スティーブホーキンス博士が「人類は早く月に移るべきだ」と言っています。
そして、月を拠点にして別の星へ目指す方がいいと。
科学者の中には、まだまだ地球に住めると言っている人とすぐに住めなくなるという人がいます。
地球の気温は250度まで上昇し硫酸の雨が降る」ホーキング博士
――地球温暖化は後戻りできない転換点に近づいている。最善策は、他の惑星を
植民地化することだhttps://t.co/3PlV2UZFLs #環境 #温暖化 #パリ協定 pic.twitter.com/s3ue5a4SJ3
月に住むことは可能か
月に住むには始め、地下で生活する必要があります。
地上で住めるようになるにはとても時間がかかります。
月と地球の距離は38万キロメールです。
(1年間に3センチずつ離れている)
地球の直径は約1万3千キロメートルなので、月との距離は地球の直径の38倍となります。
地球の端から端までは飛行機で約1日かかります。
宇宙船だと18時間くらいでしょうか。
この計算で行くと地球から月まで一ヶ月で行けるということになります。
ちなみに地球と火星の距離は7,800万キロメートルです。
地球と太陽の距離は約1億5,000万キロメートルだそうです。
しかしアポロは月まで4日で行ったそうです。
飛行機よりもロケットの方が速いのですね。
ロケットは1日に95,000キロ進んだことになります。
1日に地球約9個分進めるそうです。
先ほど撮影した満月です。
今週もお疲れ様でした。明日からも穏やかな一週間になりますように。 pic.twitter.com/BSYT30a7h0
宇宙線は大丈夫か
以前お伝えした宇宙線は大丈夫でしょうか。
(宇宙線とは宇宙空間に降り注ぐ放射線のような物質で、長く浴び続けると人体に悪影響があると推測されている)
月の近くでは最高年間500ミリシーベルト浴びてしまいます。
人間は200ミリシーベルト以上浴びると病気になってしまいます。
月に行くまで4日しかかからないため、月面までは宇宙線を気にしなくて大丈夫です。
しかし月には大気がないため、月に着くと生活している間ずっと宇宙線が降り注いでいることになります。
月面に到着すると地下にスペースを作る必要があるのです。
地下に居住地を築き、落ち着いたら地上に居住地を建設しなければなりません。
宇宙線を遮断できる衣類や材質の壁を開発することが求められます。
宇宙線を遮ることのできる物質ができれば、建物は3Dプリンターで作ることができます。
月にはヘリウム3が豊富にあるそうです。これは地球にはあまりない物質だそうです。
ちなみに月の面積は4,000平方キロメートルでアフリカ大陸とオーストラリア大陸を足した面積と同じくらいだそうです。
火星は面積は地球の全陸地分に相当するそうです。
冬の満月は空高く昇るので、白っぽい印象。
夏の満月はあまり高く昇らないので黄色っぽい印象。
また、どの季節でも地平線近くにあると夕日と同じ原理で赤っぽく見えます。(写真は以前に撮影したものです) pic.twitter.com/7y5qjUZQHM
なぜ移住先で騒がれているのは月じゃなく火星
月には大気がないので、住めるようになるのに時間がかかります。
月に永住するには環境を整えるのに非常に時間がかかるのです。
その点火星はすでに大気で覆われているため、地球上の物質を持って行くだけである程度住める環境が整うそうです。
また、火星にはすでに大気があるので宇宙線の影響はありません。
しかし火星へ着くまでの宇宙線は月に行くまでの宇宙線より多いので今の技術ではたどり着くことが難しいのです。
ちなみに火星までは八ヶ月かかります。
それまでに受ける宇宙線の量は月へ行くよりも多いのです。
ですので、スティーヴン・ホーキング博士はまず月に行くことを進めているのではないでしょうか。
今望遠鏡を使って撮影した満月です。
今週もお疲れさまでした。素敵な週末になりますように。 pic.twitter.com/HbsIynNJtB