困難なことを続けるために、続けられない理由を整理する

ライフハック

人が成功しない理由の一つに続けることができないというのがあります。

もし続けることができたとしたら、成功していたはずなのに、途中で諦めてしまったがために、普通の人として人生を終えた人がたくさんいるのです。

ではどうして人は続けることができないのでしょうか。

その理由を知ると、続けることができるようになります。

これから人が続けることができない理由を紐解いていきます。

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自分の能力を過小評価する

続けられていた人が、続けられなくなる理由の一つは、自分に自信がなくなることです。

例えば、一生懸命頑張って仕事も順調に進んでいると思っていたのに、人の陰口を聞いてしまったら、自信をなくしてしまいます。

「あいつ頑張ってるけどさ、才能ないよな」とか「あんなにミスしてるのに、なんであんな頑張れるんだろうな」とか「あいつなんでわかんないんだろうな、レベル低いってことw」など影で言われているのを聞いたら、すごい才能を持っている人であっても、自信をなくしてしまいます。

そんなドラマみたいなことはないだろうと思うかもしれませんが、普通によくある話です。

こういうことを言われても、自信をなくさない人はいないと思います。

でも、そういうことを言う人は大抵、何者にもなれていない人だと思います。

だからそういう人が言っていることをいちいち気にすることはありません。

あなたに能力があるかないかを、一般の人が査定することなどできないのです。

その意見には信憑性がないので、どんなにバカにされても、自信を落とす必要などないのです。

意気込みが続かない

成功のための道筋はある程度すぐに見つかることがあります。

アイデアは見つかりますが、実行しなければ、なんの意味もありません。

「お、もしかしたら、この通りにやれば、うまくいくんじゃないか?あとはやるだけだな」という局面があると思います。

でも普通の人は、その計画を実行することができません。

次の日に起きたとき、疲れていたら、テレビを見てグータラしたり、友達に誘われたら出かけてしまったりします。

やり方はわかったから、あとでやればいいんだと、ズルズル後回しにするのです。

そしてどんどんやる気はなくなっていきます。

世の中には誘惑はたくさんあります。

やらない理由も考えればたくさん出てくるのです。

そうして結局やらないということが良くあるのではないでしょうか。

こうならないためには、やると決めたことは必ずやると決めることです。

もちろんうつ病になっては元も子もないので、無理する必要はありませんが、できるときは誘惑を断ってやるべきことをやるのです。

それを繰り返していれば、必ずチャンスがやってきます。

情熱が続かない

普通の人は、熱意がすぐに薄れてしまいます。

忠臣蔵で有名な堀部安兵衛は、一年後に、赤穂事件を起こします。

しかし堀部安兵衛以外の赤穂浪士たちは、1年の年月が経ったのち、復讐心がなくなっていました。

普通の人は、熱意をすぐに失ってしまうのです。

すごいアイデアを思いついても、それを実行しようとする熱意はすぐに薄れていきます。

それが普通なので、気にすることはありませんが、偉人はずっと熱意を持ち続けます。

どうしても成功したいと願い続けることができるのです。

そういう人がいるということを知っていなければなりません。

私はブログを何度も諦めようと思いましたが、やっぱり今でも続けています。

どうしてもやってしまうというものがない人には、そもそも何かを成し遂げることはできないのかもしれません。

好調だったのに、落ちる

運が良くてうまくいけば、順調に業績は上がっていきます。

そのとき「自分は天才なんじゃないか」と思うはずです。

「このままいったら成功しちゃうかも」とかワクワクして、行動力も増します。

仮想通貨で成金になった人がその典型だと思います。

でも、ビジネスは上がったり下がったりを繰り返すのが基本です。

努力したことがない人は、上がり続けていたところで、急にうまくいかなくてなると、すぐに自信をなくしてしまいます。

競合が現れたり、環境が変わったりすると、今までのやり方は通用しなくなるのです。

そんなことは普通に良くあることです。

でも普通の人はそういう状況に陥ると、「やっぱり難しいかった」とか言って、諦めてしまいます。

仮想通貨で大損した人も、怖くなって投資を辞めてしまうのですね。

でも勝負はそこからです。

というか一回上がって下がるなんてことは良くあることなので、いちいちやる気を失っていては成功などしません。

大事なことは何があっても、続けることです。

様々な困難や問題が訪れたら、その都度対処してのし上がっていくのです。

それが成功というものです。

成功は上がって下がっての繰り返しだとわかっていれば、自信をなくすことはないでしょう。

よく一定のラインを超えたら、グラフは双曲線になるなんて話がありますが、それが万人に起こるなんて考えは単純すぎます。

そうならないことも、良くあることなのです。

騙されてはいけません。

他人と比べる

もし天才であれば、頭の回転も早いので、誰よりも先に近道を見つけて、すぐ成功するなんてこともあるかもしれません。

運が良くてたまたまやっていたことが大当たりすることもあるでしょう。

だから、たった半年で、100万円稼げるようになりましたという話を鵜呑みにして、自分もやったらできるかもしれないと思い、やってみます。

しかしそんなうまくいくはずもなく、「ああ、自分には無理なんだ」と思い、すぐに諦めてしまうのです。

こういう人は、人と自分をすぐに比べてしまうのが良くないところです。

あのイチローも「日々昨日の自分を越えるために努力してきた」と言っています。

人と比べる必要はありません。

重要なのは、自分が成長することです。

「あの人は自分より能力を持っているから、成功できた」と思うのではなく、自分が成功するにはどうすべきかを考えなければなりません。

自分は能力がない、だったらどうしたら成功するのか、それを考えるのです。

もしも自分は10年で芽が出るとわかったのであれば、10年頑張るのです。

たとえその頑張りが、天才の半年の頑張りであったとしても関係ありません。

最後に成功した人は評価されます。

たとえ何年かかったとしても偉業は偉業なのです。