【『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』考察】犯人は誰か?

ドラマ

『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』は事件を未然に防ぐドラマです。

毎回ドラマの最後に誰かが悪い人を殺害します。

犯人は誰なのでしょうか。

井沢範人(沢村一樹)が犯人?

ドラマの描き方として、沢村一樹さん演じる主人公・井沢範人さんが犯人のように誘導しています。

井沢さんは過去に家族を殺した犯人を殺害しています。

また、犯行が起きる前に井沢さんが映ることがあります。

制作者側からすると、井沢さんを犯人だと思うよう、誘導していのではないかと思います。

井沢さんが犯人であれば、どうして捜査されないのでしょうか。

悪役の方が毎回殺害されるのに、何の問題にもなっていません。

これは事件をもみ消している人物がいるということではないでしょうか。

それができるのは井沢さんではない気がします。

東堂さん(伊藤淳史)でしょうか。

この方はとても偉い人に見えますが、事件を揉み消せるほどの地位の人ではありません。

東堂さんよりも上の人の指示で、東堂さんが殺害しているということも推測できます。

東堂さんは井沢さんが犯行を起こさないよう見張っているので、怪しくも感じます。

東堂さんでないとすれば、東堂さんより上の誰かが犯行を行っている可能性があります。

しかし位の高い人は自ら犯行を起こさないように思います。

そうなればミハンの誰かに犯行させている可能性もあります。

今後位の高い人が出てくればその人が、事件に関わっている可能性があります。

桜木泉(上戸彩)は亡くなったのか?

桜木泉さんが、2話で失踪先で亡くなったと知らされました。

今までの主人公である桜木泉さんが、こんなに簡単に亡くなるのでしょうか。

私はこれは誤報であるとみています。

桜木さんが 携わっていた極秘任務とは何なのでしょうか。

今後ドラマの内容とどう関わってくるのか楽しみです。

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事件を未然に防いでいいのか?

倫理的には事件を未然に防ぐということは、理にかなっているように思います。

殺人事件や強盗事件が起きなければ、被害に合う人はなくなるのです。

これは国民がより幸せになるということで、とても良いことのように思います。

しかしなぜか腑に落ちないのはなぜなのでしょうか。

誤認逮捕を生んでしまう可能性があるという問題があります。

事件を起こそうと思ったけれど、実際には起こさなかったという人まで逮捕してしまう可能性があるのです。

ドラマの内容からすると、逃げられないところまで追い詰めて逮捕しているので、その問題はないと言えるのではないでしょうか。

それでもなぜ腑に落ちないのでしょうか。

本当に事件を未然に防ぐことが正しいことなのでしょうか。

事件を未然に防げるのは良いことですが、罪を犯していない人を逮捕することが正しいのかどうかわかりません。

これにより、軽犯罪となり、すぐに出所し、また新たな犯行を企てるかもしれません。

そういった人物は以前の失敗を乗り越え、今度は捜査をくぐり抜けることになるかもしれません。

こういった部分が腑に落ちない部分になるのでしょうか。

しかし事件を未然に防ぐことができれば、それは素敵なことです。

これは単に今までがそうだったからという考えで受け入れられないだけなのでしょうか。

じっくり考え答えを出さなければ、ならないのではないかと思います。