もうすぐべテルギウスという星が死んでしまうそうです。
星は100億年くらい生きるものなので、星が死ぬのに遭遇するのはとても珍しいことです。
星が死ぬとは
しかしベテルギウスはまだ1000万歳ほどです。
もともと大きな星なのですぐに死期が訪れました。
星が死ぬと重力が強くなり、ブラックホールとなり周りのものをぐんぐん引きつけてしまいます。
理論上確認されているブラックホールをまだ現実にとらえたことはありません。
ブラックホールを現実に観測されると今までの理論の証明ができ、宇宙科学は飛躍的に発展します。
ベテルギウスとは
ペテルギウスの直径は現在約12億キロメートルで太陽の900倍もの大きさになります。
太陽の直径は140万キロメートルで、地球の100倍あります。
地球の直径は1万3千キロメートルです。
ベテルギウスが太陽の位置にあったとするとその大きさから水星、金星、地球、火星を飲み込んで木星近くまで近づくことになります。
ベテルギウスはあと何億年後かに亡くなるという話ではなく、今年中や来年というくらい近い次元の話です。
それくらいで死ぬと言われています。
ちなみにベテルギウスはオリオン座の右肩部分に位置しています。
オリオン座流星群が今夜ピーク 観測のポイントは? https://t.co/VP1eplCTwm pic.twitter.com/7ufsrViROG
— ITmedia NEWS (@itmedia_news) 2016年10月21日
ベテルギウスと地球の距離
ベテルギウスは地球から640光年離れていると言われています。
光の速度ですすんでも640年かかる距離にいます。
ちなみに光は1時間のうちに10億キロ進みます。
つまり光は1時間でベテルギウスの端から端まですすむことになります。
ベテルギウスはベテルギウスの直径の23万個分地球から離れています。
ALMA望遠鏡が捉えたベテルギウスの詳細画像。いびつな形は内部対流と磁場の影響
https://t.co/f4apITfgen— Engadget 日本版 (@engadgetjp) 2017年6月27日
地球への影響
ベテルギウスが死ぬと地球にどのような影響があるのでしょうか。
ベテルギウスが死ぬとX線が放出されます。
また、強い光を放つため、とても眩しく感じるそうです。
しかしすべて光速でやってくる影響なので、地球まで伝わるまでに640年かかります。
ブラックホールになるとどうなるのか
ベテルギウスがブラックホールになると、地球はそのブラックホールに引き込まれるのでしょうか。
距離が離れているため、引き込まれることはないと言われています。
ベテルギウスは重さ的に軽いため、ブラックホールにはならないとも言われています。
ブラックホールになるのは太陽の重さの30倍以上ある星のみで、ベテルギウスは太陽の重さの20倍の質量だそうです。
3例目の #重力波 を生み出した #ブラックホール の衝突は、球状星団の中で起きたようです。「ブラックホール形成についての天体物理学理論はひっくり返されました」 #ナショジオ #宇宙 #nikkeistyle #新着https://t.co/APmOiS70ab
— NIKKEI STYLE (@nikkeistyle) 2017年6月19日