コンビニで売っていた、「日本の未来予測」という本がとても面白かったです。
ここには「2100年までに地球上で起きる変化の予測」が”事細か”に書かれています。
【VRの裸眼化】や【ガンの克服】、【60万人が火星へ移住】など、夢のような世界が描かれているのです。
(VRの裸眼化:VR機器を体内に埋め込み、映像をコンタクトレンズで見る手法→開発中)
もちろん、【AIのシンギュラリティ(人工知能が人間の知能を超える)】が2045年に訪れるなんてことは、馬鹿げていると言っている研究者もいますので、この本に載っていることが全て現実になるなんてことはないと思います。
しかし、【デザイナーベイビーが誕生する】ということは本当に起きるはずです。
さらには2080年に実現できるとは思いませんが、本当に量子テレポーテーション(映画でよくあるワープのことです)が可能になる未来も訪れるかもしれないのです。
そうなれば、様々な常識が覆るのではないでしょうか?
深く知りたい人は、ぜひsurprisebook/ 日本の未来予測一覧表を購入してみてください。
目次
2020年を越えて
今は節目の年である2020年に向けて、様々なことが動いているように見えます。
しかし2020年などあっという間に過ぎるのではないでしょうか。
2020年なんて単に1年後の世界なのです。
2020年などすぐに過ぎて、そのさきで様々なことが起きます。
【自動運転車】が普通になったり、【ドローンでの配達】が当たり前になります。
その未来は夢物語ではなく、いよいよ現実になっていくのです。
そこに必ず登場するのが、自動というキーワードです。
これから私たちの生活には”自動に動くもの”がどんどん増えていくのではないかと思います。
すでにロボット掃除機が一般化されつつあります。
この掃除機をかけている間、家主は他のことをすることができます。
誰も不安に思わない「ロボットによる掃除」。
このような自動運転が様々なところで当たり前になる日がやってくるのです。
そうなると、私たちの生活は大きく変わります。
2020年を越えたこれからの50年は、今までに経験したことがないほどの大きな変化が訪れるのです!
ロボットに仕事を取られていい
さて私は少し前まで、人工知能やロボットに仕事を取られてしまうのではないかと恐れていました。
もしロボットに仕事を取られてしまうのであれば、失業者が溢れるでしょうし、人間はもっと不幸になるのではないかと恐れたからです。
それならば、このAIの開発は止めなければならないと思い、AIに関して必死で調べました。
調べていくと、AIの進歩はそんな恐れる必要はないと気づいたのです。
例えば、ロボットが人間の代わりに働けるようになるとどうなるでしょうか。
ロボットは給与がいらない
ロボットが働くのに、お金が必要でしょうか。
ロボットは電気代は必要ですが、給料は必要ありません。
旅行もしませんし、休息もいりません、食事は電気だけでいいのです。
疲れることもありませんし、うつ病になることもありません。
言い争うことすらないのです。
そんな費用も手間もかからないロボットが人間よりも優秀で、しかも電気がある限り動き続けるのです。
深夜であろうが関係ありません。
休息してなくても関係ありません。
ロボットの台頭で人の仕事は減る
もしも今の仕事がどんどん自動化されていくと、多くの人間は働かなくてよくなります。
始めのうちは働かなくてよいではなく、「働けないという状態」になると思います。
そんな人がたくさん増えていくのです。
なぜならスーパーのレジ打ちも事務作業、高給取りの会計士ですらも、ロボットに仕事を奪われていく時代になるからです。
もっと発展すれば医師の仕事も少なくなるのではないかと言われています。
そうなると多くの人が、仕事を失うことになります。
仕事をすることができるのは、タレントや伝統工芸品を作る人や振付師、探偵など本当に極僅かな人です。
そうなると本当に多くの人が仕事をなくすことになると思います。
”これは普通の出来事ではありません”。
人間は働かなくてよくなる
AIが台頭すると社会のルールは大きく変わり、次第に働かなくても生活することができるようになるのではないかと思います。
政府はロボットを取り扱う会社から多額の税金を徴収し、国民に最低限生活できるお金を支給することになるのではないでしょうか。
これが「ベーシックインカム」です。
その額がいくらになるかわかりませんが、もしも一ヶ月に15万円収入が約束されるとなるとどうなるのでしょうか。
節約し一切働かない人も出てくるのではないでしょうか。
あるいは旅行に行きたい時だけ、求人に応募しお金を稼いで出かける人も出てくるかもしれません。
私ももしも働かなくてもお金がもらえるようになったら、働くのかどうかわかりません。
少しだけバイトに出かけてあとは好きなことをするようになるのではないかと思います。
こんなことは夢のようなことに思えるかしれませんが、現実にやってくる日はそう遠くないのです。
今でもレジ打ちのないスーパーは増えてきていますし、「Amazon Go」では会計が不要になっています。
このようなお店はこれからどんどん当たり前になっていくのです。
そうなると、高校生や大学生はバイトすることができなくなりますし、主婦のパートや派遣の仕事もなくなっていくのです。
それでも社会は回ります。
人が働かなくても経済は回るようになるのです。
今までは人間が働かなければ、経済が回りませんでしたが、AIが台頭すると人が働かなくても、経済が回るようになるのです。
そんな社会が本当にやってくるのです。
そんな社会がやってきたとき、皆さんならば仕事をするでしょうか。
多くの人が仕事をするのをやめてしまうのではないかと思います。
働かなくていいのに働く人
しかし中には必ず仕事をする人が出てくると思います。
働かなくてもいいのに、イノベーションを求めて働いてお金を儲けて、より裕福な生活を目指そうとする人がいるはずです。
あるいは更なる文明の進化を目指し研究する人もいます。
そういう方々がいるから社会は更に進んでいくのではないでしょうか。
AIの台頭は、一見新しい社会のように見えますが、そうではないのではないかと思います。
今まで嫌々働いていた人たちがロボットに変わっただけで、それでも働く人は働きますし、それでも研究する人は研究するのです。
その人たちが一緒に働くパートナーがロボットになるだけなのかもしれません。
仕事がなくなっても心配することはない
私はつい最近まではロボットに仕事が取られることに恐怖感を抱いていましたが、実はそうではないということに気づきました。
別にロボットに仕事を取られてもいいのです。
ロボットに仕事を取られたとしても、生活ができなくなるわけではありません。
そういう人が増えれば増えるほど、生活はより良い方向へ向かっていくのです。
これからの10年は今までの10年とは全く違う変化をもたらします。
私たちはそんな変化の大きい時代に生きているのです。
未来を恐れるのではなく、恐れないためにどうすればいいかを考えなければなりません。
たとえ恐ろしい未来になっても、戦い続けることで、より良い社会を築くことができます。