今のお金の流れでは世界は変わりません。
お金持ちは銀行預金か株などの投資、慈善事業で大金を動かします。
銀行へ貯められたお金は、銀行員が融資します。
ちなみに融資先は経営が安定している企業や返せる見込みのある企業のみです。
投資も上がりそうな企業にされるのです。
慈善事業については多岐にわたるため、ここでは割愛します。
重要なことは今のお金の流れでは、お金を持っている人にしかお金が集まらないということです。
それをどんなに続けても、経済は発展しませんし、これ以上お金の流れは変わりません。
つまり、増えたとしても、お金持ちの財布の中身だけなのです。
これは貧富の格差を招き、お金持ちへの批判が高まる結果になるでしょう。
お金の流れを変える
お金持ちが、今まで流れることのなかった部分にお金を流し始めると経済は発展します。
例えばビル・ゲイツさんは950億ドルの資産があるといいます。
そのお金は絶対に彼にとって生涯で必要ありません。
その家族も一生暮らせるほどの資産を持っているのです。
それを銀行に預けていると、お金がある企業に融資されるだけです。
ここで考えてみてもらいたいのですが、業績が上昇傾向の企業に融資がなされたらどうなるでしょうか。
さらに質の良い商品やサービスが展開されます。
それはとても良いことです。
私たちの生活はより便利になるのです。
しかしそれに伴い古いものは淘汰されてしまいます。
新しいものが生まれ、古いものが無くなっていくのです。
それはどういうことかというと、文明は発展しているのですが、お金の流れは変わっていないということです。
もちろん、新しいものが売り出されれば、買う人もいるかもしれません。
ですが、買う人は決まっています。
古い商品を買っていた人たちだけです。
何を言いたいかというと、将来も過去も買える人が商品を買うのです。
例えば、年収300万円の世帯では、1億円の買い物はしません。
しかし年収が10億円あれば、1億円の買い物をするかもしれません。
年収が10億円の世帯が増えない限り、1億円の商品を買う人は増えないのです。
ですが、年収10億円の世帯が増えれば1億円の商品を買う人は増えます。
どういうことかというと、年収が高い人が増えれば増えるほど、商品を買う機会が増えるということです。
企業が融資によって、新しい商品を開発しても、買う側の消費者が増えなければ、利益は得られないということです。
ですが、その商品を買える消費者が増えれば、商品は売れていきます。
今はお金を持っている人や企業にだけお金が流れているため、新しい商品ばかりが増えているという勿体無い状況になっています。
それは長期的には企業の業績を悪化させ、経済の衰退を生む結果となるのです。
もし年収300万円の世帯が今よりも増えたならば、今まで買えなかった商品を買えるようになる人が増えることになります。
もし年収300万円だった世帯が年収400万円になったら、今まで買えなかった中古車や、パソコンの買い替えなどを行うかもしれません。
お金持ちがサンタクロースになる
ノーベル賞はアフルレッド・ノーベルという発明家がダイナマイトの発明で得たお金をノーベル賞と題して、世界に大きな影響を与えた科学者にお金を配るという行為です。
これはノーベル賞を受賞した人への更なる研究の支援として支払われるお金です。
こういうことをお金持ちはもっとすべきなのです。
例えばビル・ゲイツさんが、ビル・ゲイツさんや、マイクロソフトに感謝の気持ちを手紙として出した人の中から抽選で1000人に、100万円の賞金を与えますなんてことをしたら(人数と値段はもっと多いほうがいいかもしれませんが、5万円や10万円では効果がないと思います。)、今まで臨時収入を得るはずのなかった人が、大金を手にすることになります。
100万円ものお金をもらったとしたら、人は今まで買うはずがなかったものを買うのではないでしょうか。
そういう人が増えれば増えるほど、経済は発展します。
今まで、銀行に預金され、大企業に融資されていたお金が、消費者へと流れるようになるのです。
これで、お金の動きは一気に変わります。
こうなることで、今までお金を持つことがなかった人がお金を持つことになり、新たなお金の動きを生むことになります。
今まで、海外旅行に行けなかった人が旅行に行くことで、さらにお金は動き始めます。
年収300万円だった世帯がその年だけ400万円になることで、経済は大きく発展するのです。
さらに、アフリカの貧しい過程に300万円の臨時収入が入ったら、パソコンを買うかもしれません。
それはマイクロソフトの収益にもつながるのです。
新たなお金の動きは経済を発展させる
このようにお金持ちが消費者に大金を配るだけで、お金持ちが経営する企業の利益が増えることになるのです。
消費者からもらったお金をまた消費者に流すというスパイラルを作ることにより、商品がどんどん売れ、お金が動くことになるのです。
これは経済の更なる発展につながるのではないでしょうか。
ZOZOTOWNの前澤さんがやってくれました
ZOZOTOWNの前澤社長が、フォローしてくれ、リツイートしてくれた人から、抽選で100名に100万円払うという活動を行なってくれました。
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— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤友作 (@yousuck2020) 2019年1月5日
もちろん私も応募しましたが、当たらなくてもいいので、こういう活動を他の富豪も真似してやってくれて、どんどん連鎖することを望んでいます。
こちらに関しては今後もウォッチしていきます。