『ストレンジャー・シングス』シーズン1の1話のあらすじと考察を書いていきます。
『ストレンジャー・シングス』は2019年7月4日(木)にシーズン3の配信が始まります。
すごい人気なので、その後もまだまだ続くのではないでしょうか。
シーズン3が始まる前に、シーズン1をおさらいするのもいいかもしれません。
シーズン1には結構たくさん伏線がありました。
「ああ、そうだったんだ」と気づくことがたくさんあります。
目次
1話”ウィル・バイヤーズの失踪”あらすじ(解説付き)
1話のあらすじを書いていきます。
()内は重要な点などを解説しています。
序章
1983年11月6日 インディアナ州の架空の町・ホーキンスにある、米国エネルギー省ホーキンス国立研究所で研究員らしき人が慌てています。
それはもう超大慌てです。
その人はエレベータに乗った途端、何か変な生き物に連れて行かれます。
同じ頃、本作主役のマイク(フィン・ヴォルフハルト)の家では、ウィル(ノア・シュナップ)とダスティン(ゲイテン・マタラッツォ)(構音障害がある)とルーカス(ケイレブ・マクラフリン)がダンジョンズ&ドラゴンズ(RPG型ボードゲーム)を行なっていました。
ダンジョンズ&ドラゴンズには、”デモゴルゴン”というモンスターがいます。
デモゴルゴンは彼らの中でかなり重要なキャラクターのようです。
ゲームは白熱しますが、母親・カレン(カーラ・ブオノ)との約束時間が過ぎたので、皆帰ることに。
帰り際、マイクの姉のナンシー(ナタリア・ダイアー)に、ダスティンは余ったピザをあげようとしますが、無視されます。
ナンシーは彼氏・スティーブ・ハリントン(ジョー・キーリー)と電話しています。
(このシーンは結構重要ですね。シーズン2の最後と直結します。)
ダスティンはスティーブを最低な奴だと言っています。
(これもとても重要なことです。シーズン2でダスティンはスティーブと、とても仲が良くなります。)
ウィルは「またね」と言って去っていきます。
辺りはもう真っ暗です。
ウィルはホーキンス国立研究所の禁止区域を1人で帰っていました。
突然ライトが消えたと思うと、生物みたいなものに出くわします。
驚いたウィルは転んでしまいます。
何かの生物みたいなものから逃げるウィルは、自宅に到着します。
ですが、家には誰もいません。
変な生き物が追いかけているように思ったウィルは、誰かに電話をしますが応答はありません。
”それ”は家の中まで入ってきます。
身の危険を感じたウィルは、自宅の離れにある倉庫のような建物に隠れます。
ウィルは猟銃を構えます。
ウィルの頭上にあった電気が強力な光を発し弱まると、ウィルは消えます。
ウィルが失踪
翌日ホーキンス東部で原因不明の大規模停電があったと、ニュースが伝えます。
超だらし無い感じのホッパー(デヴィッド・ハーバー)(ホーキンス警察署長)が目覚めます。
(ホッパーは最初悪い人だと思っていましたが、めちゃくちゃいい人です。
ちなみにホッパーは娘を癌で亡くしています。
これも重要なことです。)
ウィル宅では兄のジョナサン(チャーリー・ヒートン)と母のジョイス(ウィノナ・ライダー)が、ウィルがいないことに気づきます。
(ジョイスはこの頃普通に職場へ行っていたんですね。ごく普通の家族という感じです。)
ですが、ジョイスとジョナサンは、ウィルは早く学校に行ったんだと思っていました。
ウィル以外の3人は学校へ登校します。
そこへじめっ子が登場します。
マイクのことをカエル顔とか言ってきますね。
(この人はちょっとだけ後で出てきます。)
ダスティンは「鎖骨頭蓋骨異形成症」という難病を患っています。
(実際ゲイテン・マタラッツォも「鎖骨頭蓋骨異形成症」を患っているようです。)
ホーキンス高等学校では、ナンシーと親友のバーバラ(シャノン・パーサー)が登校しました。
ナンシーとスティーブは結構親密な関係です。
ホーキンス警察署にホッパーが出勤します。
ホーキンスは事件など起きないとても平和な町のようです。
ジョイスはウィルがいなくなったことをすでに通報していました。
ホッパーとジョイスは昔からの友人だそうです。
ジョイスはウィルがいなくなったことを必死で訴えます。
ウィルはどこへ?
ホーキンス国立研究所では、ブレナー博士(マシュー・モディーン)が登場します。
ホーキンス国立研究所で何か起きてるようです。
埃の舞う空間で、完全防備の科学者たちが、エリア内を調べています。
明らかにおかしい空間が広がっています。
裸足で森を歩く少女・イレブン(ミリー・ボビー・ブラウン)が森にあった飲食店で食べ物を盗もうとしますが、従業員にバレてしまいます。
従業員はイレブンを保護して児童相談所に連絡しますが、それはホーキンス国立研究所へ繋がっていました。
イレブンは不思議な力を持っています。念じればなんでもできる少女です。
その頃学校へホッパーがやってきます。
ホッパーは3人にウィルが帰る道を聞きました。
同じ頃、ジョイスとジョナサンがウィルの秘密基地へ向かいますがウィルはいません。
だんだんウィルの失踪が現実味を帯びてきました。
(ジョイスはこの時点で結構おかしくなっています。
自分の息子が失踪したのですから、当たり前です。)
ジョイスはロニーという元旦那がウィルを連れ去ったと思っているので、電話をかけて聞き出そうとします。
ホッパーは3人から聞いた場所でウィルの自転車を見つけます。
ホッパーがその奥にあるジョイスの家へ自転車を届けにきます。
ホッパーはウィルは自宅に戻ったのではないかと疑うのです。
ホッパーはウィルが最後にいた倉庫に入り、電気が消えるのを経験し、何かが変だと思い始めます。
他の捜査員が呼んでいるのにホッパーは気づきませんでした。
ホッパーは何かが起きていると思い、捜査員の増員を要請しました。
町中のみんなでウィルを探しますが、ウィルは見つかりません。
マイクとダスティン、ルーカスはウィルを独自で探すことにします。
イレブンはずっとご飯を食べていなかったのか、カロリーの高いものをずっと食べています。
イレブンを保護した人はとても優しい人でしたが、ホーキンス国立研究所の人に殺されてしまいます。
強制的に連れて行こうとするホーキンス国立研究所の人たちから、イレブンは能力を駆使して逃げます。
マイクたちは、ホーキンス国立研究所の立入禁止区域へ向かいます。
ウィルを救出しようとするのです。
同じ頃、ウィルの自宅では、ジョイスとジョナサンが、ウィルがいなくなったのは自分たちのせいだと後悔していました。
そこへ一本の電話がかかってきます。
ジョイスはそれがなぜか、ウィルからの電話だとわかります。
その頃、森ではマイクたちがイレブンと出会います。
(これが運命の出会いになるのです。)
『ストレンジャー・シングス』シーズン1−1考察
シーズン1の1話を久しぶりに見ました。
※下記シーズン2のネタバレあり注意です。
シーズン2では、裏の世界と表の世界の扉を完全に閉めました。
シーズン1ではどんな状態だったか知りませんが、少し空いていると電話で会話できたりするんですね。
でも全く開いていないと、どういう状態なのでしょうか。
エルは、自分の力を使って2つの世界の扉を開けました。
エルがいなければ、表と裏は交わることがなかったのでしょうか。
しかし現実には表と裏が存在するようです。
では、シーズン3で扉はどのように開いたのでしょうか。
エルが開けなければ、扉は開かないはずです。
扉はどうやって開く?
『ストレンジャー・シングス』には科学者がたくさん登場します。
科学者はエルのパワーを研究していました。
ホーキンス国立研究所には、あらゆる研究結果があるはずです。
長年研究していた研究員が独自で2つの世界の扉を開く方法を、編み出したのではないでしょうか。
そしていよいよその扉が開いた時、ホーキンスは思った以上に発展していたのです。
ホッパーの娘はどうなった?
ホッパーの娘さんがガンでなくなっているということは、シーズン1を久しぶりに見て知りました。
Currently crushing a Triple Decker Eggo Spectacular to celebrate four @SAGAwards nominations for Stranger Things, @milliebbrown, and @DavidKHarbour. pic.twitter.com/4bbbNhVxm8
— Stranger Things (@Stranger_Things) 2017年12月13日
この辺をあまり覚えていなかったので、とても意外でした。
シーズン1の当時は娘をガンで亡くしたせいで、ちょっと堕落した生活をしているようです。
それでホッパーはエルを保護するのですね。
ホッパーにとって、エルは亡くなった娘の代わりだったのかもしれません。
シーズン3でホッパーがジョイスと付き合うのではないかという噂がありますが、そうなるとエルはウィルと兄弟になるのです。
なんだかとても面白い展開です。
そうなると、シーズン3でホッパーの娘さんのエピソードが掘り下げられるのかもしれません。
ホッパーとジョイスはシーズンを通していい感じだったので、ファンとしてはくっついてほしいです。
どうなるのでしょうか。