今度のノーベル賞と期待されているCRISPR-Cas9という技術。
この研究が進めばHIVやガンは風邪のような存在になります。
またSFでしか見れない、恐竜やマンモスが実際に目の前に現れる日が来るかもしれません。
Fluorescently tagging a protein with #CRISPR #Cas9 can be frustrating! These 4 important considerations will help! https://t.co/maxjE5YQaC pic.twitter.com/D2l3cR6QJ8
— GE Life Sciences (@GECellBiology) 2017年6月26日
CRISPR-Cas9とは
この技術は遺伝子レベルで悪い部分を切除するという発想です。
今まではどこを切ればいいかわかりませんでしたが、徐々にどこが悪いのかがわかるようになってきました。
何がどんな役割をしているのかがわかった、その教科書のようなものをCRISPRと言います。
そしてそれを切除する技術をCas9と言います。
遺伝子は非常に小さいので、切るのにも超高度な技術を必要とします。
細菌は普通にやっていた
この技術が飛躍的に進歩するのに一躍かったのは細菌の防御システムです。
細菌はウイルスをやっつける際に、ウイルスの遺伝子を解読し、
ウイルスの遺伝子の教科書を自分の中に作ります。
そしてそれを解読し、どの部分が悪さをしているのかを突き止めるのです。
そして、その悪い部分だけを切除し、そこにいいものを埋め込むです。
CRISPR-Cas9はこの技術を真似たものです。
Use a fluorescently labeled CRISPR-Cas9 tracrRNA to monitor transfection and simplify screening for editing events https://t.co/Nf06wqHXiL pic.twitter.com/1TPgV1eZOI
— Integrated DNA Tech (@idtdna) 2017年6月25日
HIV ガンが治る
上記のような方法で、ガン遺伝子の悪い部分を取り除き、いいものを当てはめるという治療法の研究が進められています。
そういった所に早くから目をつけたグーグルはすでに関連するベンチャーへの出資を行なっています。
この技術が確率すれば、莫大なお金がこの関連企業に流れ込むことになるからです。
マンモスも蘇る
この技術を応用すると象からマンモスが生まれます。
北極や南極の地下に埋まっていた液体として残るマンモスの血液から遺伝子を取り出し
解読する研究が進められています。
解読して切り離すことができれば、必要な部分を象の卵子の遺伝子に組み替え、受精させます。
そうすることでマンモスのクローンを作り出すことができるのです。
この研究により今から2年後には本物のマンモスが誕生すると言われています。
2年以内にマンモスが蘇る!
ハーバード大の世界的に有名な遺伝学者ジョージ・チャーチ博士の「the Harvard Woolly Mammoth Revival」チームの計画。… https://t.co/bwnOUZTh5V
— 前田 利人 (@t_mae) 2017年2月18日
この研究が進むと本当に「ジュラシック・パーク」のようなテーマパークができるかもしれません。
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7/28に「ジュラシック・パーク」
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