リスクとは何か?失敗とは何か?成長とは何か?

ライフハック
私たちは生きていく中で、注意しないといけないのが「リスク」です。

何かをやりたいと思っても、リスクがあると、やらない人が多いです。

たとえば、ラーメン屋さんを開きたいと思ったとしても、うまくいかないかもしれないと思ったら、銀行からお金を借りることをリスクと思うのです。

ラーメンの写真

普通はリスクを取りたくないので、企業に就職して働きます。

企業にはすでにお金が回る仕組みがあるので、安定的に給与をもらうことができます。

しかしその安定と引き換えに、嫌な上司に頭を下げ、あまり関わりたくない人と関わり、毎朝決まった時間に起きて、満員電車に乗るというストレスを受けなければなりません。

社畜 疲れたサラリーマン

誰も好き好んで、企業で働く人などいないのではないでしょうか。

大金を手にしたら、仕事などすぐにやめるのです。

全ては「お金=生活のため」です。

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やりたいことをするリスク

もしもリスクなしにやりたいことをすることができたなら、とても幸せではないでしょうか。

ですが、やりたいことをするにはリスクがあります。

リスクとは、借金、失業、失敗などです。

リスクとは、お金に関係しており、お金は生活と紐づいています。

私たちがリスクと言っているのは、お金がなくなることで、生活ができなくなることなのです。

※ここでは犯罪などで逮捕されたりするリスクについては考えません。

借金した人のイメージ

リスクについて深く考える

ではリスクについてもっと深く考えてみましょう。

自分の計画が失敗に終わり、借金をし、お金がなくなり貧乏になる。

これがリスクです。

事業を立ち上げたら、最悪貧乏になってしまうリスクがあるのですね。

このリスクがあるから、皆踏み出すことができません。

でも、このリスクをわかった上で踏み出すことができる人がいます。

リスクを考慮した上で踏み出すことができる人はどうして、踏み出すことができるのでしょうか。

その人たちは、リスクをリスクと捉えていないからではないでしょうか。

事業で成功できる人は、「自分の計画が失敗に終わり、借金をし、お金がなくなり貧乏になる」ことをリスクと感じていません。

そうなったらそうなったで、また一から始めればいいと思っているのです。

事業を興す人の思考はこうです。

「もし失敗して借金をして、貧乏になっても、また必死で働いて積み上げていけば、元に戻ることができる」 「もし失敗したら、その分成長できるから、とてもラッキーだ」

こういう感じです。

ここで普通の人の思考を書いておきます。

「もし失敗して借金を作って、貧乏になったら、マジで最悪だ。もう立ち直れなくなるよ。ヤバすぎでしょ。辞めよ辞めよ」

「今の安定な暮らしの方がいい!絶対いい!」

脳は失敗しないと成長しない

脳科学者の澤口教授が、「ホンマでっか!?TV」で”予想外のことを経験しなければ、成長しない”と言っていました。

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予想外のことを経験せず、全て自分の予測通りに物事が進むと、将来消える(役に立たない人になる)と言ったのです。

ここで考えなければならないのは、もしも安定を求めて、ずっとサラリーマンを続けていたら、大きな失敗をしないということです。

というか、貧乏にならない人になるのですね。

貧乏にならないとは、とても幸せなことですね。

でもそれは予測できるとても簡単な生活です。

そこで生きることを選んだ人は、いつか使い物にならなくなります。

ですので、部長まで登りつめたとしても、使い物にならないので、お荷物になって退職(定年退職)を宣言されるのです。

人は失敗を繰り返せば、成長できますが、ずっと失敗してこなかった人は成長していないので、急に挑戦してもうまくいきません。

挑戦する人はそれが嫌だから、あえて苦しい状況が待っているかもしれないリスクをとるのです。

リスクを取らない人は使い物にならない

ここまで言うと、”何も挑戦しないことが最大のリスク”であることがわかると思います。

会社で働くということは、リスクをとって成長した人の功績を下に敷いてその上でビジネスをするということです。

自分の力では一切稼げないことを知ることもなく、定年を迎えるのです。

お金を儲けるということはとても大変なことです。

一年死ぬ気で頑張っても1円も儲けることができないのが普通です。

そんなことを知らずに、会社で働き続け、リスクを取らず、失敗をしないで、65歳になる。

その方々は、65歳になった時、世界に何を残せるのでしょうか。

自分が行ったことも全て”会社”がやったことになり、この世界に何も残せずただ死んでいきます。

失敗こそ成功の近道

もし有意義な生活を送りたいのであれば、失敗にぶつかっていくべきです。

失敗にぶつかっていく人のイメージ

”自分の予想外のこと”を多く経験するのです。

「難しいこと」、「発狂しそうなこと」にあえてぶつかっていくことで、二度とそのようなことを避けることができるようになります。

やりたいことがあるのであれば、リスクをとってぶつかっていくべきです。

そのあと”超貧乏”になっても、別に大丈夫です。

仕事ならいくらでもあります。

この社会はまだ失敗には寛大なのです。

生活保護制度もあります。

家賃だって払ってくれます。

大丈夫です。

生きていさえすれば、また這い上がることが可能です。

そうやって失敗を重ねて、上に上がっていくのです。

1,000万円借金しても、ゆっくり返すことができます。

でも1,000万円借金しなかったら、あなたは次のステップに進むことができるのです。

一生ストレスを受け続け、失敗しない安定を手に入れて、何者にもなれず死ぬのか。

失敗を重ねてボロボロになりながら成長して、本当になりたい自分になるのか。

あなたはどちらを選ぶべきでしょうか。