【『義母と娘のブルース』考察】私の娘はべらぼうに可愛いのです

ドラマ

ドラマ『義母と娘のブルース』からとても愛を感じます。

始めはどうして堅い感じの人を主人公にしたのかわかりませんでした。

堅くて堅くて全くお母さんぽくありません。

しかし退職される時、「私の娘はべらぼうに可愛い」と言いました。

娘の笑顔は1000万円分の価値があると言ったのです。

そんなに愛に満ち溢れた言葉はあるでしょうか。

この亜希子さんという方には、特別な魅力があります。

これほど仕事のできる人が、愛に満ちた言葉をいうと、とても心に響くのです。

この子のためなら辞めてもいい

亜希子さん(綾瀬はるか)はみゆきちゃんが本当に嬉しがった時、少しおかしくなりました。

本当に可愛いと思ったからかもしれません。

少し厳しそうで何をするかわからない亜希子さんはとても柔軟性があり、人の意見をよく聞きます。

その上とても愛情深い人です。

堅い亜希子さんがお母さんとしてみゆきちゃんと愛を深めていく物語は私たちに大事なことを教えてくれるのです。

亜希子さんはみゆきちゃんが喜んだ姿を見て、この子をもっと喜ばせたいと思ったようです。

そう思う気持ちが母親の心情なのかもしれません。

本当の母親ではありませんが、心情は正に本当の母親のようなのです。

亜希子さんはみゆきちゃんの母親になることにメリットがあると言いました。

それはどんなメリットなのでしょうか。

知らなかったことを知ることでしょうか。

経験したことないことを経験することでしょうか。

亜希子さんがやりたかったことは、母親になるということなのではないでしょうか。

仕事一筋で働いてきた女性ができなかった、母親になるという経験をしてみたかったのではないかと思います。

麦田 章

麦田章(佐藤健)という人物は何者なのでしょうか。

佐藤健さんがこのまま、ちょい役で終わるはずがありません。

物語の何か根本に絡んでくるはずではないかと思います。

彼は1話で大事な書類の宛先を間違えました。

わざと間違えたという可能性もあると思います。

もしわざと間違えたのであれば、亜希子さんに悪影響があることを望んでいる気がします。

亜希子さんはまだ麦田という男と顔を合わせていません。

二人が顔を合わせた時、宮本家に深く関わっていく気がします。

お父さんは死ぬのか

みゆきちゃんの父親である良一さんはとても優しいお父さんです。

2話の最後で体調を崩す形になりました。

ドラマの終盤で死んでしまう可能性があります。

そみゆきちゃんは亜希子さんと二人で暮らすことになるのではないでしょうか。

最終話までに、亜希子さんとみゆきちゃんの絆は深まることが予想されます。

良一さんと佳恵さん(みゆきちゃんの母親)を亡くした悲しみを、他人である亜希子さんが癒すことができるのでしょうか。

その展開を想像しただけでも、感動してしまうような気がします。