【『義母と娘のブルース』3話名セリフ】だって大好きなお父さんとお母さんがそうやっていたんだから

ドラマ

『義母と娘のブルース』の亜希子さん(綾瀬はるか)はできる人などではありません。

困難なことから逃げない、勇気ある人なのです。

亜希子さんはPTAで自分が嫌われた結果、娘のみゆき(横溝菜帆)まで仲間外れにされたことが許せず、PTA廃止の署名を集めます。

それに反感を得た会長たちとの死闘の末、運動会のケアを亜希子さんが一人でやることになります。

みゆきちゃんは亜希子さんが騒ぎを起こしていることに恥ずかしくなり、やめて欲しいと言いにきます。

難しいことから逃げない

いつもの亜希子さんなら、みゆきちゃんを笑顔にしたいということで、すぐにみゆきちゃんの言うことを聞いていたはずですが、この時は怖い顔をやめず、自分の意見を訴えます。

子どもは親が嫌われるようなことをしたら、自分も嫌われると思ってる
親は子どもが嫌われることを怖れて、言葉を飲み込み、陰口でうさを晴らす

その背中を見て育った子どもは思うでしょう
長い者には巻かれればいい
強い奴には逆らうな
本当のことは影で言うのが正しいんだ
だって大好きなおとうさんとおかあさんがそうやっていたんだから
私ごとで恐縮ですが、わたしはそんな背中を大事な一人娘に見せたくありません

亜希子さんはこの意志だけは変えることがありませんでした。

どんなに難しい状況に陥ろうとも、逃げ出すことをしてはいけないと伝えたかったのではないでしょうか。

権力の持っている人が悪いことをして、目を瞑るような大人になってはいけないということを伝えたかったというよりも
難しいことから逃げずに立ち向かえと言いたかったように思います。

人のことを平気で陥れるような人を肯定してはいけないのです。

正しいことは正しいと言わなければならないと言いたかったのかもしれません。

そんな亜希子さんの信念を見たみゆきちゃんは、亜希子さんに協力すると言います。

友達の大輝くん(大智)も亜希子さんの勢いに圧倒されます。

みゆきちゃんはそんなかっこいいママを、本当に頼もしく思えたのかもしれません。

どんなに難しいことでも逃げずに立ち向かうのです。

そんなかっこいい人をみゆきちゃんは応援したくなったのかもしれません。

亜希子さんは今までもこうして生きてきたのではないでしょうか。

難しいと思ったことにでも逃げずに立ち向かってきたのです。

だからこそ、若くして部長になれたのかもしれません。

自分が疑問に思ったことはきちんと聞きます。

人にどう思われようと、自分の疑問を解消するのです。

その上で、改善点があれば、きちんと主張します。

普通の人は嫌われるから避けるようなことも、正しいことから逃げずにきちんと立ち向かうのです。

そのせいで、窮地に陥ったとしても、逃げません。。

どんなことがあっても逃げずに立ち向かうのです。

それが自分を成長させることになると、知っているからではないでしょうか。

良一さんの病状は?

運動会の後、夫の良一さん(竹野内豊)は来年がないような素振りを見せました。

しかし奇跡も起こり得ると言ったのです。

自分の余命に限りがあることに気づいているのかもしれません。

次週は病院での検査の結果が出ると思います。

果たしてどのような結果になるのでしょうか。

麦田 章は何者?

麦田さん(佐藤健)という人物が物語に直接関係ありませんが、要所で登場し、亜希子さん家族が目を惹かれる存在になっています。

3話では亜希子さんにも接触しましたが、その顔を知っているのか知らないのか分からない形で終わりました。

亜希子さんと麦田さんは面識があるのでしょうか。

まだこちらの謎は少しも明らかにされません。

今後どのような関係になるのか楽しみです。