映画「レディ・プレイヤーワン」を観てきました。
「レディ・プレイヤーワン」は本当に面白い映画なので、まだ観ていない人は観ないほうがいいと思います。
観た後に確認して頂ければ幸いです。
ここから先はご自身の判断にお任せします。
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— Ready Player One (@readyplayerone) 2018年4月20日
レディ・プレイヤーワンはスターウォーズシリーズと同じくらい面白い映画です。
未来の世界を描いていますが、技術が発展すればいつそんな世の中になってもおかしくないと思える未来を描いています。
時は2045年VRが普及し、当たり前の世の中になった世界で、人々は環境問題を解決するのを諦め、ヴァーチャルな世界に身を投じるようになります。
そこには様々なことが美しく、現実ではできないことが普通に行われています。
人は現実のお金を払って、そのゲームで生活し、ゲームの賞金で、生活しているのです。
ゲームで命を落とすと、今までの財産は全て失うことになります。
しかしまた初めからやり直すことは可能なので、皆どハマりして、生活そっち抜けでゲームをしまくっているのです。
ある日、そのゲーム・オアシスを作ったハリデーが死んだことで、状況が変わります。
ハリデーは死を前に隠した3つの鍵を見つけることができれば、オアシスの運営権を与えると言い放ったのです。
今やオアシスはインフラのごとく存在になっており、凄まじいほどの利益を生み出していました。
なので、あらゆる企業と人々がその鍵を探し始めたのです。
この後は実際に劇場へ足を運んでお楽しみください。
レディ・プレイヤーワンが伝えたかったこと【お金に騙されるな】
この映画には人生においてとても大切なことがたくさん描かれています。
まず心に痛烈に響いて再確認できたことは、お金に騙されてはいけないということです。
主人公のウェイドは何度も目の前に大金を吊され誘惑されます。
しかしその誘惑に引っかかっていれば、汚い大人に騙されゴミと化していた可能性が高いのです。
君には20億円やろうと言われたり50億円あげようと言われてもウェイドは決して屈することがありませんでした。
誰もが引っかかってしまいそうな甘い誘いにハマることなく、人々の幸せを願い続けたのです。
そして最後にオアシスの運営権を手にすることになります。
仲間を大切にしなさい
ウェイドはオアシスの運営権を勝ち取った時、一緒に戦ってきてくれた信じられる仲間と一緒に運営するから、その権利を彼らと分け合うと言いました。
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— People (@people) 2018年3月27日
これはとても素晴らしいことだと思います。
仲間がいたから、夢を叶えることができたのです。
当然と言えば当然のことですが、そんなかっこいいことをできる人は現実にはなかなかいないのではないでしょうか。
お金だけを求める人であれば、全てを独占したくなるのが当たり前だと思います。
彼のすごいところは平和的に、仲間とともに次の人生を歩むことを選んだことです。
とても素晴らしいことだと思います。
人の幸せを心から考えなさい
ウェイドは3つの鍵を手に入れた後、オアシスの権利委託書にサインをするよう迫られます。
誰もが喉から手が出るほど欲しかった書類を目の前にして、ウェイドはサインを拒みます。
なぜならハリデーは契約書にサインし、仲間と離れ離れになった過去があったからです。
それからオアシスは人々を苦しめるものに変わっていきました。
その過去をきちんと理解していたことで、ウェイドは最後の試練を切り抜けることができました。
大事なことは人の気持ちを考えることのできる綺麗な心と、自分の権利を主張しない柔軟な考え方ではないでしょうか。
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— Ready Player One (@readyplayerone) 2018年4月6日
この映画が伝えたかったことの最重要なポイントがこれだと私は思いました。
喉から手が出るほど欲しいものを目の前に突きつけられても、一旦冷静になって考え、他人の幸せを優先することができること、それが成功において最も大切なことだと言っているのではないかと思います。
幸せを手に入れることに必要なことは、誰よりも他人の幸せを願うことなのではないでしょうか。
それが周りを綺麗な心へと変化してくれるのです。
リアルが一番大事
ゲームの中での生活が何よりも重要になった世界で、開発者のハリデーが最も伝えたかったことは、リアルが一番大切だということでした。
ハリデーは最高のゲームを作成することで、プレイヤーにゲームよりも現実(リアル)が大切だと伝えたかったのです。
ゲームに熱中することはとても素晴らしいことですが、ご飯を食べることができるのは現実でしかありません。
どんなに楽しいゲームがあったとしてもそれをするためには現実というものが美しくなくては意味がないのです。
つまりゲームに夢中になってもらうことで、現実の重要さを教えたかったということです。
ハリデーはヴァーチャルの世界と現実を切り分け、共存することが何よりも大切なことだと伝えたかったのではないかと思います。
まとめ
ヴァーチャルの世界においても、現実においても、大切なことは誠実でいることと、仲間を大切にすることです。
ウェイドはゲームの中でしか会ったことのない女性に恋をし、現実でも彼女に告白します。
"A thrill ride that should please all ages." See #ReadyPlayerOne again – get tickets: https://t.co/uyuPQXAgmi pic.twitter.com/fEAAY82uWV
— Ready Player One (@readyplayerone) 2018年4月13日
そして最後には結ばれるのですが、彼らはヴァーチャルの世界でも現実でも、とても誠実に物事に対応してきました。
だからこそ幸せを手に入れることができたのです。
人生において最も大切なことは周りの人を大切にすることと、自分勝手にお金を追い求めないことではないでしょうか。
天才スピルバーグは、そういった人生で最も大切なことを多くの人に伝えたかったのではないでしょうか。