【『グッド・ドクター』4話考察】新堂先生のことを一番考えている人はだれ?

ドラマ

4話は少し腑に落ちない結果となりました。

話の内容としては『義母と娘のブルース』にリンクする部分がありました。

あかりちゃん(高松咲希)の新しいお母さん・大石薫さん(瑛蓮)はとても性格の悪い人でした。

そのせいで、あかりちゃんは病気になってしまったということも考えられます。

お父さんは出張に何度も行き、大石さんは働かなくてもいいほどの人だとすると、仕事は忙しく帰ってくるのはとても遅いはずです。

以前は家事をしてソファーで寝てしまっていたということは、相当帰りが遅いのではないでしょうか。

あかりちゃんは幸せになれるのか?

大石さんがあかりちゃんを虐めていたということがわかり、お父さんは即刻離婚しましたが、それで本当にあかりちゃんが幸せになれるのでしょうか。

大石さんがいないと、お父さんはまた、疲弊してしまいます。

また新しい奥さんを迎えると言っても、あかりちゃんはトラウマになってしまうかもしれません。

一番いいことはあかりちゃんが家事を手伝うことですが、まだ幼いので難しいでしょう。

そうなるとまた、辛い現状が待ち受けているかもしれません。

事実を突き止めることは重要なことでしたが、大石さんがいなくなっても、不幸になる可能性があります。

あかりちゃんは本当は二人がいいと本心を訴えました。

新堂先生も喜んでいましたが、果たしてそれが正しかったのかどうかわかりません。

お父さんは仕事を転職するという選択肢も考える必要があるかもしれません。

あるいは奥さんではなく、シッターを雇うなどする必要もあるかもしれません。

この問題はとても難しい問題です。

高山先生は新堂先生のことを一番よく考えている

高山先生が東郷さん(中村ゆり)との食事を断ったのは新堂先生が心配だったからです。

高山先生は新堂先生をあかりちゃんの担当医にすることに反対でしたが、手術室には入れてくれ、新堂先生の見解にも同意してくれました。

高山先生は新堂先生には厳しすぎますが、本当に嫌っているわけではないように思います。

新堂先生が正しければ、きちんと評価し、新堂先生が暴力をふるったと疑われている時も、必死で真実を見極めようとしました。

もしかすると新堂先生のことを一番考えているのは、高山先生なのかもしれません。

自閉症である新堂先生がどういう人なのか知っているのは、高山先生なのかもしれません。

転科させるという提案も新堂先生のことを思ってした提案かもしれません。

新堂先生が問題を起こしてからでは遅いと高山先生はいつも言っています。

新堂先生は何か問題を起こす可能性があると思っているのです。

自閉症である弟さん(吉村界人)が問題を起こしてしまったという可能性があります。

高山先生は新堂先生も、問題を起こしてしまうのではないかと心配しているのではないかと思います。

高山先生は新堂先生が優秀な医師であるということは十分把握しているはずです。

しかし過去の経験から、どうしても新堂先生を信じることができないのかもしれません。

そして、新堂先生を責任のある仕事から遠ざけることは新堂先生への愛なのかもしれません。

院長は全てを知っているはずですが、新堂先生を東郷記念病院に招き入れました。

何かもっと素敵なことを考えているのかもしれません。

今後高山先生と新堂先生がどのようなドラマを生むかが注目です。