宇宙で太陽光発電を行ってその電力を地球に供給する構想があるそうです。
上空から地上にターゲットにレーザー照射実験功
「宇宙太陽光発電…JAXA! https://t.co/Gn9u8HbSzh
— gallop1oz (@gallop1oz) 2016年12月14日
こちらが大規模に実現されると、電力事情がとても変わる可能性があります。
宇宙太陽光発電
宇宙は広大ですし、太陽の光は地球上よりも強いため、エネルギーを受けるにはうってつけの場所です。
宇宙での太陽光発電は地球上で行う太陽光発電よりも10倍程度効率がいいそうです。
宇宙太陽光発電 上下方向レーザー伝送実験 | ファン!ファン!JAXA!https://t.co/lzCKjeECXk
“実験の結果、高精度のビーム方向制御技術を実証し、レーザー光によるエネルギー(電力)伝送にも成功”— TELSTAR宇宙情報 (@telstar_news) 2017年4月10日
もしもロボットが地球よりも太陽に近い場所に発電所を構え
そこで得た電力を何らかの形で(何段階かに分けて経由して)地球上に届けることができれば
多くの電力が宇宙で生成することができます。
太陽光発電はとても力強い
実は地球に降り注ぐ全ての太陽光を効率よく傍受すれば
傍受時間が40分で地球上全ての電力の1年分をまかなうことができます。
しかし、地上で行う太陽光傍受ではそれはできていません。
地上に太陽光が到達する前に色々な形でカットされているためです。
太陽光発電で電力はタダになる (幻冬舎plus) https://t.co/qIxhz3Hffn
[経済] #太陽光発電 #blogos— BLOGOS編集部 (@ld_blogos) 2017年6月21日
難しいところ
大きな宇宙規模の太陽光施設を建設するには何度もロケットを打ち上げなければならないため
非常にコストがかかります(国際宇宙ステーション建設時の打ち上げについて)。
また、電力を遠隔で伝送する技術は理論上でしか行われていません。
かつてニコラ・テスラ氏がJPモルガンさんに資金を得て実験を行いましたが
その時は電力到達時にエネルギーが大幅に減ってしまうという結果になりました。
そのため、電力伝送をもっと研究する必要があります。
ちなみに今、スマホを置くだけで充電できる充電器がありますが
それはこの技術を使っています。
なんかすごいカッコイイ効果音だな……😏
【iOS 11】新しい効果音ファイルが発見、「iPhone 8」のワイヤレス充電用か https://t.co/aqZKokMbDs pic.twitter.com/PhMKfCaFmd
— gori.me(ゴリミー)公式アカウント (@gori_me) 2017年6月28日
iPhone8がワイヤレス充電になるかもしれないと話題になっていますね。
2020年から2030年
現在は難しいとなっている技術ですが
JAXAが2020年から2030年でこの構想を実現すべく
行動にうつすとという話があります。
もしかすると2030年には電気がもっとクリーンになっているかもしれません。