ドラマ「FINAL CUT」が始まりました。
このドラマはどのようなドラマなのでしょうか。
目次
主題歌
1話ネタバレ
24年前仲よさそうな母子の姿。中村慶介(亀梨和也)が「違う、そんな人じゃない」と言います。
12年前「ザ・プレミアワイド」で無認可保育園女児殺害事件の続報が報じられます。
慶介の母親・恭子が犯人のように報じられる映像が映ります。
報じているのは百々瀬塁(藤木直人)です。
慶介はその報道を見て「嘘だ」と言います。
園長を警察は重要参考人として事情聴取を進めていると報じる「ザ・プレミアワイド」の報道。
慶介の声「そんなことするはずない。なのにあいつらが・・・」
女児殺害事件で問題になっている保育園の園長は慶介の母親・恭子のようです。
恭子は事件の7年前に離婚し女手一つで園を切り盛りしていました。精神的に追い詰められた彼女が園児を殺してしまったのかもしれませんと報じられています。
それから12年が経っても真相はわからないそうです。
(回想)恭子が「私じゃない」と言っています。
「あの夜見かけたあの男」と呟きます。
(現在)慶介はとても身体能力が高いようです。
(回想)慶介親子がスーパーへ行っても噂される毎日のようです。
井出正弥(杉本哲太)(ザ・プレミアワイドのプロデュサー)が家にやってきて取材の話をしてくるのも度々あったようです。
そんなある日慶介が帰ってくると、母親は自殺をしていたのです。
(現在)慶介のもとへ幼馴染の野田大地(高木雄也)(Hey!Say!JUMP)がやってきます。
慶介と大地はやってやると言います。
小河原若葉(橋本環奈)と待ち合わせをする慶介。
慶介に不満を抱いている様子の若葉。
慶介は彼氏としては全然ダメなようです。
でも若菜はそんな慶介でもベタ惚れしています。
若菜は家でお姉ちゃんの小河原雪子(栗山千明)と慶介の話しています。
若菜は慶介の名前を聞かれ「守」と言います。
慶介は若菜に嘘の名前を言っているようです。
雪子は現代アート美術館の運営をしているようです。しかし客が少ないようで、上司と揉めています。
そこへ慶介がやってきます。
慶介は雪子の側で「この絵希望ですか?」と美術館に展示されている絵について問いかけます。
慶介は現代アートに興味があると伝えます。
名前を「よしざわゆう」だと雪子に伝えます。
雪子は「またいらしてください」と伝えます。慶介は何か企むような顔をします。
慶介家に帰ってくると大地が待っていました。
二人が運営しているサイトに江藤久美子(矢田亜希子)から投稿が着ているというのです。
「ザ・プレミアワイド」から取材を受けたと久美子は言っています。
慶介は久美子に会います。久美子の娘の美月は心臓移植が必要だと言われたそうです。
手術の資金集めのために久美子は「ザ・プレミアワイド」の取材を受けたと言うのです。
取材のおかげで募金額が増えたそうです。
しかし「ザ・プレミアワイド」は勝手に病院の問題を報じ始めたのです。
「ザ・プレミアワイド」は過剰な報道をして執刀医のミスなども報じました。
その後、病院の先生に避難が殺到してしまいます。
「ザ・プレミアワイド」が報道した内容は嘘だらけだったのに。
久美子は病院に申し訳ないと思い、慶介に連絡をしたと言うのです。
江藤夫妻はプロデューサーの井出には連絡をしたが連絡が取れないと言います。そんな中、井出が表彰されます。井出は業界では表彰されるほどの実力のようです。しかし部下からの評判はよくありません。
「ザ・プレミアワイド」の放送前、スタッフが美月のニュースの心配をしているところに大御所女優が亡くなったニュースが舞い込んできます。
慶介が井出が打ち合わせをしている様子をモニターでチェックしています。
(回想)井出が何度も家に来て、迷惑している様子が映し出されます。
井出は「あなた方の助けになりたい」と言っています。
(現在)スタッフは必死で大御所死去のニュースVTRを作りますが、直前すぎて間に合いません。
VTRの到着が遅れているため百々瀬が最初をつなぐことになり、彼は「愛の讃歌」を歌い始めます。
それを街灯モニター越しに見る慶介。
「愛の讃歌」は亡くなった大御所が歌った歌なのです。
とてもいいニュース番組だと道ゆく人は見とれています。
その晩、井出も百々瀬を絶賛しています。
話は心臓病の美月ちゃんの件になります。
12年前の事件の調査書を調べる高田。
井出を監視する大地。
井出が家を出るのを見ている慶介。
井出は野球の観戦に来ているが、いつもスマホをチェックしているため、女性に注意されます。
なぜか慶介が井出を監視していたはずなのにそれに気づいたのか井出が慶介の下へやってきてしまいます。
井出は「昨夜もこの車を見た」と言ってきます。
そして慶介に「俺を叩いても埃一つでない」と脅してくるのです。
病院では美月の手術を担当していた医師が病院を辞めると言い出します。
美月は先生に折り鶴をあげたいと言います。
そんな美月の姿を見た江藤夫婦は病院批判をし誤報をした「ザ・プレミアワイド」に謝罪を求めます。
しかし井出は心配なのは「美月ちゃんだから、目標金額を集めること先決だ」と言ってきます。
「お金を集めてトンズラする人がいるかもしれないですからね」と事実を捻じ曲げて報道することもできると脅してくるのです。
その報告を受けた慶介は井出のやりすぎた報道を思い出し、復讐を決意したような顔をします。
慶介は井出をスタジオに呼び出します。
やってきた井出を睨みつける慶介。
慶介は「プレゼント」と言って、下記のVTRを見せます。
そのVTRには暴言を吐く井出の姿や不倫をする姿が映し出されます。
井出は「捏造だ」と叫びます。
慶介は「どうにだってできるんですよ」と言います。
なぜこんなことをするのかと疑問に投げかける井出に慶介は「覚えてないんだな」と、母親の事件のことを伝えます。
慶介は「あんたらが母親を悪者扱いした」と訴えます。
しかし慶介の眼に映る母親はとてもいい母親だったのです。
12年前、母親が死んだ日、慶介が救急車を呼んでもらうよう家の前で待ち構えている報道陣に頼みに行ったが、マイクを向けられたことが映し出されます。
慶介は母親が最後に用意してくれたチャーハンを手に取り悲しみにくれるのです。
「何も知ろうとしなかった。あんたらは容疑者じゃないたった一人の母親を犯人だと決めつけたんだ」と言います。「警察が何も発表していないのに、なぜだ」と
井出は「番組の方針だった」と言います。
慶介は他に怪しい男がいただろうと怒鳴ります。
井出は「知らない、聞いてない」と言います。
「また会いにくる、その時、頼みを聞いてもらう。お前は断れない、これがある限り」とVTRのURLを見せる慶介。
つまり「これがあなたのFINAL CUTです」と言います。
後日、井出は百々瀬に江藤夫婦の指示に従い謝ったと伝えます。
それを聞いた百々瀬は狂ったように怒り始めます。
百々瀬は「ちょっと何か言われたくらいで、謝るな」と井出に怒鳴り散らすのです。
百々瀬はその後カラッと変わって「打ち合わせを始めよう」と言います。
恭子の事件の調査書を見ている慶介。
慶介は警察になったようです。
慶介は高田清一郎(佐々木蔵之介)(慶介の上司)に母親が怪しいと言っていた男の話をします。
その名前は小河原。何か知っているようなそぶりをする高田。
慶介は高田に無くなっている紙について告げるが、高田は「これだから紙はしょうがない」と言います。
雪子のもとへ走っていく慶介。
雪子は慶介のために取っておいた絵ハガキを渡します。
慶介は雪子を見ながら「どんな手を使っても真相を明かして見せる」と言います。
2話に続く!
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1話感想
「ザ・プレミアワイド」の百々瀬の狂気っぷりが描かれていました。私はADとして情報番組を担当していましたが、あそこまでキレる人はいませんでしたが、毎日怒鳴り声の嵐でした。
しかし百々瀬はサイコパス並みのキレっぷりだったので、何か犯罪を犯している可能性があるのではないでしょうか。
それにしても慶介の捜査が過剰すぎて犯罪行為にならないか不安です。
百々瀬塁(ももせ・るい)役の藤木直人さんが本日クランクイン‼️百々瀬が司会を務める『ザ・プレミアワイド』のポスターの前で、同じくガッツポーズの藤木さん📸#FINALCUT#ファイナルカット pic.twitter.com/VC3OaKhCSp
— 亀梨主演!火9「FINAL CUT」 (@finalcut_drama) 2017年12月10日
2話以降予想
公式HPの2話あらすじを見る限り、2話では水野美紀演じるディレクターの真崎久美子へ復讐する回のようです。
となると3話以降も「ザ・プレミアワイド」のスタッフ一人一人への復讐が続くのではないでしょうか。
現時点では黒幕が百々瀬だという形で描かれています。最後は百々瀬なのでしょうか。
あるいはもっと悪い黒幕がいるのでしょうか。
いずれにせよ、テレビ局の過剰報道をやめさせる事が目的なのは変わらないとお思います。
復讐を取り巻く個性豊かな人物を、豪華俳優陣の皆さんが熱演‼️
亀梨さん演じる主人公・慶介と、どんな化学反応が起きるのか?
制作陣もワクワクしてます😎👌#ファイナルカット #FINALCUT pic.twitter.com/UnWeBYFHHB— 亀梨主演!火9「FINAL CUT」 (@finalcut_drama) 2017年11月26日
→今の所ここは間違いではありません。
2話ネタバレ
「真犯人は別にいる」と言う慶介(亀梨和也)。
熊谷志穂という女の子が工場跡地で見つかった事件を百々瀬が伝えています。
これが、慶介の母親恭子が犯人と疑われた事件です。
本当は小河原祥太という小河原家の長男が怪しいのですが、彼にはアリバイがあるようです。
祥太は事件があったとき若葉と一緒にいたというのです。
雪子はあの晩、園長を見たと証言しています。
若菜と慶介が横浜でデートをしています。若菜はお姉ちゃんに好きな人ができたと慶介に伝えます。
そして祥太の話をします。祥太は海外に行っていて、全然会っていないそうです。
デートの途中で家に帰る慶介。帰ると大地から、ホームページへの新しい投稿があったと言われます。
朱保野市で大家が殺害された事件があったそうです。
中庭で大家の河合ちひろさんが亡くなったというのです。
慶介が投稿者に会いにいくと、投稿者は上のアパートは立ち退き交渉中でその経緯から犯人の目星がついていると言います。
投稿者は「しかし真崎という女が……」と言います。
(回想)
真崎久美子(水野美紀)は恭子に無実だと信じていると言います。
一緒に犯人を捕まえましょうと言うのです。
(現在)
慶介は「やらかすんですよ、あの人。僕もよく知っています」と言います。
投稿者は事件の後に名刺や差込がたくさんあったと言います。全て取材の申し込みだそうです。
犯人は201号室の男だと言って住吉と書かれたポストを指さします。
もともと立ち退きを一番渋っていたことや、殺された時争った後だったということで、DNA鑑定を待ってから逮捕する方針だというのです。
しかしある日、住吉の姿が消えて、その日のうちにスクープが来たそうです。
ザ・プレミアワイドでは住吉を指名手配したと報じました。
その放送で、真崎が住吉にインタビューしている映像が流れます。
住吉は急に半年後に出て行けと言われたら揉めたと打ち明けます。
しかし事件の当日は店で仕込みをしていたと言うのです。
その後、カメラに気づいて、自分が疑われているのではないかと懸念し始めます。
それでも真崎はインタビューを続けて、河内さんと言い争っていたという話もあるがと聞きます。
住吉は「それは強引だったから」と言うのです。
そりゃ言い争いにもなるよと。
あとで警察から内々に取材を自粛するように言われていたと違う記者に聞いたと投稿者は言っています。
真崎はそれを無視して取材して、住吉が逃走したのだと言うのです。
「ザ・プレミアワイド」はそれをスクープとして流したそうです。投稿者は許せないと言いました。
慶介は「エゴ取材、特ダネのためだったらなんでもする。捜査妨害も御構い無し」と言います。
立ち退き工事は慎重に勧めていたので強引に出て行けだなんて言うわけがないと投稿者は言います。
犯人側の勝手な言い分ばかり流されて許せませんと言います。犯人も真崎も許せないと言うのです。
投稿者はどうしたらいいかわからなくなって慶介に相談しに来たのです。
その夜、大地が宅送を装って、ザ・プレミアワイドを撮っているテレビ局に忍びこみます。
会議室では百々瀬が小池悠人(林遣都)が編集したVTRにいちゃもんをつけています。
他局は生の声が撮れていると言うのです。小池は皆の前で謝罪をします。
井出は真崎が撮ってきた住吉のインタビューはすごかったと言いますが、百々瀬はやりすぎだねと言います。
いくら結果を出しても各方面に迷惑をかけるとわかっているようです。
真崎は局員のディレクターからもやりすぎだと言われているようです。
真崎は小池が編集している後ろでダメ出しします。視聴者を感情移入させないといけないと言うのです。
真崎はフリーの叩き上げなので、局員のお坊ちゃんたちとはモチベーションが違うとカメラマンは言います。
大地がスタッフルームに入ってきて、真崎への荷物を持ってきます。そして真崎のカバンにカメラを忍ばせるのです。
真崎は夜中も住吉を見ていないかを聞き回っています。それをこっそり見ている慶介。
慶介が尾行していると真崎は家族のためと言ってどこかへ向かいます。
(回想)
真崎が恭子へ「実は私にも娘がいまして、早川さんになら娘を預けられる、そう信じられるんです。母親の直感で」と伝えています。
それを聞いた恭子は真崎を信じて「私は何も。事件の夜すれ違った男が犯人だと思います。」と言うのです。
真崎は「その話、初めて聞きます。そう言うことはちゃんと話した方がいいです。じゃないと早川さんへのこの流れは止めることができません」と言うのです。それを聞いていた慶介もうなずきます。
そういって、真崎は取材を勧めるのです。恭子は真崎が聞いてくれるならと言って、承諾します。
(現在)
若菜が慶介の話を雪子になんどもしています。
雪子は三十路だからもうヤバいと言っています。
父親の達夫が降りてきます。若菜は兄のことを聞きますが、決めたらちゃんと話すと言うだけです。
若菜も雪子も祥太のことをあまりよく知らないようです。
両親は何かを隠している感じです。
真崎に住吉から電話がかかってきます。住吉は会って話すと言います。
そして「その代わり…..」と言います。
その映像を見ていた大地がすぐに慶介に知らせます。
会議で真崎はわざと犯人の立ち寄りそうなところに網を張っていたと豪語しています。
そしたら連絡があったと得意げに言うのです。
小池は指名手配犯だから警察に言わないといけないのではないかと言いますが、井出が黙ってろと言います。
それを見て、百々瀬は高田に電話をします。
百々瀬は高田と知り合いのようです。
高田は慶介の上司で警察官です。
それを盗撮カメラで見ている慶介と大地。約束した場所に住吉がやってきます。
住吉へ「河合ちひろさんを殺害したのはあなたですか?」と真崎が聞きます。
住吉は「殺すつもりはなかった」と言います。
真崎は「どうしてそんなことを?立ち退き交渉がこじれたと言われていますが、その辺りについては?」と問います。
住吉は「もう別れると突然言われた」と言います。
住吉「俺たちは付き合ってた。」
真崎「不倫関係?」
住吉「半年ほど前から、昼間に合うようになって」
真崎「旦那様は?」
住吉「一度言い争ってるところが見つかって、そこからおかしくなって、別れ話になったら、包丁をガッと掴まれて、そこからはもうよく覚えてなくて、本当に申し訳ないと思ってます。殺すつもりはなかったんです。それだけは信じて欲しい」と言います。
それを聞いた真崎はニヤつきます。
このやりとりを聞いている慶介と大地。真崎はお金を渡します。10万円ほど入っています。他のスタッフはこのことを知らないようです。
お金を受け取った住吉は「盛り上がったろ?被害者不倫発覚。そう言う方がいいだろ?オタクらサービスな」と言います。
しかし真崎はニヤリと笑うのです。
(回想)
慶介が真崎を追いかけて「なんなんだよ、あれ」と言いますが、真崎はニヤリとするだけです。
(現在)
慶介は怒りをあわらにします。
小池は容疑者を追いかけていました。真崎はしばらくしてから通報してと小池に指示をします。そこへ現れる慶介。
慶介は「どうも」と言います。真崎は「悪いけど急いでる」と言います。
慶介は真崎に先ほどのやりとりを録音した音声を聞かせます。
そしてある部屋で真崎へURLが書かれた映像を渡すのです。
それが下の動画です。
どう思うかな?こんなお母さん見たらと慶介が言います。
映像は切り替わり、真崎の娘を写したものになります。
それを見た真崎は「犯罪よ」と言います。
それに対して慶介は「よく言うよ。散々やってきたろ。来てくれたよな、呼んでもないのに。私早川さんの無実信じてます。って。だから母さんもあんたを信じて」と言います。
(回想)
恭子が「志穂ちゃんの様子を見に部屋に戻りました。そしたらいなくなっていたので、あたりを探して戻ると変な男がいたんです」と言います。
犯人はあの男だと思っていると言いました。
すると真崎が「しほちゃんになんて言いたいか」と聞いてきます。
恭子は「申し訳ないと」
真崎「志穂ちゃんのお母さんと言い争いがあったと言っていますが、その件については?」
恭子は答えません。
すると真崎が話を戻しますねと言って「すれ違った男はどんな風貌だったか覚えているか?」と聞きます。
恭子は若い男性だったと思いますと答えるのです。
(現在)
これでやっと声が届く。そう思ったのにと慶介。
(回想)
百々瀬が恭子への単独インタビューに成功したと報じます。
しかし報道では、恭子が被害者について答えている部分のみが流されます。
そしていかにも恭子が犯人であるかのようなナレーションが続くのです。
恭子はテレビを消して皿洗いを始めます。恭子は皿を洗いながら泣いてしまうのです。
それで悔しくなり慶介が走って真崎に会いに行くのですが、真崎はニヤッと笑って車に乗って去ってしまいます。
それを見て慶介は拳を握りしめることしかできませんでした。
(現在)
慶介「母さんは託したんだ。最後の望みをあんたに。それなのに粉々にされて、絶望したんだよ。なんでだ?あの時母さんは訴えた犯人は別にいる。取材したのになんで放送しなかった?」
真崎「あの時はみんな早川恭子を疑ってた。」
慶介「それはお前らがそう思わせたたんだろ。」
真崎「だけど、みんな疑ってた、みんながそう思えばそれが真実になるのよ。」
慶介「真実っていうのはこういうことを言うんだよ。」と言って、真崎がお金を渡すところで止まったVTRを指さしました。
慶介はあんたには頼みを聞いてもらうと言います。そしてこのスクープは諦めないと、あんた自身がスクープになると言うのです。
そこで名台詞「これがあなたのファイナルカットです。」
井出「ぼつ?あれだけ大騒ぎして置いて容疑者インタビューボツ?」
真崎は謝ることしかできません。
放送は今取れている映像だけでいくそうです。
百々瀬「犯人が逮捕されました。その瞬間をカメラが捕らえました」
それを見ている高田と上司。上司がメディアに撮られたと言って批判します。
百々瀬は真崎を取材に行かせる前に、高田に連絡をして取材後に逮捕してもらうよう伝えました。
高田は先日の突撃取材の話を引き合いに出して来ますが、百々瀬はそちらも犯人を逃したくないでしょうと言うと高田は何も言いません。
高田は上司へ「彼らも上手く使えば、いいんですよ。今回はお互いウィンウィンということで」と言います。
コーヒーを飲む真崎のところへ百々瀬がやって来ます。そして情報には二種類ある。知る価値のあるものと人が見たいもの
と言います。そして「ザ・プレミアワイドは人が見たいものを提供し続ける。ただし真実だけど。」と言うのです。
それを聞いて真崎はミスばかりしてすみませんと伝えます。
百々瀬は別に怒っていないようです。
美術館では雪子が子どもたちに図工を教えています。
そこへ慶介がやってきます。慶介は「会いたい、今度話したい」と言うと
雪子が「私も会いたいです。」と言います。
慶介が夜、また志穂の事件を調べていると、高田がやってきます。
そんなに気になるか?と聞く高田。そして「仕事が早くて助かるよ、長山くん。いや早川慶介君」と言って睨んできます。
3話へ続きます。
次は若手ディレクター小池がターゲットのようです。
2話感想
私は井出より真崎の方が罪深いと思います。井出は皆からも嫌なやつだとわかるほど嫌なやつです。しかし真崎は違います。
恭子に忍び寄った時にはとてもいい人のふりをしているのです。しかし本当はとても悪い人なのに、普段はそれを隠しているのです。その顔は想いを寄せる百々瀬にも隠しています。真崎はどのようにすれば人から信頼されるのか知っているのです。知っているのに、それを裏切る行動を行うのです。それが許せません。
私がもっと許せないのは、皆が信じることは真実になると胸を張って言ったことです。事実と真実は違うなんていう人のことを絶対に信用できません。なぜならそういう人は事実を真実で捻じ曲げることができるという嘘つき典型の発想を持っているからです。事実を捻じ曲げることのできるものはあってはいけませんし、それを肯定することはもっといけないことです。事実はいつも一つで真実も一つでなければならないのです。そうしないと最後まで嘘が無くなることはありません。
だから私は真実は皆が信じれば事実になるみたいなことを言う真崎が本当に悪いやつだと思います。
真崎は本当に悪いやつなのに、弱者にいい人のように歩み寄るのです。悲しいことに社会にはこういう人がたくさんいます。
このブログを読んだ人の中にもいるのではないでしょうか。
こういう人がはびこっているから世界はおかしくなるのです。
3話以降予想
これから慶介が「ザ・プレミアワイド」の人を一人一人潰していきます。最後には百々瀬もその手にかかるのですが、百々瀬と繋がっている高田もその標的になるのではないかと思います。
高田は2話の最後に慶介の本名を知って睨みつけています。もしかすると高田も何かに気づいていて、百々瀬に加担して祥太の存在を隠したのかもしれないのです。当然小河原一家にも慶介の矛先は波及するでしょう。
ネットでは祥太が誰なのか推測がなされています。大地が祥太なのかとか、小池が祥太なのかとか言っていますが、私はそんな安っぽい展開にならないと思います。
祥太は最後の黒幕として後から大物俳優が演じるのではないかと予想します。それは乞うご期待ということです。
3話ネタバレ
高田は慶介が12年前の事件の息子だとわかっていました。
高田は現場にいたため、慶介の顔を覚えていたのです。
高田は12年前の事件の担当刑事だったのです。高田は慶介が事件を探りに来ただけなのではないかと疑ってきます。
そんな高田に慶介は偽名である中村は父方の姓だと言います。
恭子の事件はいつか言おうと思っていたと言います。当時の警察が親身になって捜査してくれたので、自分も警察官になったと言ったのです。
そして小河原祥太を真犯人ではないかと思って調べていたというのです。
しかし高田は小河原祥太は妹の若葉が事件当日にずっと家にいたと証言していると言います。
慶太は身内の証言は信憑性がないと判断されるはずだと言いかけましたが、高田が食い気味に目撃証言もあると言うのです。
雪子が恭子が走って戻るのを目撃していると。さらに現場に残された遺留品のハンカチから女児のDNAが検出されたそうです。そのハンカチが恭子のものだったのです。
慶介はそれはあの夜貸したものだと恭子が言っていたと弁解しました。
高田は被害者の熊谷志保の遺族がどれだけ苦しんだかと言い始めます。
辛い思いをしたのは慶介だけではないと言うのです。
そこへ大地から電話がかかって来ます。今度はサイトに同調する投稿者が現れたと言うのです。
その男は小池でした。小池は不幸な事件が二度と起きないようにすることがメディアの仕事だと言います。
小池は「ザ・プレミアワイド」では暇ネタを扱うできないディレクターですが、ネットでは神と讃えられる存在でした。小池はネット上でメディアが取り上げなかった小さな事件の関係者の個人情報を匿名で投稿し、その人たちを陥れることに勤しむ男だったのです。その正体を知った慶介は小池のファイナルカットを作ることを決意します。
(回想)
小池は恭子の葬式に参列し、恭子の痛いの顔をカメラで収めようとしていたのです。
(現在)
小池はネットで暴言教師の肉声を見つけ出します。
その情報はまだどこの番組も取り上げていない事実でした。
小池はカメラマンの皆川義和(やついいちろう)に聞いてもらい、お墨付きをもらいます。
慶介は雪子と美術館デートをします。そこで雪子が今は無名の才能ある芸術家を応援する姿を見て、本当に優しい人なんだと思うのです。
慶介はその晩、若葉とも会っていました。わざわざ仕事を抜け出したと嘘をついたようです。
慶介はさりげなく、昔保育園と小河原法律事務所があったビルへ向かいます。
若葉は事件当日祥太が事務所で毎日勉強をしていたと言います。
そして祥太は今海外のロースクールで勉強していると言います。
優しくてカッコいい自慢の兄だそうです。
若葉は雪子に今度4人で会おうと提案します。
書斎では小河原親子が祥太の写真を心配そうに見つめています。
学校へ向かった小池は暴言教師である沢渡(関めぐみ)を取材しに行きます。
学校には沢渡の取材を断られますが、皆川が沢渡が合唱を指導している様子を無断でカメラに納めます。
沢渡はとても厳しい教師のようです。
仕事をしながら、小池はたまには認められる仕事をしたいと皆川へ熱弁します。
小池は夜のスーパの前で張り込みをし、沢渡に取材をします。
小池は早速会議でプレゼンをし、沢渡の音声を流すと、真崎が「これはかなりひどいですね」と言います。小池は沢渡の指導が行き過ぎていると言います。
沢渡はカメラの前で自分が暴言を吐いたことを認めていました。
小池が生徒たちがああ言う発言がなんどもあったと言っていると言うと、沢渡は何も言わずに立ち去ります。
百々瀬はブラック部活だねと言って喜びます。
そして小池を珍しく褒めるのです。同僚も小池を賞賛します。次の日、沢渡の暴言は「ザ・プレミアワイド」内で放送されます。そして他の番組もその情報を報道し始めました。
小池は生徒から沢渡がお金を受け取っているという情報を得たことを伝えます。
井出はそれで行こうと喜ぶのです。沢渡は学校で辛辣な顔をして歩いています。それを影から見る生徒たち。
裏口から出る沢渡を慶介が呼び止め、力になると言うのです。
慶介はたとえどんな悪いことをしたとしてもメディアからの制裁からは自分を守るべきだと言います。
沢渡は怒鳴ったのは事実だと言います。
そんな頃、小池を生徒が訪ねてきます。
沢渡は合唱部がとても優秀で部員は選考で勝ち抜いて発表会のメンバーになると言います。
メインに任された生徒がいたがその日からその生徒への嫌がらせが始まったと言うのです。
それがだんだんひどくなっていったのです。
沢渡はそのいじめをする主犯者生徒の行動を目の当たりにし、問いただします。
主犯者の生徒を呼び出し説教をすると、その生徒たちが逆ギレをします。生徒たちは教育委員会にスパルタ指導がひどいなどのあらぬ報告をすると脅すのです。
それに怒った沢渡は暴言を吐いたのです。
騒ぎになったあと主犯者一人の生徒から謝罪の連絡が着たようです。
小池を訪ねた生徒がその謝罪をした生徒だったのです。
その生徒はみんなで沢渡を陥れようと暴言を吐かせる計画を立てたと言うのです。
沢渡は生徒たちを守るためにこの事実は公表しないと言います。
そして沢渡は慶介に守るなら生徒たちを守ってくれとお願いします。
生徒は小池にこれ以上先生を悪者にしないでほしいと訴えます。
スタジオには百々瀬が入ってきます。
百々瀬は浮かない顔をしている小池に気づきます。
百々瀬は小池の特集前のCM中に情報の裏が取れているのか確認します。
小池は蚊の鳴くような声で大丈夫ですと言いました。
百々瀬は咄嗟の判断で中継に切り替え、特集Vを流さないようにするのです。
OA後、百々瀬に謝罪をします。咄嗟の判断で飛ばしてくれて助かったと言うのです。
小池はスタッフルームへ戻り、ネットの神を演じます。仕事で知った沢渡の生徒たちの個人情報を流すつもりなのです。
情報を打ち込みエンターを押すとPCにお前が何をしたか知ってるという赤い文字が表示されます。
そして指示した場所へ来るよう表示されるのです。
待っていたのは慶介でした。慶介は下記の動画を流します。
経費を使って飲み会をしているところを流され、小池は動画を止めようとしますが、慶介が制止します。
慶介はこうやって情報を拡散すれば人を簡単に葬られると言うのです。
怖気づいた小池は慶介に目的は何だと言います。
いくら話しても気づかない慶介は小池だけは違うと思ったと言います。
(回想)
葬式で小池は慶介が言い寄ると持っていたカメラを落としてしまいます。
そして「僕にはできない」と言って謝罪するのです。
(現在)
慶介はみんな恭子を犯人扱いするなか、小池だけは手を合わせてくれたと言います。
小池は違うと言います。だから俺はあの時に誰かを追い詰めるような仕事はもう辞めようと決めたと言うのです。
慶介はなんで恭子を犯人扱いしたか確認します。
そして真犯人の存在を証言したのに、なんで調べなかったと聞きます。
すると小池は調べたと言うのです。
そして調べた資料を慶介に見せます。
そこには小河原祥太の名前もありました。小池はその情報を上に出したが却下されたと言うのです。
慶介は小池になんで恭子を犯人扱いし、真犯人の証言を報じなかったのか調べろと言います。
その夜、高田と百々瀬が話しています。高田は最近、百々瀬の評判が良くないと言うのです。
そんな高田に百々瀬は昔は協力してくれたのにと言うのです。
小河原家では家族会議が行われていました。
その後、小雪は慶太に祥太は死んだことにしようと両親から聞いたと言うのです。
祥太はある日突然消えたようです。達夫が渡米したがなんの手がかりもない状況だったようで、8年経ったので、失踪手続きを始めると言います。
雪子は慶介が時々辛そうな顔をするから心配だと言います。
慶介は雪子にキスをします。
4話へ続きます。
4話感想
テレビがメディア批判のドラマをすることはとても珍しいですが、実際にはこんなことはあまりありません。裏が取れていないと、放送させてくれませんし、それが明るみになれば、批判がきます。しかしテレビは行き過ぎた報道をすることはあります。災害でSOSを出している避難者をただカメラで撮るだけだったりと普通では考えられないことをするものなのです。
私はもっと誠実な人がテレビ局に増えることを望みます。
4話以降予想(恭子が疑われた本当の理由)
このドラマの事件の裏側が見えてきたような気がします。
高田と百々瀬が繋がっているということは、そして高田が百々瀬の指示に従ったということは過去にもそういう裏工作があったと推測できます。
もしも高田が上から圧力をかけられそれを百々瀬に伝えたとすると、メディアを操作して恭子を犯人に仕立て上げた可能性があります。
今はまだ小河原家の力がどれくらい大きいのかわかりませんが、とても裕福な暮らしをしていることは見て取れます。つまり、小河原家は権力を持った家族で、息子の祥太が殺人を犯したことに気づいた小河原達夫はそのことが明るみに出れば、家族が無茶苦茶になると思い、隠そうとしたのです。そして警察に圧力をかけ、警察はメディアを操作し、権力のない恭子を犯人に仕立て上げたのです。
恭子の証言である怪しい男の正体を突き止めていた小池の資料がテレビ局の中で無にされているのは事実から誰かが握りつぶした可能性があると言えるのです。
それが百々瀬と高田なのです。
高田は慶介が何かを探っていることを気づいているため、邪魔をしてくる可能性もあります。
また百々瀬にその情報が回れば何をしてくるかわかりません。
達夫に関してもそれは同じなのです。
更に高田の証言から明らかになった恭子を犯人だとした根拠がいかにも証拠不足で当時の捜査がいかに杜撰だったかが分かる発言となっています。
そして、慶介の友人である大地もかなり怪しい存在です。大地は慶介のファイナルカットを作ることができます(慶介は盗撮などとても悪いことをたくさんしています)。
最後の方で大地が慶介のファイナルカットを作ることもできるのです。大地は果たして誰なのか。
これからの展開に目が離せません。