(画像提供:大林組)
大林が宇宙にエレベーターを建設すると発表しました。
こちらのニュースはまだ、宇宙空間にエレベーターを建設するだけで、地球と宇宙を結ぶエレベーターではありません。
しかし大林組は将来的に地球から宇宙に向けたエレベーターの構想も進めているようです。
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宇宙にエレベーターができたらどうなる?
もしも宇宙にエレベーターができたらどうなるのでしょうか。
失敗する可能性のあるロケット発射をせずに、安全に確実に人は宇宙空間に移動することができます。
宇宙に移動し、3Dプリンターで宇宙船を作成したら、もうロケットを発射する必要は無くなります。
宇宙エレベーターの終着駅は、宇宙ステーションなどの施設になっているはずですので、そこから宇宙旅行を楽しめばいいのです。
宇宙エレベーターに乗ってまずは宇宙ステーションに一泊し、そこから火星や月へ向かえばいいのです。
これから人類は地球から宇宙へ向かうことが多くなるはずなので、地球から宇宙に出る際に安全で確実な方法があることはとてもありがたいことではないでしょうか。
宇宙にエレベーターを作る問題点
宇宙にエレベーターを作るということは、宇宙の同じ場所に物体があるということです。
#宇宙エレベーター の実現へ向けまた一歩を刻みました。総工費は10兆円「理論上は可能」ということです。#宇宙 #月 #ムーン 画像は大林組提供https://t.co/8H9pdrAFEW pic.twitter.com/kBNZKejH0T
— 朝日新聞デジタル天文部 (@asahi_tenmon) 2018年1月21日
しかもその物体は宇宙ステーションより大きく、長い物体です。
宇宙には現在多くのゴミが存在しています。
宇宙デブリと言われるものです。
これらを民間企業が回収するという取り組みを進めているようです。
さらに宇宙には隕石が浮遊しています。
宇宙エレベーターはそれらが当たるリスクがあるのです。
この問題については、宇宙エレベーターから少し離れた場所にネットを設置することで、フィルターになるという構想があります。
宇宙エレベーターの付近にネットのようなフィルターを設置すれば、エレベーターに衝突しそうな異物を未然に除去することができるのです。
これがもし可能になれば、宇宙エレベーターは実現できると思います。