レントゲンはなんで骨を写す?

他人のアイデア

普段医療ドラマで見るレントゲンの写真ですが、あれは目には見えない皮膚の奥の骨や臓器を写しています。
なぜあのように見えるのでしょうか

レントゲン仕組み

仕組みとしてはX線という、ものを貫通する性質のある線を体に当てているから
密度の濃い部分はX線を通さないので、その影が専用の物質に映るという仕組みです。

レントゲンはX線をという線を当てているんですね。
X線は放射性物質です。
多く浴びると人体に悪影響があるものだそうです。
「健康診断や検査などで何度も受けているのに大丈夫なのか」と思いましたが、大丈夫だそうです。

人体に影響の出てくる放射線量は200ミリシーベルトからです。
レントゲンで我々が浴びる放射線の量は一回0.05ミリシーベルトで
これを100回浴びても影響が出だす200分の1の量となります。
レントゲンを20,000回も行う人はいないので、人体には影響がありません。

ちなみにCTスキャンも1回0.5ミリシーベルトなので
こちらも2,000回行わないと人体に影響がありません。

x線は1895年にレントゲンという人に発見されました。

レントゲンさんがX線をどのように発見したかは非常に難しい話なので
また違う記事でお伝えします。

X線とは密度の低い皮膚や筋肉などは通過し
骨や臓器などの密度の高いものは通らないため
体の中の物質を投影すことができるのです。

レントゲンは一箇所からのみ放射されますが
CTは多角度からX線を放射します。

そのため、出てきた画像が立体化されるという仕組みです。

ちなみにCTは1972年にすでに開発されているため
1986年生まれの私が生まれるよりも前からあるということになります。

放射線治療はどうなってる

放射線についてお伝えしたのでガンの治療で行う放射線治療について
触れておきます。

放射線治療はガンを切除する手術を行えない人へ行う治療法です。

局部への放射であれば6,000ミリシーベルト放射しても大丈夫だそうです。

ガンは5,000ミリシーベルト放射されると死滅します。

しかし放射線量は蓄積型なので、
肺がんと乳がんを併発すると表面上同じ部分に放射線を放射しなければならないため
片方への治療にしか使用できません。

また、3,000ミリシーベルト浴びると脱毛が始まります。

ガンの治療については
CRISPR/CAS9についての記事も合わせてお読みください!

しかし今話題になっているヒアリの毒も使い方によっては何かの役にたつかもしれません。