映画『ジュラシック・ワールド2/炎の王国』を観てきました。
『ジュラシック・ワールド1』とても面白かったので、期待していました。
2は果たして面白いのでしょうか。
ここからはネタバレです。
予告編は序章
映画のタイトルにもなっている炎の王国での話は映画の30分ほどの出来事でした。
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公開4日間で動員145万人‼️
興収20億円突破‼️
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— ジュラシック・ワールド (@jurassicworldjp) 2018年7月17日
内容:この映画はジュラシック・ワールドというテーマパークがジュラシック・ワールド1で大惨事となり、長らく閉鎖していました。
その島の火山活動が激しくなり、恐竜たちが再び絶滅してしまうかもしれないという危機が訪れます。
偉い人たちが、自然の摂理にませると言って、恐竜たちの絶滅を見守る選択をしますが、旧シリーズのジュラシック・パークを創設した人の友人・ベンジャミン・ロックウッド(この友人宅で恐竜を蘇らせる研究がされたそうです)が密かに11種類の恐竜を保護する計画を立てます。
彼に従事するイーライ・ミルズさん(序盤はとてもいい人そう)が実は11種類の恐竜を転売しようと企んでいたのです。
もしも転売されたら、街には恐竜が出ていってしまうかもしれません。
保護してまた違う島に返そうというのが本来の目的でしたが、お金のために使われようとしていたのです。
クリス・プラット演じるオーウェン・グレイディとクレア・ディアリングさんは保護に協力しますが、ラプトルがおとなしくなったところで、裏切られてしまいます。
溶岩が襲ってくる危機的島に取り残されそうになった二人は凄まじい生命力で逃げ切ります。
イーライ・ミルズさんはジュラシック・ワールド1の科学者・ヘンリー・ウーさんと密かに凶暴な肉食獣を作り上げていました。
そんな陰謀に気づいたオーウェンは転売の計画をめちゃくちゃにします。
その最中に凶暴な肉食恐竜が檻から出てしまうのです。
ここからが大パニックになります。
イアン・マルコム
『ジュラシック・ワールド2』にはイアン・マルコム博士が登場します。
【『ジュラシック・ワールド/炎の王国』インタビュー】#ジェフ・ゴールドブラム「21年ぶりにマルコム博士を演じることができて、とてつもなくラッキーだと思っている」
▼インタビュー動画全編▼https://t.co/8HzORres4A pic.twitter.com/2TuSIKwL1y
— シネマトゥデイ (@cinematoday) 2018年7月14日
マルコム博士は「ジュラシック・パーク」と「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」に登場したカオス理論の専門家(数学者)です。
彼は恐竜にあまり詳しくありませんでしたが、冷静な考察力とジュラシック・パークを否定的に見る意見から、旧作の主人公グラント博士と共に生き延びる人物です。
彼が『ジュラシック・ワールド2』では連邦議事堂に登壇し、恐竜たちの全滅を保護するのではなく、自然に任せようと唱えます。
彼は一貫して、恐竜を蘇らせたことには批判的なのです。
マルコム博士は登場しましたが、グラント博士はどうなっているのでしょうか。
今のところ、秘密にされており、詳細がわからない状態です。
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ラプトルが可愛い
『ジュラシック・ワールド1』でも登場したラプトルが再び活躍します。
再会したブルーとオーウェンの絆は果たして…⁉️
『#ジュラシック・ワールド/炎の王国』の劇場でチェック pic.twitter.com/EN7Jd9Elmt
— ジュラシック・ワールド (@jurassicworldjp) 2018年7月14日
ラプトルの子供の頃の映像が出てきてとても可愛いです。
主人公のオーウェンは4匹のラプトルを子供の状態から育てていたという設定です。
ラプトルは少しでも弱った素振りを見せると襲ってくるようです。
子どもの頃から本能的に備わっているのかもしれません。
ですが、オーウェンが何度も弱った素振りを見せる実験をしていると、いつしか心配する素振りを見せるようになったのです。
まるで猫のようにオーウェンに頭をすり寄せてくるようになったのです。
特にブルーという名前のラプトルが一番オーウェンに懐いていたようです。
今回、ブルーだけが生き残っているということで、保護に向かいますが、悪い人たちに撃たれて重症に追い込まれます。
しかしオーウェンが必死で助けたことで、復活します。
悪い研究者・ヘンリー・ウーが作った肉食恐竜がオーウェンたち主人公を襲ってくるところで、ブルーがいつも助けに来てくれるのです。
『ジュラシック・ワールド/炎の王国』は、過去のレガシーを受け継ぎつつ未来へ進む物語 https://t.co/Jsv3hICbNq pic.twitter.com/zu9a4fREQR
— ASCII.jp編集部 (@asciijpeditors) 2018年7月13日
この展開はジュラシック・ワールド1と同じです。
感想
私的には、火山の噴火と恐竜の脅威両方が差し迫る中、11種の恐竜を保護するという展開で最後まで引っ張って欲しかったというのが本音です。
それが最初の30分ほどで終わってしまい、あとはベンジャミン・ロックウッドさんの孫との関係やイーライ・ミルズさんの裏切り問題などに時間をかけており、少し眠たい部分が多かったように思います。
個人的にはジュラシック・ワールド1の方が断然面白かったのではないかと思っています。
『ジュラシック・ワールド3』では、恐竜たちが世界に出ていくという展開です。
名前のワールドというのは新しくできたテーマパークの名前ではなく、恐竜が世界に出ていくという意味だったのではないかと思います。
プロデューサー/スティーブン・スピルバーグさんはこの展開に持って行きたかったがために、火山噴火との奮闘を短くせざるを得なかったのかもしれません。
映画的には溶岩と恐竜のダブルパンチをもう少し見ていたかったですが、次につながるストーリーにしなければならないので、仕方がなかったのかもしれません。
とはいえハラハラドキドキ度はジュラシック・ワールド2の方が増しているように思います。
サブキャラ的存在のフランクリン・ウェブさんとジア・ロドリゲスさんがとても面白くて、生き生きしているところが見どころかと思います。
スピルバーグさんが関わる映画では、子どもたちが本当にいい表情をするので、とても楽しく見られます。
まとめ
『ジュラシック・ワールド1』ほど面白いわけではありませんが、映画館で観る価値がある映画となっています。
一定ライン以上のレベルの高さはあるので、映画館で観ても損はしないのではないでしょうか。
ですが、先ほどもお伝えしたように、『ジュラシック・ワールド3』への架け橋となるように脚本が構成されているように見えるため、面白さは少し減っているように思います。
何はともあれ、次の『ジュラシック・ワールド3』がどうなるのかとても待ち遠しいです。
次はグラント博士が登場するのではないかと期待しています。