「テレビ業界はきつくて、辞めたい」という人は多いのではないでしょうか。
でも、「辞めたら、どうなるの?」と不安に思っている人もいると思います。
私は2014年までテレビ業界にいました。
バラエティ寄りの情報番組を約2年、朝の情報番組を約2年やっていました。
ADとして4年ほど働いたのち、転職して今はブロガーを目指しています。
テレビ業界で1日24時間以上働いて頑張って約4年間積み上げてきたことは、ほとんど無駄なことでした。
無駄ではなかったことは、辛いことに耐える力や編集スキル、芸能人の方々とお会いした経験やテレビ業界の中で働いたという特殊な経験のみです。
このような経験は転職活動には必要のない事なので、当時私が思っていたほどすぐに良い会社へ移る事ができませんでした。
ですが、そこにもきちんと計画を立てれば、うまくいく秘訣があるので、ここに書いておきたいと思います。
※こちらでお伝えすることは、一例であり、全ての人に当てはまることではないので、ご注意下さい。
この文書を読み、自分で考え行動して下さい。
目次
「テレビ業界辞めたい」人のためのテレビ業界からの転職がうまくいくシナリオ
まずはテレビ業界から転職する際にうまくいくであろうシナリオを2つ書いていきます。
結論から言うと、テレビからの転職はそんなに簡単ではないが、最終的に成功します。
- テレビ業界から転職を成功させるシナリオ①
- 正社員が無理だったら、派遣社員として働く
- 正社員・派遣社員をやりながら、技術を身につける
- 正社員に転身するor派遣でステップアップ
- テレビ業界から転職を成功させるシナリオ②
- テレビ業界で身につけたスキルを活かしフリーランスになる
- フリーランスをしながら、YouTuberになる
- ネットTV or YouTuberの事務所で正社員になる
上記の通り2つあげました。
①については私が行った事です。
これは2014年当時だからした戦略です。
(まだYouTuberがメジャーではなかった・フリーランスもそこまでサービス化されていなかった)
私はもうテレビ業界(動画制作)自体に嫌気がさしていたので、テレビに関係する仕事以外の仕事に転身したかったので、この方法をとりました。
ですが、まだテレビ関係に興味がある人もいると思います。
そういう人は②をすることも可能かと思います。
2014年当時とはだいぶ違い、今はフリーランスのサービスが発展していますし、YouTube業界もだいぶメジャーになっているので、こちらもありではないかと思いました。
ただ、私の実体験を話せないので、②はさらっと想像で書いていきます。
(まだ②は書いていません。)
では、まず①を具体的に書いていきます。
「テレビ業界辞めたい」なら正社員が無理でも、派遣社員として働く
※こちらでお伝えすることは、一例であり、全ての人に当てはまることではないので、ご注意下さい。
この文書を読み、自分で考え行動して下さい。
テレビ業界が嫌なら躊躇せず辞めることをお勧めします。
(続けたいなら別です。残るべきです。)
なぜならテレビ業界を辞めても、長い目で見ればリスクはないからです。
始めは相当辛い思いをすると思います。
ですが、長い目で見れば幸せが待っています。
私はそうでした。
前提として、テレビ業界を辞める人は貯金がない可能性が高いです。
ADから転職するならなおさらです。
ディレクターなら貯金はあるでしょう。
もし貯金がなければ、すぐに次の就職先を探すべきです。
テレビ関係の仕事は転職活動をしながら働くことはできないと思います。
ですので、テレビ業界を辞めたら、まずは実家へ帰るべきだと思います。
地方に実家があるため、帰れないというのであれば、まずはすぐに仕事が決まる方へ向かいましょう。
アルバイトをするのもいいと思います。
今ならバイトルなどで調べれば、高日給日雇いのバイトも豊富です。
まずはそこから始めて、落ち着いたら空いてる日に転職活動をするのもいいと思います。
あるいは、派遣社員になるのもいいと思います。
派遣社員はアルバイトより時給が高くて、しかも定時に帰れるのでかなり楽です。
物足りないと感じるかもしれませんが、派遣社員として働きながら自分のキャリアを考えるのもいいと思います。
もし貯金があるのであれば、2~3ヶ月正社員への転職をトライして、貯金が減ってきたら派遣やバイトに切り替えるのでいいと思います。
「テレビ業界辞めたい」なら、まずは正社員へ転職
テレビ業界に勤めていたので、転職活動は基本的に不利だと思います。
なぜなら、テレビ業界で積み上げてきたスキルは、リサーチ力以外はあまり役に立たないからです。
テレビの外で働いている人は、テレビ関係の人がどんなスキルを持っているのか知りませんし、おそらくテレビの人をバカにしているようなところもあると思います。
ですので、テレビ関係じゃなくきちんと技術を持っている人が面接に来るとそちらを取るのが当然です。
テレビ業界で勤めていた人は、転職活動がうまくいかないのは、他人との比較で負けるからです。
とはいえ、諦めてはいけません、ポテンシャル採用などありますし、大学時代に資格を取っていたならそれを活かすこともできます。
実際公務員になった同僚もいます。
それは千差万別なので、自分の強みを活かして転職活動に取り組むべきです。
「テレビ業界辞めたい」なら、まずはブラック企業もあり
テレビ業界でなんのスキルもないのに、採用が決まることがあります。
そういう企業は良さそうに見えて、ブラック企業だという可能性が高いです。
ブラック企業はバレないように様々な方法で人を採用します。
ですので、正社員採用が決まったらブラック企業の可能性も高いです。
(ブラック企業は日本企業の9割を占めます。)
ですが、ブラック企業に就職が決まっても、別に問題はありません。
私も始め、ブラック企業に就職しました。
超有名なブラック企業でした。
簡単に採用が決まりました。
私の場合はそこが、テレビ業界よりゆるくて全然ブラックに感じませんでしたが、まあ働いている人がヤバかったので、落ち着いたら辞めました。
ですが、ブラック企業に働いたからといってマイナスに思うこともないと思います。
テレビ業界で働いていたら、そこらへんのブラック企業はブラックに感じませんので、そのまま1年ほど働いてもいいと思います。
ただそこで働いた実績は残るので、嫌な人は慎重に進めたほうがいいと思います。
ただそこまで気にすることもないと思います。
普通に真面目に働いていれば、その後もきちんと転職できます。
またブラック企業に勤めることは、逆にメリットになることもあります。
この時代なので、弁護士とうまく協力できれば、解決金をがっぽりもらうこともできます。
私は同級生の弁護士と一緒にブラック企業から給与の6ヶ月分を解決金としてもらいました。
ブラック企業は大金を手にできるタネなので、あまりマイナスに捉える必要はないと思います。
こんなにブラックだめ!となっている世の中で、まだブラック企業をやっているので、弁護士さんに相談すれば簡単にお金を頂けます。
諦めずに戦いましょう。
うまくいかないリスクもあるので、ご自身で判断ください。
正社員の転職の心得
とはいえ、ブラックではなくホワイトな企業に正社員として、転職することが一番いいことだと思います。
ですので、ホワイトな企業に就職するには、何度断られても挑み続けることが重要です。
テレビ業界からの転職は先ほど言ったように、とても大変です。
何度も断られることもあると思います。
ですが、次に受ける会社は自分が何度も断られていることを知りません。
採用担当者は、面接に来る人を1人の人間として見ています。
なので、面接の都度きちんと自分の魅力を伝えることが、良い就職先を決める一番の近道です。
何度断られても、挑み続けることが、一番の近道なのです。
ですので、諦めたりせず、お金が続く限りトライし続けましょう!
テレビ業界辞めたら、正社員・派遣社員をやりながら、技術を身につける
正社員に就職できた、あるいは派遣社員に転身できたとなれば、あとはそこでその会社の技術を身につけるのが良いでしょう。
これについてはもうもちろんわかっている人が、ほとんどだと思います。
私はブラック企業に就職したのち、派遣社員に転身しました。
とりあえず派遣社員を2年ほど続けました。
その企業があまり私のやりたい職種ではなかったので、私は派遣で働きつつサイトを作る勉強をしました。
今はドットインストールなどで、独学でプログラミングを勉強することができます。
manablogというブログには、プログラミングを学ぶノウハウがたくさん書かれているので、こちらの記事を読むのも良いと思います。
これからはプログラミングができたら、かなり稼げる時代になると思ったので、私はプログラミングを勉強しました。
「理系じゃないから無理でしょ」と思っていましたが、実際そんなことはありません。
分からなくてもトライしていれば、そんなに難しくないと気づくと思います。
やってみると意外と楽しいので、HTMLくらいは身につけるべきかもしれません。
それからPHPやRubyに広げ、できるならC言語などに挑戦するのも良いと思います。
WordPressくらいなら頑張れば誰でも習得できるのではないでしょうか。
大事なことは、自分で壁を作らず、興味があるならやってみることです。
ちなみに私が派遣社員として勤めた会社は、誰もが知っているEC最大手だったので、SEOとか営業ノウハウ、IT業界用語などを学ぶことができました。
派遣社員なので大企業に通い、ノウハウを吸収することも可能です。
もし自分の興味のない業種に就いたからといって、マイナスに捉えたりせず、その会社で得られるスキルを身につけることが次のステップに役立ちます。
私は派遣社員として働きながら、Excelのノウハウ、VBAのやり方、プログラミングを学びました。
これは定時で帰れるという時間的余裕があったからです。
テレビで24時間以上も働いて、ヘトヘトになって帰ってまた出社なんて生活では得られない時間の使い方です。
その時間を有効に使えば、テレビ業界を辞めても次のステップに進めます。
「テレビ業界辞めるステップ」本当になりたい正社員に転身するor派遣でステップアップ
テレビ業界から始めに転職する先は、とりあえずという感じの場所が多いと思います。
もちろん始めから、自分の就きたい職種に転職できる人もいるでしょう。
ですが、そうでないなら始めはあまりやりたくない職種に就職するのも良いと思います。
それでも続けていたら、やがてやりたいことが見えてくると思います。
そういう人はじっくり時間をかけて、次の夢を考える必要があります。
私は今はRPA(事務などの作業を自動化するロボット開発)とブログが夢だとわかりました。
それを見つけるのに、4年かかっています。
でもゆっくり考えれば、必ず見つかるはずです。
大事なことは始めの転職先で、自分のやりたいことを見つめ、勉強して本当にやりたい仕事の技術を身につけ、転職することです。
もしそれが、また本当にやりたいことではないなと思ったら、同じように繰り返していけば良いと思います。
ですので、この段階では本当に自分のやりたい業界に再転職することをオススメします。
でも、正社員に採用が決まらないなんてこともあると思います。
ですので、別に派遣社員のままステップアップするのも間違えではないと思います。
男性で派遣社員として働いている人はたくさんいます。
実際派遣社員でもRPAやプログラミングの技術を積み重ねれば、時給2200円以上稼げて、普通に裕福な生活ができます。
そういう人は結構いて、私は今までもたくさんお会いしてきました。
この時代なので、正社員だから偉いんだというのは、意外と偏った考え方かもしれません。
派遣社員からフリーランスになって月収50万円以上稼いでいる人もいます。
正社員なら到達できない月収80万円なんてレベルのものもあります。
こうなると、どっちが良いのか分からなくなります。
上記動画では、「安定は正社員になることではなく、挑戦し続けることで得られるんだ」と言っています。
正社員になることが安定につながるわけではありません。
技術を身につけて、向上させることが安定につながります。
もしフリーランスに興味がある方は、クラウドテック、レバテックなどで調べてみてはいかがでしょうか。
クラウドワークスなら、動画編集などのフリーランス案件もあるので、テレビ業界のノウハウをそのまま活かして、フリーランスに転身できます。
これについては、長くなってきたので、別の記事で書きます。
少々お待ち下さい。
(ネットで動画編集 フリーランスで調べても出てくると思います。
あとYouTuberの人は編集マンを探しているので、YouTuberに連絡すると意外と仕事を得られるかもしれません。
実際、私はYouTubeをやっている人から、「動画編集を教えて欲しい」と言われてこともあります。)
「テレビ業界辞めたい」ならプラスα【ブログ】はオススメ
私は今、プロのブロガーを目指しています。
月間で約40万PVを得ており、月収はブログだけで6万円ほどです。
最高で80万PV、月収約8万円です。
これだけ私がブログで稼いでいるのには理由があります。
それは、テレビ業界で働いていたからです。
テレビ業界では台本を書く技術がかなり身につくと思います。
ニュースでも原稿を書くのはディレクターの仕事です。
写真を集めたり、映像を探したりするのはADの仕事です。
私たちはテレビ業界で原、稿を作る作業に向き合ってきました。
それはそのままブログに活かせます。
構成を考える力は、何も知らないブロガーより長けているんですね。
なのでテレビ業界を辞めた人には、ブログはかなりオススメです。
テレビ業界を辞めた人は、テレビ業界に勤めなければ知らなかった情報をたくさん持っているので、それをネット上に配信すれば価値になります。
私はテレビ業界を辞めた人は、ブロガーに向いていると思いますので、もし興味がありましたら目指すのが良いとも思います。
ブログの始め方なら、ネットで検索すれば、たくさん出てきます。
この記事に需要があれば、私も書きますので、少々お待ち下さい。
テレビ業界辞めた人は【YouTube】もオススメ
これは普通に気づいていると思いますが、テレビ業界にいた人はYouTubeをやれば儲かりますよね。
編集をしまくってきましたし、カメラを取る技術はプロです。
このノウハウを活かして、動画を配信するのはかなり有効だと思います。
もちろん「もう動画辞めたいんだ」という人は避けるべきですが、そうでない方はこれを機にYouTubeを始めるのも良いとも思います。
なんでもそうですが、始めは全然成果は出ません。
でもそこを踏ん張って続けていれば、成果は出てきます。
諦めずにトライすれば、YouTubeで生活できる日も来るかもしれません。