堀江貴文さんと落合陽一さんの著書「10年後の仕事図鑑」と新井紀子さんの「AI VS. 教科書が読めない子どもたち」を読んで無くなってしまう仕事がだいたいわかりました。
AIが仕事を取ってしまうとか、シンギュラリティ(人工知能が人間の知能を超える)が起きるなど心配されている人がいます。
この問題はとてもシビアで、これからの生活に関わることなので、きちんと勉強しなければならないと思います。
今回、上記の二つの本を読んでわかったことがあります。
それはシンギュラリティはそう簡単に起きることではありませんし、そう簡単に仕事が無くなる訳ではないということです。
しかし確実に仕事は減ります。
目次
無くなる仕事は感情がいらないもの
新井紀子さんの「AI VS. 教科書が読めない子どもたち」を読んで、ロボットに感情を理解させることが非常に難しいということがわかりました。
ロボットにプログラミングするためには数式が必要です。
数学的に解明できないものはどうしても教えることができないのです。
なので、映画「ターミネーター」のようなシンギュラティによって、ロボットが人間を脅かす存在になることはまだまだ起きる可能性は低いということです。
現代の論理展開では、ロボットが人間を襲おうと思う思考力を得ることは不可能なのです。
ですので、ターミネーターのようなロボットが生まれることは心配する必要がありません。
ソフィアというロボットが人類を滅ぼしたいと思っていると答えたことが話題になっていますが、あれは開発者のジョークです。
今はまだ、想定した質問に答えることしかできません。
彼女が言った答えは開発者が仕組んだ言葉です。
自分で考えて言葉を組み合わせることはまだできないはずです。
それをできるようにすることはとても難しいということは、どうやって教え込ませようか考えればすぐにわかることです。
ロボットは感情を理解できないということですので、医者は難しいと思います。
弁護も難しいと思います。
なぜなら人間は感情で行動するからです。
感情を理解できない人に手術などしてもらいたくないでしょうし、そういう物体に誰も相談したいと思わないでしょう。
今囁かれているほとんどの仕事が無くなるかもしれないという”噂”はほとんど論理的でない意見です。
無くなる仕事
無くなるかもしれない仕事はだいたいわかってきました。
これからあげる仕事はもうすべきではないと言っているわけではありません。
将来無くなる可能性が高いので、下記の仕事に携わっている人は後述するなくならない仕事へシフトする準備を今のうちから始めるべきだと言っているだけです。
そうでなければ、近い未来(5年〜10後)にはそろそろ仕事が少なくなっていくのではないかと思います。
事務作業
一番論理的に考えやすい、無くなる仕事は事務だと思います。
すでに事務作業はAIを使用しなくても、賄える時代です。
事務作業しかできない人は、すぐに別の仕事ができるようにしなければならないと思います。
秘書も気がきく仕事をされている人以外は考えないといけないと思います。