもしれないと打ち明けますが、斉興は斉彬を西洋かぶれだと揶揄します。

小吉は町内会同士の大会に参加し、20キロ先の寺へ一番乗りで向かうため、他の子どもたちと一緒に走っていました。一番乗りで寺へ着くと餅がもらえるのです。

道中ではまた喧嘩が始まります。弱きものを助けると決意した小吉は一番乗りでゴールにたどり着きます。

そして見事餅を手に入れるのです。

餅を食べていると、他の町内会の子どもたちに糸が女だということをチクられます。

小吉たちは女と一緒に勝ったと揶揄されるのです。

糸は「なぜ町内会には女が入れないのか」と嘆きます。

糸が泣くのを見て、小吉は心配します。

糸は「男になりたい」と言い、逃げてしまいます。

そこへ島津久光(青木崇高)と斉彬がやってきます。

斉彬に気づいた小吉は斉彬が天狗ではなく藩主であると知ります。

斉彬は小吉を「頼もしく思う」と言ってくれます。

そのことを聞いた家族はとても喜ぶのです。

次の日、小吉は女装をして女の仕事を手伝います。それに気づく糸。

小吉が「女は男と違い、面白くない」と嘆く姿を見て糸はときめきます。

その日、小吉は父親に「斉彬の元で働くようになりたい」と打ち明けます。

父親は小吉に「身分をわきまえて、そろばんを勉強しなさい」と言います。

そして「恥ずかしいからそんな大きな願いを口にするな」と言うのです。

それを聞いた小吉は「願いが叶うまでは大きなことを口にせん」と言います。

その日から小吉は一層熱心に剣術の修行に励むようになるのです。

道を歩いているとまた他の町内会の子どもたちと喧嘩になります。

喧嘩の末、小吉は肩に大怪我を負います。

小吉に傷を負わせた子どもの親が謝りに来て、その子を切腹にすると言うが、小吉と父親はそんなことをしないでくれと頼みます。

小吉の傷を見に来た医師は小吉の腕はもう使えないと言い、それを聞いた母親は腕を治してくれと神に懇願します。

小吉は他の子どもたちが稽古するのをただ見ているだけとなりました。

強くなりたいと思っていた矢先にこんなことになりショックを隠しきれない小吉は竹林で一人竹刀を振るが、痛みで崩れてしまいます。

泣き崩れる小吉の元へ斉彬がやってくるのです。

斉彬は銃で狩をしていました。

小吉は斉彬に「斉彬様の下で働きたいと思っていましたが、もう右手で刀を握ることができません。私は生きていても仕方のない人です」と泣き崩れます。

それを聞いた斉彬は「死んではならん。侍が刀を二本挿してふんずりかえる時代は終わる。これからは弱きものを助けることができる侍が真の侍となる。お前はそう言う侍になれ」と言います。

それを聞いた小吉はまた斉彬に会いたいと言うと、「強くなれ。強くなったら会おう」と言うのです。

そんなある日、小吉は異国の地図を見て、薩摩が鹿児島と呼ばれていることを知るのです!
2話へ続く!

2話ネタバレ

米が良くないようで、これでは例年通りの上納米を収めることができないと百姓が嘆いています。
成長した吉之助(鈴木亮平)がその話を聞いていますが、吉之助は位が低いので何もできないと言います。
しかし百姓から賄賂をもらった吉之助の上役井之上が相談してみると言っています。
吉之助が注意しようとしますが、誰かが助けを求めている声がして振り返ります。
少女が借金取りに攫われているのです。吉之助はそれを止めます。
借金取りたちは何もなしには帰れないと言うので、吉之助は自分の金を渡します。しかしそれでは満足してくれないので、井之上がもらった賄賂をふんだくり借金取りたちに渡す吉之助。
すると、借金取りたちは去っていきます。

西郷家は十人の大家族になっていました。
吉之助の手当などもありますが、貧乏は変わりませんでした。
家に帰ってきた吉之助はうなぎを採って来てくれたか?と期待されますが、エビ数匹しか持っていませんでした。
城からもらった手当もないというのです。借金取りに渡したのが手当だったのです。
吉之助は家のことも考えてくれと家族に責められますが謝ることしかできません。そこへ大久保正助(瑛太)がやって来ます。
正助は記録所に勤めることに決まったそうです。それを聞いた西郷家の家族は秀才だと褒め称えます。
一方江戸から戻った斉彬は藩主の斉興ともめています。
斉彬は費用がかかることを承知で、藩主2,000人を集めたいと言っているようです。

数日後、吉之助は借金取りに娘を連れて行かれそうになっていた平六の子どもにおにぎりをご馳走します。
そこで吉之助は平六の子どもたちは一度も白い米を食べたことがなかったことを知ります。

その晩、正助の新任祝いが開かれました。

祝いの席には斉彬の家臣・赤山先生(沢村一樹)もやって来てタイをくれるのです。

正助はとてもお世話になったようです。

赤山は糸(黒木華)も連れて来ていました。糸は赤山の元で学問を勉強しているそうです。

祝いの席で、吉之助は赤山に平六の家族の貧しさを嘆きます。

なんで、百姓はあんなに貧乏なんだというのです。

吉之助は以前、斉彬に「弱き者を助ける侍になれ」と言われたことを思い出し、斉彬が藩主になればもっといい世の中になるというのです。

しかし斉彬の弟・久光(青木崇高)が藩主になる予定だそうです。

それを聞いた吉之助は「俺たちが斉彬様を担ごう」と言います。

しかし正助は吉之助の言いたいことはわかるが、斉彬はあまり好かれていないから、斉彬を支持することは危ないというのです。

そうこうしていると、仲間がもめ出します。

その拍子に赤山が持って来たタイが庭に落ちてしまいます。

それを見て、糸が叱るのです。

お城でも斉興が斉彬の意見に同調できず、久光を次の藩主にすると明言してしまいます。

それを聞いた斉彬は黙って、出て行きます。

斉彬は江戸へ発つというが、赤山は「あなたは薩摩になくてはならない人だ」と言って止めます。

幕府は薩摩の違法行為に気づいているそうです。

斉彬はそれを幕府に公言するというのです。斉興にはその責任を取ってもらうのだと。

そして次に帰ってくるときは自分が藩主になっているというのです。

薩摩藩の年貢の取り立ては特に厳しい上に役人たちの不正な賄賂が加わり、百姓たちは苦しむ一方でした。

それにもかかわらず井之上はわざと米をこぼして、役人の物にし、差額は借金にしろと吉之助へ指示するのです。

吉之助は居ても立っても居られず、井之上へ「これじゃあ借金が膨らむ一方だ」と弁明します。

しかしそれを聞き入れない井之上を見て、平六の娘は泣いて走り去ってしまいます。

見かねた吉之助は島津家家老の調所広郷(竜雷太)へ年貢の取り立てを減らしてもらうよう相談に行きます。

吉之助は取れ高に応じて年貢を決める方法に変えて欲しいというのです。

しかし調所はそのやり方では手間がかかるし、かえって賄賂が横行すると言います。

吉之助はすでに賄賂は起きていると反論します。このままでは百姓は食えなくなって死んでしまうと訴えるのです。

しかし、それも仕方ないと調所は言います。

薩摩藩がうまくいっているのであればそういう犠牲も島津家への忠義と考えよというのです。

それを聞いた吉之助は「薩摩の民は殿様の大切な子供ではないのですか?」と言うのです。

私は民を大切に守ることが、上に立つものの忠義だと思っていると吉之助は言います。

すると調所はそこまで言うならやってみろと言います。

吉之助が喜んで帰った後、調所はうまくいくはずがないと笑います。

その足で、吉之助は糸と一緒に平六の元へ行って、年貢の徴収方法が変わったことを伝えます。

そして、娘を糸の家で雇ってもらえるようになったことも伝えるのです。

吉之助は歩合制である、百姓に検見法に変わったことを伝えに回る中で、隠れた田んぼを見つけます。

それは百姓が隠していた田だったのです。検見法にするとこの田の米も納めないといけなくなるので、検見法をやめてくれるよう吉之助は頼まれるのです。

困った吉之助は赤山へ斉彬に会いたいと伝えます。

赤山は斉彬に会うことを承諾します。

翌朝糸は平六の娘へ家が貧しいから娘は雇えないと告げに来ます。

糸が申し訳なさそうに、お供え物を渡すと、また借金取りがやって来ます。

吉之助は赤山に言われた場所へ向かっていましたが、その途中で糸に呼び止められます。

平六の娘が借金取りに連れて行かれたことを聞くと吉之助は慌てて走って行きます。

何かに感づいた赤山は斉彬が江戸へ行く足を止めるよう促します。

吉之助は借金取りに「借金は俺がなんとかするから、後少し待ってくれ」と頼むのです。

それを見て、平六の娘は「もういい、私が行けば借金が消える。それなら私は喜んで売られて行く。立派なお侍さんに会えて嬉しかった」と。「私はこの薩摩が大好きだ」と言うのです。

いくら待っても出発しようとしないので、斉彬が赤山に何を待っている?と聞きます。

赤山はあなたに会わせたい男がいるが、今頃、百姓のために駆けずり回ってるようでと言うのです。

しかしそれを聞いた斉彬は出発すると言います。

吉之助は平六の娘を連れて行かれ、悔しがっています。

娘一人も救えない、弱いやつだと嘆くのです。

3話へ続きます!

3話ネタバレ

薩摩は日本一武士の人数は多いが、侍の多くは百姓同様の貧しい生活をしていました。吉之助は熊吉と一緒に狩をしに行きました。

西郷家は病人がたくさん出ているようです。

正助が子どもに勉強を教えていると、吉之助と熊吉がイノシシを持って帰ってきます。

四男が腹痛をおこしていますが薬代はないようです。

吉之助は刀を売りに行こうと言います。

そこへ吉兵衛が帰ってきて、借金をしようと言います。

吉之助は借金をするくらいなら家を売ろうと言いますが、吉兵衛はそんな恥ずかしいことはしないと反論します。

二人は喧嘩になります。それを正助たちが助けにきます。

吉兵衛は赤山に昨日のことを話しています。本当は借金をするあてなどないのだそうです。

江戸では斉彬が阿部正弘(藤木直人)に薩摩のことが書かれた手紙を渡します。

すると阿部は斉彬が立ち上がるのを待っていたと言います。

後日、西郷親子は豪商の板垣という人に100両貸して欲しいと言いにやってきました。

しかし板垣は断ります。それを聞いた吉之助はどうか貸して欲しいと土下座するのです。

貧しくて苦労していると訴え、借りた金は必ず返すと頼むのです。

それを聞いた板垣は最近は百姓を苦しめる侍が多いが吉之助はなかなかの力量があると認め、100両貸すというのです。

いざ100両を見ると西郷親子は腰を抜かしてしまいます。

二人は何度も何度も100両を見ながら帰ります。

噛んでみると柔らかいと聞くので、噛んで見ようと吉兵衛が言い出し、二人は噛んでみます。

しかしとても固いようです。返済はかなり苦しく明治維新後まで続くそうです。

二人が遊んでいると、田んぼで争いが起きます。

子どもが盗みをしたので、大人三人が殴っています。

その子どもはとても剣術がうまいようです。

その子どもは中村半次郎と言います。

半次郎の父は名のある武士だったが父はいなくなり、今は無一文のようです。

帰った二人は家族におにぎりを振舞うことができました。

満佐は熊吉の家族にも米を分けてあげましょうと言うと吉兵衛も承諾します。

吉之助と熊吉が祖母へ米2俵を届けに行くと熊吉の祖母はとても喜ぶのです。

その日は吉之助と熊吉は家に泊まることにします。

朝起きると、半次郎が通りかかります。

吉之助が話しかけると半次郎が襲い掛かりますが、吉之助はそれを止めます。

半次郎達は無断で藩の外へ逃げようとしていました(逃散と言います)。

吉之助は侍が逃げると二度と侍には戻れないぞと言います。

すると半次郎は「侍を捨てることはできない」と言います。

それを聞いて吉之助は「自分が何とかする」と言うのです。

その頃、江戸では斉彬の子どもが死んでしまいます。

斉彬はこれまで立て続けに3人の子どもを亡くしていたのです。

数日後、登城した吉之助は上役に呼びつけられます。

上役は侍が夜逃げを助けたと言います。

夜逃げを助けたのではなく、病気の娘を運んでいた家族を助けただけだと言いますが、信じてくれません。

そこへ赤山と正助がやってきてこの件を赤山が引き受けると言って助けてくれます。

吉之助は赤山に半次郎の畑を半次郎に返して欲しいと訴えます。

侍も百姓と同じく貧しいと言うのです。

しかし半次郎の畑は半次郎の父親が取り上げられたのだと糸が言います。

しかし正助と吉之助は半次郎の父親も貧しいからそうなっただけだと言うのです。

それを聞いて赤山は何とかすると言ってくれます。

吉之助は薩摩の民がたらふく飯を食べられるようにしたいと言います。

赤山は斉彬もそう思っていると言うのです。

阿部正弘は調所の広郷を呼びつけ、不正があったことを伝えます。

それを聞いて広郷は誰がこの情報を流したか聞くと、斉彬が出てきます。

広郷は斉彬が生まれた時、家臣は皆喜んだと言うのです。

そんな広郷に斉彬は待っていると言います。

広郷は不正は全て自分の独断でしたことだと文書に残し、毒を飲みました。

その夜、斉彬の元に広郷が自害したことが伝わります。

斉彬は死なせたくなかったと呟くのです。

斉興の元に久光が調所が死んだとは本当かと走ってきます。

斉興は調所は死んだのではなく、殺されたんだと言うのです。

斉興と由羅は久光が藩主になることが決まったから、本性を表したとわめきます。

その後、斉彬派の家臣達は次々に殺されてしまいます。

その噂を聞いて郷中の仲間達が集まります。

斉彬派の家臣が殺されたことについて話し合っているのです。

そこへ吉兵衛が神妙な顔で帰ってきます。

吉兵衛は赤山様に切腹の御沙汰が出たと言うのです。

4話へ続きます。

3話感想

いつの時代も変な人はいたのだなと思いました。

自分と考えの違う人を殺して回る由羅と斉興はとても最低な人だと思います。権力を持った人は多くの人に影響を及ぼすのです。そういう人が社会を動かしていますが、そういう人の中にも変な人がいるのです。

今の社会にも権力を持った変な人がたくさんいます。

そういう人が変なことをしても権力で隠すことができます。こういう変な状態はいつになったら無くなるのでしょうか。

U-NEXT

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疑問解消

島津斉彬は何をした人?

島津斉彬を渡辺謙さんが演じています。


とても重要な人物のように見えるのですが、この人は何をした人なのでしょうか。
島津斉彬は薩摩藩の11代目藩主になる人です。
薩摩藩で西郷隆盛らを育て、彼らからとても慕われていた人物なのです。
ドラマではこれから斉彬と隆盛の関係が深まっていくのではないでしょうか。

西郷隆盛はいつ死ぬ?

西郷隆盛はいつ死ぬのでしょうか。

1877年に私学校生徒の暴動から起こった西南戦争で破れて切腹します。
つまり小吉の物語の30年後には亡くなってしまうのです。
享年49歳でした。

西郷隆盛は何をした人?

始めは薩摩藩の下級武士でしたが、島津斉彬に気に入られ、斉彬の側近となります。その後、斉彬の死後流罪になりますが、大久保利通のお陰で復帰し、戊辰戦争を主導します。その後、勝海舟と話し合い、江戸城無血開城を行うのです。
小吉はこれから壮絶な人生を歩むことになります。

大久保利通は何をした人?

瑛太演じる大久保利通は何をした人なのでしょうか。


大久保利通は西郷隆盛と仲が良さそうですが、岩倉具視使節団として海外へ行き、戻ったあとは隆盛と意見が合わず、対立します。
その後1873年に内務省を設置し、初代内務卿になります。

中村半次郎は何者?

3話に出てきた中村半次郎という人はとても強いようですが、一体誰なのでしょうか。

半次郎は桐野 利秋という有名な人です。

人斬り半次郎として知られ、西南戦争まで西郷隆盛に使えて壮絶な最期を遂げるようです。

ちなみに幕末には四大人斬りという人たちがいて、坂本龍馬の友人であった土佐藩の岡田以蔵(龍馬伝で佐藤健さんが演じました)もその一人です。
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